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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年2月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:池谷 晴一 議員
質疑・質問日:02/12/2013
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○池谷委員
 まず、安心こども基金の積み増しですけれども、この取り組み状況を見ますと、平成21年度から平成24年度、要するに4年間で執行額が87億円ということになっております。今回積み立てをして平成24年度末残高で58億円ということでございますけれども、これが実施期限の平成25年度末――要するに来年3月末ですけれども、これが果たして執行できるのかというのがちょっと心配というか。県が幾ら補助をつけてやっても施設あるいは市とかそういうところで裏負担も生じるわけで、お金はあるんだけどいろいろな外的な環境も整備しなきゃならないということもあるかと思います。そういう点をちょっとお聞きしたいと思います。

 それともう1点。自殺対策ですけれど、専門家による個別相談の実施が基金の活用対象になっております。この専門家というのは精神科の医師等だと思うんですけれども、静岡県においては精神科の医師が充足しているのかということ。それと専門家には医師以外にどんな方がおられて、これらも充足しているのかという点、この2点についてお尋ねをいたします。

○望月こども未来課長
 安心こども基金の使い道なんですけれども、ハード事業――保育所とか認定こども園の整備についての補助というのが、実は大きなウエートを占めております。この事業につきましては、今国では平成25年度着工分についても認めるような形になっていますので、経費的に言いますと平成25年度、26年度の経費についても用意しておくというか、財源として持っている必要があるというふうに考えております。
 もちろん施設整備につきましては、待機児童解消に向けて最大限定員を増加させるというのが大事なものですから、市町の積極的な取り組みを促すということも含めて、お金としてはそれに間に合うような額を用意しておくということで考えております。
 したがって、結果としてどのぐらい余るのかというところがちょっと今のところではわかりません。とにかく市町の取り組みの促進ということに努めていきたいと考えております。以上です。

○松井精神保健福祉室長
 まず、1番目の精神科医が充足しているかどうかという御質問ですけれども、県下に精神科病院がありますが、いずれも精神科の医師の基準数は満たしておりまして、制度上では現在は充足している状況であります。
 ただ、その幾つかの精神科病院以外の診療所やメンタルクリニックなどは、都市部を中心にかなりたくさんあるんですが、患者さんが多くて待ち時間が長い、患者数もふえているということもありまして、そういった面では若干足りないかなというところです。しかし何人ぐらい足りないとかそういった具体的な数字はちょっと持ち合わせていない状況です。
 それから、個別相談のその他の職種ということですけれども、そういった精神科関係だけでなくて、例えば市町でやっている無料相談であるとか法律相談等は、弁護士であるとか司法書士といった方々の応援を得てやっております。そういったことで、さまざまな職種の相談を今実施している状況です。以上です。

○池谷委員
 ありがとうございます。
 安心こども基金で今回16億円積み立てるということですけれど、今のお話の中で、この16億円の積み立てについて、もう市町から具体的に相談が来ているとか、具体的なことがあればちょっと教えていただきたいと思います。

 それと、自殺対策の関係です。
 このお医者さんと病院の話は聞きましたけれど、個別相談事業そのものに対しては人員が充足しているのかということが1点。

 また、静岡県の精神科の先生の数というのは全国で何番目ぐらいになるんですか、そういうのは把握していますか。医師全体はまだまだ不足しているというのは把握していますけど、精神科という捉え方でいくとどうなのかというのを、もし数値があればお聞きしたいと思います。以上です。

○望月こども未来課長
 今回の16億円のお願いにつきましては、国の補正予算に絡んでやっておるんですけれども、この国の補正予算につきましてはソフト事業が対象になっております。済みません、先ほど私が説明した58億円のところの主な使い道というところで言えばハード事業なんですけれども、16億円に関しましてはソフト事業ということです。
 今、新規のハード事業で施設整備をどんどんやっているもんですから、これからもどんどんやっていくと保育士の確保というのが当然必要になるということで、ソフト事業に係るものとして保育士確保対策をやっています。財源の充当ということなものですから、具体的なニーズとか要請というのはまだ私どもも把握してないものですから、ここについてはまた当初予算等でお願いをしていきたいと思っております。以上です。

○松井精神保健福祉室長
 まず、個別相談の人員が足りているかどうかという御質問です。
 個別相談をどのように捉えるかということもありますが、例えば各保健所で精神保健福祉総合相談等を定期的にやっております。そういったときには、地元の精神科の医師に御協力いただいて、充足している状況です。
 そのほかに、市町等がやっている、先ほど申し上げた法律相談等の個別相談につきましては、年数回ということでそのときに必要な弁護士や司法書士、そういった方々に来ていただいてやっているということですので、個別相談について人員が不足してできないという状況はございません。

 それから、精神科医師の人数が全国的にどの程度の順位かということは、申しわけありません、そういったデータがございませんので、ちょっとこの場で申し上げられません。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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