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委員会会議録

質問文書

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平成25年10月富士山保全・活用特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:森 竹治郎 議員
質疑・質問日:10/11/2013
会派名:自民改革会議


○森委員
 お尋ねします。先ほどの御説明の4番目、今後の富士山のあり方について記載が出ています。最初に環境保全が最優先とある。今回静岡県、山梨県の県民の皆さん、企業を含めても、入山料に関しても8割が妥当、これは私自身もよかったなと、ある面では感じているわけです。この背景になるところをもう少し御説明いただければありがたいと。
 それから同じように2点目は、その下のこれもまた観光客は景勝地など周辺地域に誘致と。これも3点にわたって記載されているわけです。私は先ほどのお話でこれに非常に感心を持った。これもまさに観光誘客は景勝地など周辺地域に誘致と、こうすることによって静岡県の観光振興に大きな役割を世界遺産登録が果たすのではないのかと、そういう期待もしているわけでして、例えば私たち県議会も海からの富士山、カーフェリーから眺める富士山、これをもっと国の内外の皆さんに知ってもらおうということで当初予算4000万円を創出しました。このことが大きな成果になってあらわれてきてるのかなということは、先般、船会社のほうからも前年対比で4割ぐらい伸びたと。これはやはり世界遺産登録効果という4000万円で新たな観光商品をつくって、それを発表したのです。そういう効果が望ましい方向に出てきているのかと私は思っているのです。
 それで、私自身も静岡県内たくさんの観光地がありますので、富士山を眺めて、そして県内の宿泊地などに泊まっていただくと、こういう新たな観光商品を県の観光当局もつくってほしいと、旅行会社等にも働きかけてほしいという話をしてるいのですけれども、今回の調査に当たって、こちらについてももう少しお話をいただければありがたいと思います。

○塩野敏晴氏
 まず最初の環境保全が最優先であるということです。これもアンケートでも今後のあり方ということで4割なのですけれども、やはりその背景にありますのは富士山が象徴として非常に高い意識を持たれているということがあって、また世界文化遺産に登録されたこと、世界的に認められたこと、それ自体に対しての非常に高い評価であったということは、やはり県民の皆さん、国民の皆さんにとって富士山の環境保全というのが一番大事であると。世界遺産に登録され続けるためには環境も守られていかなければならないし、富士山の景観を保持するためにもそういう適切な環境、山腹が荒らされたらいけないというものもあると思うのです。そのために必要な措置はとるべきだし、入山料というのも取るべきではないか。入山料というのは財源を確保するというのもあるし、もう1つが少しハードルを設けて登山者数を抑えるという効果もあると思うのです。そういう両方の効果から、この1,000円が安過ぎるというのは、そういう効果を考えるのだったらもう少しハードルを上げてもいいのではないかという、それぐらい強い意識を持って入山料は取るべきだというふうに見られていると思うのです。
 ただ一方で、これは自由回答にもあったのですけれど、使い道をしっかりするべきだという自由回答もありましたし、また徴収の方法も何か登山者の善意に頼っているような部分もあるのですけれど、その辺をもう少し方法をしっかり取るなら取るで全員からもれなく取るような方法を考えたほうがいいのではないかというような形もありましたので、その辺は今後の検討課題かなということもあると思うのですけれど、いずれにしましてもそういった財源もしっかり確保した上で環境保全をしていく、その方策をしっかり考えていくのが非常に重要ではないかというふうに考えます。
 それから観光に関してなのですけれども、今フェリーから見るというような話もありましたし、やはり富士山というのはもちろん登山も人気ですけれども、見るものとして非常に人気があるわけです。いろいろな見え方があっていいと思うのです。富士山ほど見ることが特別な対象というのは、こんなところから見えるということで三重県の夫婦岩から見えると、そういうのが話題になる山というのは富士山ぐらいではないかと。全国各地に富士見という地名もあるのですけれど、それもやはりそこから富士山が見えるというのにそれだけ強い印象があるということで、見る対象、先ほどから私も言っているのですけれども、いろいろな見え方がやはりあって、それが観光客にとっての選択肢にもつながるわけですので、そういったようなフェリーから見えてというのもいいですし、三保松原からの富士山というのもいいし、そういった見える観光、観光商品として選択肢をふやすという意味でも、もっとこんな意外な場所から見えるというのをPRしてもいいのではないかというのも考えます。

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