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委員会会議録

質問文書

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平成21年10月海外就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 卓也 議員
質疑・質問日:10/27/2009
会派名:平成21


○阿部(卓)委員
 まず、ちょっとマスコミ関連でお聞きしたいんですが、マスコミに、特に韓国のマスコミに取材をさせるにはどうしたらいいか。それからまた、先ほど来、インターネットが出ていますが、インターネットでヒットをさせやすくするには、どういうキーワードがいいんでしょうか。それと、日本で言う旅行雑誌の「るるぶ」のようなもの、もしくはフランスの「ミシュラン」みたいなメジャーな旅行とか食を紹介している雑誌が韓国にあるのかどうか。まずはそれを教えてください。

○波多腰実氏
 取材に関しては、やはり何かニュースとかあるようなこととかをもとにして呼ぶことは可能だと思います。あと、メディア招請というような形でお金をかけて、先ほどのように取材をして向こうでPRしてもらうという方法もあります。あとは、JNTOの方にもメディアの方からこういう取材をしたいというようなことで――それを広報と呼んでるんですけども――そういったこともあったりするので、それはその都度、静岡県さんの方に連絡をして取材をお願いしたりとかしている場合もございます。
 それから、Webをヒットさせるというのは、これは非常に難しい問題ですね。キーワードに何を入れたらいいかという、そういうことですか。

○阿部(卓)委員
 キーワードがもしあれば。

○波多腰実氏
 それはちょっと難しい質問で、「日本旅行」というのが一番ヒットなんでしょうけど、そこはすごく高いですし。Webとしては――先ほどちょっとお話ししたように――今いろんなブロガーさんとかがいたりするので、ブロガーさんを招請するような事業というのもおもしろいかもしれません。今、向こうは10人に4人ぐらいブロガーなんですね。パワープロガーって呼ばれている方が今いらっしゃいまして、その方というのは――この間逮捕もされちゃいましたけど――すごく影響力があったりするので、そういった方をちょっと呼んで静岡の魅力をちょっと持って帰ってくれないか。ただ、ブロガーさんなんで、こっちからお仕着せても、そのとおりは書いてくれないんで、吉と出るか凶と出るかはあるんですけれども、そういったやり方があるかと思います。
あとは来年度「ビジット・ジャパン・イヤー2010」ということで、JNTOが中心になって、Webでの情報発信を中心に主要12カ国に配信していく予定ですので、そこにそういった情報の設定をいただいて、ヒットしやすいように御協力をさせていただければなというふうに思います。
 それと、雑誌ですが、「ミシェラン」とかのような影響力があるというのは、ちょっとなかなかなくて、先ほどちょっと紹介したような女性誌とか、総合雑誌みたいなもの。ただ、「るるぶ」に似ているようなものでは「AB-ROADコーリアン」みたいな雑誌があって、世界各国の情報を紹介しているような雑誌とかはあります。

○阿部(卓)委員
 それに関連して――先ほど谷委員からも出た話なんですが――1つお聞きしたいのは、JNTOさんが例えば日本を紹介するときに、「温泉、食、富士山がいわば静岡は全部そろってるんだから」ということだったんですが、JNTOさんとか日本を代表して海外へのビジット・ジャパン・キャンペーンをやるところに、「その3つがそろっているのは静岡」だって売り込むためには、静岡県は皆さんにどういうふうに。平たく言うと、静岡県のお金を使わなくても、皆さんが「その代表的なのは静岡だよ」って紹介してくれれば、一番ありがたいわけですが、そうするためにはどうしたらいいですか。

○波多腰実氏
 かなりいろいろこういった形で、JNTOのお金を使って努力させていただいたつもりなんですけれども。十分気持ちは伝わっているので、ちょっと難しい質問ですけど。

○阿部(卓)委員
 韓国に親孝行旅行というのがあると聞きます。この親孝行旅行を集中的に誘致するにはどうしたらよいかというのを、もし方策を持っておられれば。

○波多腰実氏
 親孝行旅行って、非常に難しい市場だというふうに思っています。儒教の国で、親を大切にするという教えが本当に浸透しております。なんですけれども、我々が今、JNTOとして持っているのは、やはりゴールドミス層とか、そういった若い層に日本の魅力とかいうのをしっかり伝えていくことが親孝行旅行を引っ張ってくる。そこをテーマにして親に訴えたり、子供に「連れて行きましょう」というよりは、そちらの方が今有効なのかなというふうに思っております。まだ、韓国は親とか上の方も反日感情の高い方もいたりしますので、なかなかその辺のところに切り込んでまではどうかというのは、よく議論しています。

○天野(進)委員長
 まだ御質問あるかもわかりませんが、きょうはここで終了したいと思います。
 波多腰様には本当にお忙しい中、ありがとうございました。大変に忌憚のない質問をさせていただきました。それに対して誠意を持ってお答えをいただきましたことを改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 それでは、ここで休憩いたします。
 開会は13時15分といたします。

( 休 憩 )

○天野(進)委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を開催いたします。
 本日、お二人目の有識者として金兩基(キム・ヤンギ)先生をお願いいたしました。皆様方にプロフィールはお配りしてありますが、これまで日韓文化の交流に大変な御協力をいただき、そして指導いただきながら今日に至りました。大変に豊かな経験を持っている先生でございます。そうした経験に基づいて皆様方にお話しをいただき、その後御質問をしたいと思います。
 それでは、金先生に一言申し上げます。
 本当に、きょうはお忙しい中をありがとうございました。委員会を代表して、一言お礼を申し上げます。どうぞ先生には――言わなくても忌憚のない意見を申し述べる方でありますけれども――忌憚なくいろいろと御指摘をいただきたいと思います。約45分ぐらい先生から御意見をいただき、その後委員からの質問にお答えをいただきたいと思います。
 発言については、私の指名を受けてからお願いいたします。また、御意見を述べる場合には着席したままで結構でございます。
 それでは、金先生よろしくお願いします。

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