• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年6月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:堀江 龍一 議員
質疑・質問日:08/03/2009
会派名:自由民主党県議団


○伊藤委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
 質疑等を継続します。
 では発言願います。

○堀江委員
 一般的な質問からします。
 8月27日に完全運用する滑走路工事の内容は先ほどお聞きしましたけども、外した灯火等はどういうふうにするんですか。まず1点。

 それから、空港の利用状況についてちょっともう少し具体的にお尋ねいたします。
 まず資料の上海便の座席数。搭乗者数が書いてないんですが、47.6%という搭乗率だけ書いてあるんですが、この辺はまだ資料がそろってないのかどうなのか。

 ただチャーター便についてですが、台湾、香港、マカオ、これは何便ずつぐらい来てるんですか。それから大連、スイス、これは1便でこんだけ大きな飛行機が来てるのかどうなのか。この辺をちょっとお尋ねします。

 それからこの搭乗者数でいくと、定期便のほうが当然多いんですけども、チャーター便のほうが搭乗率は完全に上で、機材とか乗員とかこういうものの手配が大変だと思うんですが、戦略的にいくとチャーター便をまず確保して、それを定期便に変えるような策でいったらどうなのかと思うんですが。

 また、チャーター便については国際線ばかりなんですけども、国内線はこのチャーター便というのは活用できないのかどうなのか。機材とか各会社の運営上の問題があると思うんですが、この辺いかがなものでしょうか。

 それから就航率についてなんですが、ダイバート数を見ますと、国内線は23便、国際線は3便。こういうふうになってるんですが、たまたま国内線のほうが便数が多いからこうなったのか、国際線は無理やりおりてきちゃったのかどうなのか。

 それから、欠航数は国内線も国際線もほぼ同じような感じできてるんですが、欠航の内容をちょっとお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから、駐車場2,000台無料で開放しておりますけども、駐車場を無料開放してこの搭乗者の利用度合いっていうのはどの程度あったのか。また、2,000台の中での活用がどういうふうにされてるのか。
 先ほど6番委員から見学者が大変多いと、こういうことでございますけども、その辺の状況はどうなのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから、先ほどのダイバート数の問題なんですが、何かちまたでちょっと聞きますと、航空管制の問題もあるというふうに聞いてるんですが、今後航空管制で問題があるようなことがあるのかないのか。静岡空港の安全性が一番だというふうに思うんですが、そういった点いかがでしょうか。

 それから、先ほど航空貨物でこれから今後の問題が出てくる。また、小型のビジネス用のセスナとかそういうものの利用での問題が出てくると思うんですけども、空港の土地利用、貨物の利用のための土地の余裕があるのか。
 また、今後格納庫とかいろいろそういった問題も出てくる、飛行機の整備上のそういった土地が必要になってくると思うんですが、そういう有効に使えるような土地がどの程度空港にあるのか。余剰地というとちょっとおかしいと思うんですけども、そういったものがどの程度あるのかお聞かせいただきたいというふうに。以上です。

○勝山空港部理事兼整備室長
 最初のお尋ねの完全運用になった際に撤去した航空灯火についてのいわゆる再利用といいますか、利用できるのかというお尋ねだと思いますが、撤去しました航空灯火につきましては、いわゆるランプの部分については、当然2,500メートルの滑走路のところに、再利用といいますか、転用できるものが幾つもございますので、それにつきましては、例えば進入灯台の灯火ですとか旋回灯の灯火それから末端識別灯ですとか、そういうような類の灯火につきましては、いわゆる保用品として、今現在も灯火をある一定の期間使ったら、それを例えば洗浄したりしてまた再利用してるわけですけれど、そのための保用品としてストックがありますので、そのストックの中に加えて再利用をできるだけしたいと、このように考えております。

 それから就航率で、国内線の欠航とかダイバート、そちらのほうが多いという御指摘でございましたが、これにつきましては、やはり航空機の運航ダイヤが影響しているものと考えております。
 といいますのは、やはり朝ですとか晩ですとか、風がやむときには、どうしても霧が発生したりして視界が悪くなることが通常ありますので、その時間帯に航空機の着陸ダイヤがありますと、どうしてもそちらで影響を受けやすいのかなと。
 たまたま静岡に就航しております海外路線というのは、昼前後で朝とか晩とかは若干外れて、比較的条件のいいときに着陸をしておりますので、国際線については若干欠航とかダイバートになったりする率というのが国内線に比べると少ないのかなと、このように考えております。

 それからもう1点、同じくダイバートの件で、航空管制が問題となってるのではないかというお尋ねでございますが、これはやはり天候上の問題でありまして、特に管制のことが何か理由になって、就航率がダウンをしているというようなことはないと私どもは承知しております。

 それからもう1点、2,000台の駐車場の活用状況でございますが、詳しく例えば搭乗者について厳密に車の台数をカウントしているわけではございませんが、私どもが実際に駐車場を管理してる富士山静岡空港株式会社の運用の仕方を見ていますところですと、一番メーンになりますターミナルビルの向かいにあります第1駐車場、約1,050台ぐらい駐車できるスペースがあるんですが、ここに基本的には搭乗者、送迎の方も含めて誘導をしているように承知しております。
 その利用の台数を見ますと、1,000台がすべて満杯になったというようなことは今まで聞いておりません。大体700台とか800台ぐらいがマックスで使われておりますので、搭乗者それから送迎の方々はおおむねそのぐらいの台数になってるのかなと。
 当然のことながら、何日間かとめ置く方も含めて、700台とか800台が利用者のマックスになっていると、このように承知をしております。それ以外の台数を含めて2,000台。それから関係者の駐車場も700台ぐらいは用意していますが、今のところ、おおむねその台数の中でうまく切り盛りといいますか、利用をしていただいていまして、見学者も含めて空港に行ったけどとめられないというような――若干渋滞が起きたにしても――とめられないというような報告は受けておりませんので、大体用意した駐車場の台数で足りているのかな、充足してるのかなと、このように受け取っています。以上です。

○岩城就航促進室長
 利用状況についての御質問です。
 まず上海線について、提供座席数、搭乗者数がないのはどういうことかということなんです。
 この委員会資料7ページの利用状況については、航空会社から数字を提供いただいたものを集計しております。各社御提供いただいてる中で、中国東方航空様から具体的な数字は出さないでくれというお話がありまして、搭乗率だけの数字をいただいております。これは7月末まで、開港から7月末までの間で搭乗率は47.6%でしたと、そういう数字をいただいておりますので、ここに掲載をしたものであります。

 それからチャーター便について。これは、台湾、香港、マカオ、大連がございますけれど、まず台湾については、これ6月には台北との間で4往復あります。ですから、1往復で来て帰ってということで2便のカウントをしておりますので、4往復8便と。それから、同じく今の台湾チャーター便の中には、7月に高雄から来ておりますものが8往復16便入っております。ですのでこういう数字になっております。
 それぞれ乗ってきた方が何人、これに乗って帰られた方が何人というカウントを合計したものがこの数字になっております。香港、マカオ4往復ずつ。大連は行って帰ってですから、これ2往復になります。スイスはこれも来て、またそれから戻るという形で1回の御利用なんですけれど、形でいえば2往復という形になります。それぞれそういう形で乗ってきていただいた、あるいは乗って出られた方の数を合計した数字であります。

 それで、定期便に比べて数字がよいのではないかというお問い合わせでありまして、これはもともと旅行業者のほうで、その便を何日に出して何日間で日本を回って帰るという、そういう旅行の募集の仕方をしておりますので、限られた日時に集中してお客様を集めやすいということもありますので、チャーターしますとかなり費用が何千万円単位でかかるということで、旅行業者のほうも集中して、穴を出さないようにということで一生懸命営業を確保するということで、一般的には数字が上がるものというふうに理解をしております。
 現在静岡空港については、ソウルで2便、上海1便ということでやっておりますけれど、こういうことで、チャーター便で実績を積んで、これだけの需要があるんだということが示されれば、いずれ定期便化に移行できるという形で、各地方空港も皆さん頑張ってやっていただいてるということなもんですから、本県におきましても、こういう形でチャーター便で実績を積んで、いずれ定期便化ということで利用拡大に努めていきたいというふうに思っています。以上です。

○芝田総務室長
 航空貨物また小型機の受け入れ等に関しまして、空港の土地利用に余裕があるのかというお尋ねでございます。
 まず航空貨物につきましてでございますけれども、現在既に旅客ターミナルビルの西側になりますけれども、3,500平方メートルのエリアを貨物ターミナル地区ということで地区設定してございます。
 その中に富士山静岡空港株式会社が建設をして、全日本空輸が借り受けております貨物上屋138平方メートルが建っておるのが現状でございます。
 ですから貨物ターミナル、航空貨物に関しましては、現在設定しているエリア内では若干まだ面積的な余裕はありますけれども、今後貨物上屋の増設等も希望もあるやに聞いております。また、その他関連する貨物関係の施設等について、どういった施設を導入していくかということになりますと、この面積で足りるかどうかということは、検討課題ということになっております。
 それと小型機の受け入れ関係でございますけれども、既に今回の委員会の資料の中にも入れさせていただいてございますターミナル地区西側の整備事業費ということで、1億8360万円予算を頂いて今年度基盤整備等をやるということでございます。
 これの中身でございますけれども、小型機の格納庫整備、これが大体2.6ヘクタールそれと空港の関連施設の導入を図っていこうという土地、これが2ヘクタール余りでございますけれど、こういったところの地盤改良を含めた基盤整備を今年度やってまいりたいというふうに考えております。
 土地利用につきましては、御案内のとおり余り余裕はございませんけれども、関連する施設につきましては、こういった事業もしくはもう既に設定してあるエリア内について、着実に一つ一つ展開を図られるようにというふうに考えております。以上でございます。

○白井空港部理事(空港運営・就航担当)
 国内線でチャーター便が活用できないかという御質問がございましたが、チャーター便を運航するということになりますと、かなり広報をしてしっかり集中的にお客様を集めるものですから、できるだけ大きな機材で飛ばしていきたいというのが本音だと思います。
 そうなりますと、国内で大きな機材を飛ばせる路線というのははっきり言いまして、定期便が就航しているところということもございます。それからまた、そういうところに回す機材としては、かなりもう各エアラインが集中的に大きな機材をそういうところに投下しておりますので、チャーター便に見合うような余剰の機材がないというようなこともございます。
 ただし最近の地方空港、地方路線撤退の流れの中で、例えば冬ダイヤからもう撤退してしまいますとか、夏ダイヤから撤退してしまいますというようなことを決めたところでも、その一、二年前から修学旅行で使おうとか、こういう大きな団体で使おうという予定が入っていたようなところに関しましては、撤退したエアラインがその修学旅行のためのチャーター便というような形で飛行機を飛ばしている事例はあると承知をしております。

 それから欠航数、欠航の内訳ということでございますけれども、基本的には空港周辺が濃霧等により気象状況が悪く着陸できないがために、静岡空港発の航空機便が欠航ということになることが基本でございますけども、一例として機材の故障――調子が悪くて小牧空港に着陸した例と、それから、福岡空港が水害により出発できないことによって静岡空港に飛んでこれなかった事例があったと承知をしております。以上でございます。

○堀江委員
 完全開港に向けて多額の追加の費用を出したわけですから、使える物は十分きちっと保管していただいて、空港の安全のために使っていただきたいというふうに思います。

 それから国際線のチャーター便ですけども、これは台湾とか香港とかマカオとか、外国の人が多いのか、日本人がどの程度利用してるのか。

 それからスイスの飛行機なんかで、ジャンボ機――大きなやつが飛んできて、あの空港にも大きな飛行機がおりたっていうので、周りの人、見に行った人がびっくりするぐらいの、ああいう大きい飛行機も静岡空港はおりれるんだと。
 逆に先ほど6番委員から、飛行場に2回も3回も見に来る人がいるっていうくらい、ああいう大きい飛行機が飛んでくると、みんな物珍しさに見に行くと思うんですけども、そういう広報をもうちょっとしっかりやるべきだなというふうに思うんです。マスコミがいらっしゃるけど、マイナスの報道はしっかりやってくれるんですけど、プラスの報道はやってくれませんので、その辺は空港部でしっかりとやっていくべきじゃないかなというふうに思うんですが、どうでしょうか。

 それから、駐車場2,000台あって1,000台程度しか使われてないというふうな感じなんですけども、駐車場をもう少し活用するようなことも考えていったほうがいいんじゃないかな。
 ターミナルに行ってみますと、食堂というか飲食を伴うところは1箇所しかなくて、大変大勢の人が詰めかけてくるにも、何かお昼時やなんか困るんじゃないかなと思うぐらいなので、その辺をもう少し活用を図っていただく必要があるんじゃないかな。島田に周辺整備をすることも大事だと思うんですが、当面の活用を考えていくべきじゃないかなというふうに思います。その辺いかがでしょうか。

 それから、なかなかすぐに貨物の利用とかそういうことはできないと思いますけども、貨物を利用する場合に、空港整備をどういうふうにしていくかぐらいの計画あるいは調査は必要だと思いますけども、その辺の調査を今からしておいていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
 静岡空港を活用する場合に、他の空港ではどういうふうに貨物をやってるか、そういったことの調査はしておく必要があると思いますので、お金をかけなくても調査ぐらいはできると思いますので、その辺いかがでしょうか。

○岩城就航促進室長
 チャーター便についての御質問です。
 外国人が多いのか日本人が多いのかという御質問だったと思いますけれど、基本的にチャーター便がどういう性格で飛ばされているのかということによるものであります。
 例えば委員会の7ページの資料、香港のチャーター、これはアウトバウンドを目的にしておりますので、静岡に住んでるお客様を乗せて香港へ行って観光をする、そういうパターンになりますので、これはほぼ日本人のお客様。それから、その上の台湾チャーター、これも6月に静岡と台北の間で実施いたしましたものは、これはアウトバウンドということで、静岡のお客様を乗せて台湾へ行って観光をして帰ってきていただく、そういう目的ですので、これは日本のお客様という形になります。
 逆に同じ台湾でも、7月に実施されております今高雄から来ておりますのは、これはインバウンド型ということで、高雄周辺のお客様、台湾の観光客を乗せて静岡へ来ていただいて静岡ほか箱根、東京等を回ってまた高雄に帰られるという、そのチャーターですので、これは台湾のお客様という形になりまして、それぞれ細かく分析していけば、それぞれ何人、何人というのは出てきます。
 まだそこまで分析はしておりませんが、いずれにしましても、その目的に応じてチャーターをしているということで、数字的には定期便に比べていい数字になっていくということになります。
 それから、スイスのこのチャーター便につきましては、これは日本国内、静岡以外からでも乗った。静岡での提供座席は200席だったですけれど、そのうち170人ぐらいお客さんに乗っていただいて、静岡を出た後札幌に寄りまして、新千歳でもう100人ぐらい乗せて、燃料もフルにしてチューリヒへ行くと。それで、観光をしていただいた方がまた静岡へ戻ってくるという、そういうパターンでやっておりますので、ここは日本人のお客様ということになります。
 スイスのチャーター便が出ましたときに、空港の2階のところでは、スイスのアルプホルンという楽器でお送りいただいたとか、そういうイベントも、にぎやかしではないですけれどお送りする行事の1つとしてやりました。それもマスコミ各社様に取材していただいて、テレビでも出ると。そういうようなことで、なるべく話題になるようなものは、こちらのほうからもマスコミの御協力をいただいて、広く皆さんに知っていただくと。
 じゃあ、ことしはもうこれだけだけど、業者の方が来年もう一便、二便やってみたいよっていうようなお話もありましたので、次回に期待していただくというような、そんな形で次へつながるような広報についても考えているところであります。
 いずれにいたしましても、チャーター便それから定期便を含めて、利用拡大がされるように関係者ともども努めてまいりたいと思います。

○勝山空港部理事兼整備室長
 駐車場のさらなる活用をどのように考えるかとの御質問でありますが、現在の駐車場それからターミナル周りの通路につきましては、屋根が接続してあるところもございます。
 これらについては、ターミナルビルと一体の建築物として建築の許可を取っておりますので、建築基準法上の許可ですとか、それから消防法上の許可ですとか、いろいろな法的な規制がございますので、その利用については一定の制約がございます。
 従って、恒常的に特定の人が使用というようなことには制限があるというように承知しておりますので、例えばターミナルビルの中をさらに便利といいますか、効率的に利用できるような方法を考えることがまず第一だと思いますけれど、それ以外に委員からもお話のございましたように、例えばターミナルビルの外であっても、今現在あります屋外の展望広場ですとかそれ以外の空き地といいますか、また利活用ができるところの駐車場も含めて、そのようなところを利用者の方々に提供できるような方法でどのようなものがあるかということを、我々空港部それから富士山静岡空港株式会社とも相談をして、少し研究をしてまいりたいと、このように考えております。以上です。

○芝田総務室長
 貨物利用に関しまして、計画調査が必要との御指摘でございます。
 まさにおっしゃるとおりでございます。ただ基礎的な調査等に関しましては、昨年度委託調査でやったものもございます。また他空港の事例等につきましても、空港建設という歴史の中で調査部門として調べたこともございます。
 ただ今現在求められておりますのは、既に開港いたしまして、現実としてビジネスは一部ではございますけど始まっております。そうしたものもやりながら、そこをどうやって大きく育てていくかということでございますので、県ばかりでなく、いろんな民間の方々を交えて協議会を立ち上げたといったところも、そこら辺のとこに大きな意図があるわけでございまして、そういった方々、本当に実務に携わっている方々、ビジネスをやっておられる方々の御意見等も伺いながら、今求められてるのは、こういったしっかりとした時間軸の中で青写真を描いていくということでございますので、それに向けてもしっかりと行いたいと思っております。以上でございます。

○堀江委員
 海外の飛行機は日本に飛んでくるときは、今のお話でいけば空で来なきゃならないことですよね。日本から人間を乗っけて飛んでいく。また戻ってきて、また空で帰ると。だから行き帰りは空になっちゃうわけですよね。だから、やっぱり海外の飛行機は海外のお客様を乗せて日本に来るように、静岡に来るようにしむけていく政策をとっていかなければ、海外の飛行機も採算が合わないというふうな形になると思います。
 したがってやっぱり政策上、ただ海外の飛行機を飛ばせばいいっていうんじゃなくて、台湾や中国あるいはそういったとこのお客さんが、静岡にどういう魅力を感じていくかというPRをやっていかないと、長続きしないと思うんですね。
 もしくは定期便になるように、向こうから台湾のお客さんを乗せてきたら、日本のお客さんが向こうへ行く。これが今後に続くようにしていかない限りは、このチャーター便を幾ら飛ばしても、そのうち途切れてしまうというふうに思いますので、その辺の工夫をぜひともしていただきたいと思います。

 それから札幌便、沖縄便は今ある程度夏で時期がいい。それと静岡空港開港という県民の中にも意識があるから、ある程度の搭乗率等にいくと思いますので、この辺の利便性をもう1回航空会社とよく話し合っていかないと、だんだん搭乗率が落ちてくるんではないかなと思います。
 旅行社と航空会社との協力がないと飛行場の活用っていうのは、ちょっと今の全国的な情勢を見ても落ちてくる一方だというふうに思いますので、その辺もちょっと考えていただきたいと思います。

 それから、スイスのチャーター便、ヨーロッパ便というのはほとんどないですね。静岡からヨーロッパ便を利用しようと思うと成田まで行かなきゃならない。それと時間、朝早い便だと前泊をしなきゃならない。それこそ余分なお金がかかると。
 したがって、そういったところをうまく活用して、静岡だけでヨーロッパ便のお客さんを確保できないならば、どこかほかへ寄って行くというふうな形の路線を考えたほうがいいというふうに思いますので、そういった工夫も、どうやったらやれるか工夫をしていく必要があると思いますので、そういった工夫をぜひともこれからも心がけてやっていただきたいということで。これで終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp