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委員会会議録

質問文書

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平成30年5月臨時会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:池谷 晴一 議員
質疑・質問日:05/18/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○池谷委員
 一括質問方式でお願いします。
 まず、第88号議案の教育長の任命についてでございますけれども、木苗教育長は就任以来、社会総がかりの教育ということで、本県教育行政の推進に大変御尽力をされまして、わが会派といたしましては実績を大いに評価し、今後のさらなる活躍に期待するところでございます。
 そんな中お聞きいたしますけれども、まず教育長人事につきましては従来、高校教育の出身者が教育長になられていたと思います。大学の先生――要するに義務教育とか高校教育でない大学の教授が県の教育長になったということで、教育委員会は大学ではなくて高校教育を所管するわけでございます。4年間やられて、その差といいますか、どういう点がよかったのかも把握されていると思います。その効果というか、評価についてどう捉えているのか、どのように本県の教育行政に生かされたと考えておられるのか、まずお聞きいたします。

 次に、教育現場は非常に課題が多いと認識しております。
 特にその中でお聞きしたいのが、今、大変な問題になっている働き方改革でございます。これは教員に限らず全ての職員、社会全般もそうですけれども、教職員の多忙化とか教員に関わることにどのように取り組んでほしいのかをお聞きしたいと思います。

 もう1点は、第90号議案の専決処分、税賦課徴収条例の一部改正ですけれども、今回の改正により本県の税収にどのような影響があるのかお聞きします。
 以上、答弁を求めます。

○杉山経営管理部長
 木苗教育長の実績について、特に教員出身者でない木苗教育長の実績という点で申し上げますと、先ほどグローバル人材育成基金の話、磐田市をモデルとしたスポーツクラブの話、スポーツ人材バンクの話も出ました。私、教育次長として2年間お仕えをし、改めて強く感じたのは、これまで地域ぐるみ、社会総がかりの教育を静岡県は掲げてまいりましたけれども、本当に地域の人材や地域の力をどう生かしていくのかという具体策について、いまいちつっこみが足りなかったのではないかと思います。グローバル人材育成基金の立ち上げにつきましても、木苗教育長でなければ、これほど広範な政財界からの御支援をいただけなかっただろうと。もしくはそういう発想もこれまでの教育委員会からは出てこなかったということでございます。これまで産業界、県民から1億円近い貴重なお金をいただきましたけれども、そうした発想の転換ということでは、今までとは違った視点の推進がなされたものと理解しております。
 それと重要な課題についてでございますけれども、9番委員も既に御存じのとおり、教員の多忙化を受けて、県下3地域においてモデル校形式で、特に義務教育に焦点を当てて教職員の多忙化の改善に努めてまいりました。この4月には特に中学校の教員を中心に、多忙化の大きな課題とされている部活動のガイドラインを出したところでございます。
 ただ、このガイドラインは総量規制をしてございますけれども、具体的に県立高校なり中学校でどうガイドラインを守っていくのかは大変重要な問題であり、強いリーダーシップが求められております。これは木苗教育長が一番の課題とされていると理解しております。また木苗教育長は経済格差がそのまま教育の格差につながる問題について非常に関心を持ってございます。その具体的な解決策として去年からしずおか寺子屋ということで、特に経済的に恵まれない方々の学習補助の取り組みもされてございますけれども、特に木苗教育長の今後の抱負としては経済格差が教育格差につながるような問題、教員の多忙化の問題について力を発揮されていくのではないかと理解しております。

○杉澤税務課長
 第90号議案に関連して、税収への影響についてお答えいたします。
 今回の改正により、ガス供給事業者のうち課税方式が変更になりますのは9法人でございます。これらの法人につきまして、平成28年度の決算をもとに試算したところ、合計で4600万円程度の減収が見込まれております。
なお、改正については平成30年4月1日以後に開始する事業年度分から適用されることから、法人の決算時期を考慮いたしますと、税制改正の影響があらわれるのは平成31年度からとなります。

○池谷委員
 教育長に対する教職員の評価はどう考えられていますか。教職員が教育長をどのように評価しているのか客観的にお答えいただきたい。

○杉山経営管理部長
 一般の教職員の教育長に対する評価については、なかなか端的にというのは難しいですけれども、断片的な評価かもしれませんが木苗教育長は皆様も御存じのとおり人柄的に非常に肩肘張らずにお話をできる方であり、普段からランチミーティングという形で一般職員とも御飯を食べながら意思疎通をしています。現場につきましてもなるべく外へ出ようということで、一般の職員から直接話を聞きたいという姿勢でおられましたので、教職員からは教育長というよりも、非常に話がしやすいトップの方という評価を得ているのではないかと考えております。

お問い合わせ

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電話番号:054-221-3482

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