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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:03/08/2021
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 大きく2つ分割質問方式でお願いします。
 危機管理くらし環境委員会説明資料43ページの地球温暖化対策実行計画ですが、代表質問でも取り扱わせていただきましたが再質問できなかったので確認したいと思います。
 まず、実行計画の策定について、市町もこれに準じたものをつくるんじゃないかと思うんですが、これに対する県の役割、市町との整合性についてどのように考えているかお聞きします。

○清環境政策課長
 地球温暖化対策推進法によりますと、都道府県、政令市、中核市は実行計画の区域施策編の策定が義務付けられており、その他の市町については努力義務とされております。
 現在、地球温暖化対策実行計画を策定している県内市町は16市町であります。今年度、浜松市、沼津市、富士市等5つの市で計画の見直しを行っております。県では例えば環境審議会の委員、温暖化対策実行計画策定部会の委員として職員が会議に参加し、国や県の考え等をお伝えし、市町と情報共有を行っているところであります。
 現在見直しの行われている市町につきましては、脱炭酸素社会に向けた国内外の動向等も踏まえ、地域の自然的、社会的条件に応じた施策を検討していく予定と伺っております。

○鈴木(澄)委員
 政令市、中核市、県で言えば静岡市と浜松市はつくると思っておりますが、県でつくる数値目標で削減目標を設定することでより具体的にここらの数値を示していくわけですけれども、各市町が積み重ねをした結果の数値目標があり、その上で県の目標があるべきではないかと考えていますが、県が各市町に対してどんな目標設定かというのは、政令市だけではなく他の市町とも整合性を取る流れをつくらないといけないと思うんですが、そこについてどのようにお考えかお聞きします。

○清環境政策課長
 実行計画策定における目標設定の仕方について、現在の地球温暖化対策実行計画を策定するに当たり、国が行う施策と県が行う施策を積み重ね、数値目標を設定しております。今回策定する次期計画についても同様の考えを取る予定でおります。
 また、市町においても計画策定を進めておりますが、必ずしも全ての市町でこの地球温暖化対策実行計画が策定されているわけではないため、策定している市町の目標値は県でも参考とさせていただきながら、県と市町が連携して静岡県全体の温室効果ガス削減に取り組んでいくよう調整してまいりたいと考えております。

○鈴木(澄)委員
 静岡県が静岡県全体を見ながらの削減目標になると思いますので、説明を聞いていて半分は分かるんですが本当にそれでいいのか、実効性のあるものになっていくのか。目標だけ掲げてどのような対応を取ったならばこの数値目標が達成できるのかということだと思います。
 市町によって状況が変わります。例えばこの説明資料の最後に、施策の方向性で吸収源としての森林整備・保全というのは、例えば森林が多いところ多くないところ、工場が多いところ多くないところのように地域の特性があると思いますので、県としてしっかり方向性を見極めながら、市町に確認をしながら目標が達成できるようにぜひとも進めていただきたいことを要望します。

 次に、令和3年2月県議会定例会議案説明書34ページの令和3年度当初予算関係でお聞きします。
 環境政策費の中の静岡の海の生物多様性を育む事業費ですが、この事業について具体的にどのような取組をしていくのか説明を求めます。

○清環境政策課長
 こちらの事業費は、「森は海の恋人」水の循環研究会の研究に関する経費であります。
 今年度は全体会を2回開催予定で、陸域部会、海域部会を2回ずつ開催しております。
 今年度の成果としましては、森から川を伝って海につながる物質のシミュレーションモデルの構築を行っております。
 来年度は、モデルの精度向上を図るとともに海域の調査を行い、そうした情報も取り込みながら県の施策に反映してまいりたいと考えております。

○鈴木(澄)委員
 最近、水と海の資源の関係で気になっているのがサクラエビのケースです。こういうものがより具体的に県民に近いところで関心があるものと捉えたときに、この事業がそれとどのような関わりを持ってくるのか。全く違う次元での事業なのか、そういうところに反映されるのかについてお聞きしたいと思います。

○清環境政策課長
 現時点で、サクラエビのところに反映するかどうかは確定しておりませんが、少なくとも森から流れ出す物質が海でプランクトンの生育にどのような影響を与えるかというところまでを解明していきたいと考えております。
 こちらにつきまして、森林部局や水産部局などの関係部局において施策への反映を検討していただく予定としております。

○鈴木(澄)委員
 この分野では、くらし・環境部が専門知識を持ってリーダーシップを取り、体制も持って取り組んでいると思いますので、県全体の事業としてのありようとして、県民生活にその成果が生かされるようにお願いしたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp