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委員会会議録
質問文書
令和３年11月４日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 大石 健司 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/04/2021 |
| 会派名： | 無所属 |
○大石（健）委員
矢野先生、ありがとうございました。すごく希望が持てる御意見というか、御説明で安心はしたんですが、先生のお話を聞いていると、とにかくマスクをしっかりしてればまずうつらないよと。それと、ワクチンをどんどんもっと進めれば、もう広がらないよと。もう１つは、何かが起こったときに、飲む薬が開発されるから大丈夫だよということと、新しい変異株もできるかもしれないという４点だと捉えました。我々こういう仕事をしていますと、真ん中の意見というのがなかなかなくて、ワクチンを打てば大丈夫なんだから早く全部打てって言って、物すごく言ってくる方と、逆にワクチンというのは恐ろしいんだと。副反応も怖いし、大国がそうやって金もうけのために開発した、そういう陰謀論的なことを言う方も、ドクターの方もいらっしゃいますよね。
真ん中がいなくて、すごく真面目に勉強されてたり、健康に留意されてる方が一番言ってきて、その人たちに対して、いや、こういう形で国が進めているんだからといくら言っても、副反応の件とか証明できていないとよく言われるんですが、先生の説明の中では、心筋炎は確かに増えていますけれども、それ以外の副反応についての詳しい御説明がなかったんですが、そういうのは先生の中ではコールしなくても、コロナで死ぬよりはいいじゃないかという程度の話なのか、お願いします。
○矢野邦夫参考人
了解いたしました。では、例えばワクチンを打つかどうか迷っている方です。本当は、１回コロナ病棟に来られるといいと思うんですね。あれだけ苦しい状況を経験する。ほとんど肺に水が入ると溺れるような呼吸をするのを経験すると、あれを見ると気の毒で仕方がないです。
ただ、そういったところを見ていないから、そういったワクチンを打たない意見を言うのであって、我々はふだんから人工呼吸をやるかどうかとか、１分間40リットルの酸素を入れても苦しんでいる方を見ているもんですから、ワクチンを打たないという選択肢は全くないです。
ワクチンの副反応は、確かに若い子供の心筋炎に関しては不安かもしれませんが、ただ、心筋炎だけとっても１週間見張っていればいいだけです。感染するときはいつ来るか分からない。
もう１つ気になるのが、ドイツのエッペンベルクからの研究なんですけれども、コロナに感染した若い人も含んでいますが、治ってしまった方と、それから全くコロナに感染しない方の集中力、それから短期記憶、認知力を比較したんです。感染した方は落ちているんですね。そのことを子供たちは経験したことがないと思うんですよ。今まで何でも覚える子供たちが数カ月間覚えられなくわけで、元に戻ると思うんですが、信用を失うわけですね。そういったこともこれからだんだん見えてくるので、やっぱりワクチンを打たないというのは、健康だけじゃないんですね。認知力とか集中力まで落ちる可能性があるんで、ですから私は打つべきだと思っております。
○大石（健）委員
今の件、もう一回だけ再質問させてください。先生が今度の本に書かれたことと週刊新潮に出てくる内容については、そういう路線、内容だということはよく分かるし、僕も今日お話を聞かせていただいて安心したんですが、やはりテレビでも雑誌でも、そういう週刊誌でも、倦怠感であるとか脱毛であるとか、様々な副反応のことを言われてる方が多いです。我々に対してのアドバイスとしては、そこはもう先生の研究とこれまでの実証では、ワクチンの接種とマスクをきっちりやることを勧めればいいと、そう言って聞かれてくる県民、市民にはそう答えてしまっても大丈夫だよという先生のアドバイスと捉えてよろしいですか。
○矢野邦夫参考人
現在は、まだ２回しか打っていないのでマスクも要るんですが、来年７月ぐらいはマスクなしでしっかりワクチン打ちましょうと。我々、今どうして天然痘を経験していないかというと、昔の方々がワクチンをしっかり打ってくれたから、我々は天然痘もあまり経験してないわけですけれども、だからワクチンの有効性は、実際、確認されておりますので、今回も同じかなと思っております。
○大石（健）委員
分かりました。
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