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委員会会議録

質問文書

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令和5年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊丹 雅治 議員
質疑・質問日:03/02/2023
会派名:自民改革会議


○伊丹委員
 一括質問方式にて質問させていただきます
 まず初めに、富士山富士宮口5合目の来訪者施設の整備について伺いたいと思います。
 こちらの建設工事については、私が言うまでもなく標高が2,400メートルであり、また電源などのインフラ整備も整っていない中で冬は道路も閉鎖されてしまう、まさに難工事が予想される場所であります。そういった中で県当局からはECI方式の導入を検討しているという話がありました。このことに関してサウンディング型市場調査の公募をされたと伺っていますが、この公募及び調査の状況についてお伺いしたいと思います。

 次に、建設委員会説明資料58ページ、“人・地域をつなぐ道”緊急対策事業について伺いたいと思います。
 こちらの事業は、平成13年度から緊急対策事業として実施されています。私も大変評価している事業でありますが、今回は人と地域をつなぐことをキーワードに令和5年度からの2か年で実施されると聞いています。
 地域のニーズなどを的確に捉えて、多様なニーズに対応すると資料にありますけれども、まずどのようなニーズがあってそういったニーズに対して具体的に何をしていくのか、分かりやすく教えていただければと思います。あわせてその目的と内容を伺いたいと思います。

○青野交通基盤部理事(建築担当)
 富士宮口5合目来訪者施設整備に関するサウンディング調査の状況について説明いたします。
 サウンディング調査には、県内外から7社の応募がありました。2月14日から28日の間にECIの技術協力業務の参加条件や同種工事の受注実績、それから技術提案などについて、対面またはオンラインにより聴き取り調査を実施しました。
 全ての参加者が本工事は難工事であるという見解を示しましたけれども、技術者として挑戦しがいがあるとか富士山での施工実績は社としてPR効果が期待できるということで、ECI方式で実施する場合5社から参加意欲があると回答を頂いております。また本案件についてECI方式の適用が有効であると回答したのは6社、設計から協力する人的余裕がないということで1社は不可という結果になっておりました。さらに全ての参加者から本案件の諸課題に解決するための技術提案が可能であると回答も頂いております。ヒアリングの中で、既にいろいろと例示も示していただける業者もありました。
 以上のことから、本案件についてはECI方式の適用が可能で有効であると判断しまして、ECI方式を導入して進めてまいりたいと考えております。

○山梨道路企画課長
 新型コロナウイルスによりライフスタイルが多様化し交流や観光に対するニーズが変化する中、人々の移動において密を避ける徒歩や自転車による移動が増え安全な移動空間が求められております。
 観光におきましては、地域の魅力を発見するマイクロツーリズムなど周遊観光を促進させる環境整備が必要となっており、本県が人々から選ばれる地域づくりを推進するため、ニーズに対応した地域の魅力を高める道路環境整備を行うものであります。
 具体的には、安全な移動空間の創出として歩道の段差解消や歩道整備、県内の周遊観光に向けた環境整備として防護柵の更新や木の伐採など、にぎわい拠点へのアクセス整備として局所的な拡幅、道路情報板のLED化を実施してまいります。
 また新たな取組といたしまして、鉄道の駅から徒歩圏内の交差点の無電柱化を新たに進めてまいります。

○伊丹委員
 ありがとうございました。
 再質問させていただきますけれども、まず富士宮口5合目の来訪者施設整備ですけれども、ECI方式を導入されるということですが、今後のスケジュールが分かったら教えていただきたいと思います。

 “人・地域をつなぐ道”緊急対策事業に関しては、具体的な内容が分かりましたので、選定方針の考え方についてお聞かせください。

○山本建築工事課長
 今回実施した調査の結果を参考にECI方式による設計技術協力業者の公募条件や具体的な仕様を決定し、来年度早々にプロポーザル方式により設計技術協力業者の公募を開始したいと考えております。

○柳原道路整備課長
 選定箇所につきましては、緊急性や即効性などを踏まえ、例えば安全な移動空間の創出に当たりましては駅やバス停周辺等における歩行エリアなどを選定しております。また県内周遊観光に向けた環境整備におきましては、視認性向上や安全性確保が必要な交通結節点と地域のにぎわい施設等を結ぶ道路などを、にぎわい拠点へのアクセス整備ではにぎわい施設や観光施設周辺等の道路整備等を選定しております。

○伊丹委員
 ありがとうございました。
 最後に要望です。富士山富士宮口5合目の来訪者施設整備でありますけれども、先ほど青野交通基盤部理事(建築担当)から力強い答弁もありまして、ECI方式を導入されるということですが、私もコスト縮減と工期短縮を期待していますので、ぜひともしっかりと県のシンボルである富士山ですから、万全な工事を進めていただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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