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委員会会議録

質問文書

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令和2年9月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 節子 議員
質疑・質問日:09/04/2020
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○鈴木(節)委員
 倉井先生、ありがとうございました。
 PCR検査の必要性についてですけれども、先ほど先生のお話の中にも、感度と特異度とともに100%ではないというお話もありまして、私が事前にお伺いした中でもお答えを頂いてはいますけれども、私が聞きたかったのは、クラスターが発生した場合、特に若い方は症状、無症状の方が多いということで、例えば接待を伴う飲食店などで、若い方が出入りするところなどは、そこでクラスターが発生した場合は、症状がなくて、自分の自覚症状がないのに、市内を自由に行動されているということを考えると、その地域に限定してその職種の方たちだけ、お客さんと限定してPCR検査を網羅的に、重点的に行うということであれば、必要だと解釈してもよろしいでしょうか。

○倉井華子参考人
 PCRの意味というのは多分2つあって、陽性者、潜在的な陽性者を見つけ出すことと、あとは1つ、安心感につながることが大きいと思います。医療の面とその患者満足度というところからだと思いますが、前者のほうからお話しさせていただくと、対象を絞って、リスクが高い方に対してPCRを行うということは、患者さんとか、感染者を早期に発見できることから必要性はあると思います。ただ、PCRというのも非常にタイミングが難しいのが現状でして、その日が大丈夫でも2日後に再検査すると陽性になることがあります。あと、例えば浜松の事例でもあるんですが、PCRで陰性であれば、もううちの店は大丈夫という保障になってしまうと、また広がる可能性がありますので、PCR検査とともに、その広がらないための感染対策を徹底するという、その2つがやはりセットになってくるかなと思います。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございます。
 それで、このコロナについては、高齢の方がかなり症状が出たり、重症度が高いということで、例えば高齢者施設の場合、その施設内感染を防ぐという意味もありまして、その入所者さんだとか、そこの従業員の方たちに限定して、検査を行う必要性もあると思うんですが、今日の新聞だと、東京都が高齢者や障害者の施設で15万人PCR検査を実施ということで、入所されている方じゃなくて、新しく入る方に検査するということも書かれていますけれども、高齢者施設での検査の必要性については、どうなんでしょうか。

○倉井華子参考人
 恐らく流行状況によると思うんですが、例えばこの新型コロナというのは、本当に1週間、2週間で終息するものではなく、月単位とかで継続して行っていかなければいけない検査だと思うんです。マンパワーとコストの面もありますので、流行してきたタイミング、市中の流行状況で、数カ月流行している間にわたって、その施設の新規入所者に対して検査をするという対応は、拡大を防ぐ意味では有用だとは思います。ですので、あとはそのコストとマンパワーの問題になってくると思いますけれども、対象を絞って、期間をある程度、流行している間に持続可能な計画を立てていただく必要があるかなと思います。

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