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委員会会議録

質問文書

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平成21年10月海外就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野澤 義雄 議員
質疑・質問日:10/27/2009
会派名:平成21


○野澤(義)委員
 ありがとうございました。このメンバーで9月に韓国へ行って、現地でもいろいろなお話を伺って帰ってきたところなんですけれども、ゴールドミスが非常に日本を志向しているというお話を向こうでも伺いました。それで、その日本での旅行の形態、それからどのぐらいお金を使うというのが一般的なんでしょうか。まず、それを1点、お伺いいたします。

○波多腰実氏
 ゴールドミス層に関して、とりたてて幾ら使うとか、そういった調査はちょっとJNTOの方でしていないので、現地の方の旅行会社とか、そういったところで聞いたことになりますが、比較的お金の方は落としていただけるというふうに聞いております。航空券は、大体こちらに来るのに5万円とか6万円とか使って来るんだと思うんですけれども、宿泊に関してはゴルードミス層は旅館とか、そういったところに泊まりますので、大体1万5000円から2万円ぐらいの旅館とかにはお泊まりいただいて、自分が気に入って、やはり美術館とか行きたいということであれば、美術館とか。言ってみれば、お金には余り糸目をつけないといった層なんだと思います。

○野澤(義)委員
 そうすると、日本式旅館もオーケーと、こういうようなことなんですね、なれた人たちには。

○波多腰実氏
 はい、まさにゴルードミス層は何かテーマを持っていらっしゃいます。当初は、やはり日本に来ると東京とか、そういった都市の魅力というようなところで遊んで帰られたり、ショッピングということでブランドを買ったりとかいうような層だったんですけれども、現在ですと、この間もちょっと温泉特集というのをやっておりますし、いわゆる普通の和食、会席料理みたいなものとか、あと露天ぶろとか、そういったところに行きたいというような方が多くなってきています。

○野澤(義)委員
 9月の韓国での話だったんですが、そのゴールドミスのお話がありまして、非常に韓国人は旅行、特に海外旅行をするのが好きだということで、旅行していらっしゃるという話ですが、中国が、それ以外の層では一番人気だというお話を聞いたんですよね。中国もいろいろな観光資源があると思いますが、先ほど登山だとかトレッキングというようなことを志向している皆さんがふえてきたというような――韓国人がですね――お話がありましたが、これはゴールドミス以外の層だというふうに思うんですが、どうでしょうかね。中国で、手近にそういう登山だとかトレッキングというような商品と言うんですかね、そういうところがあるんでしょうかね。むしろその点を考えれば、日本の方がすぐれているのかどうなのかね。もちろんチベットとか、あっちの方へ行けば物すごい山があるわけですが、そこまで大規模じゃないということになると、日本の方が優位性があるのかどうか、そこらのところをお願いしたいと思います。

○波多腰実氏
 中国が非常に多く行かれているという理由の1つは、やっぱり価格なんですね。路線数も多く、便数もすごく多くて、価格が物すごく安いんですよ。日本旅行と比較しても、多分4割ぐらい安いんだと思うんですね。向こうの方でお話が出たかと思うんですけれども、中国に行ってもやっぱり安心とか安全とか、おもてなしって余り受けてこられなくて嫌な思いをして帰ってくる韓国人が多いんですね。ただ、それは旅費も安いしということで、仕方ないかなっていうことで、数だけは多いんですけれども、やはり質的には日本の方がよいというような評価が多いんだと思います。やはり、外国旅行するに当たって、安心、清潔、安全というのは大切なブランドの1つだと思うんですよね。
 この登山で、ちょっと今、力を入れられているのは、鳥取とか島根の方にある大山。あちらの方も今、力を入れ始めていて、実はあそこは登山を扱う旅行会社とタイアップして、ことしの夏で厳しい中だったんですけども、7月にたしか3000人ぐらい誘致したという結果を聞いておりますので、かなり有望ではあると思います。
難しいんですけども、やっぱり安く外国旅行したいから、多少嫌な思いをしてもというか、余りよくなくても行こうかなっていう層に対してと、やはり違うのかなという気はするんですよね。

○野澤(義)委員
 風光明媚で温泉があって、食べ物もおいしいし、もてなしの態勢もできているということで、そういう条件が整えばという話ですけども、新婚旅行というような可能性はないわけですかね。日本ですとね、今の若い人、どこらへ行くのかな、ヨーロッパだとか、北米だとか、オーストラリアとか、かなり遠くの方へ行くような感じもしますけどもね。韓国の皆さんの新婚旅行の今の形態と、それが日本あるいはこの静岡というような形になり得る可能性というのはあるわけですか、ないですか、どうでしょうか。

○波多腰実氏
 新婚旅行に関しまして、韓国の結婚式って――御存じだと思うんですけれども――何度も結婚式をやるような感じなんですね。すごく家を大切にする、いわゆる家族を大切にするところなので、海外ウエディングというのは余り考えられないんですね。ただ、新婚旅行というものはかなり行われるようになってきてはいます。ですので、新婚旅行市場っていうのがふえつつあるという認識でよろしいのかなと思います。
 実は、数年前にJNTOも、人数は少ないんですけれども、新婚旅行は単価がもう少し高くなりますので、取り組みをちょっと旅行会社さんとしておりますし、今もしております。まず、新婚旅行というと歴史的な物を見に行くというのもゼロではないんですけれども、やはりリゾートって非常に多いんですね。それで、沖縄県にちょっとスポットを当てて、沖縄のリゾートというような形で新婚旅行のプログラムをスタートさせました。それで、新婚旅行市場というのが少しずつふえてきているというのもあって、ある程度来ていただけるようにはなって、その後、高級旅館に泊まる、いわゆる先ほどちょっと申し上げたような温泉があって、会席料理があってという、まさに日本的なところの高級温泉に新婚旅行に行くというプログラム事業を今JNTOでも行っているところでございます。ですので、そこで取り扱っておりますこともありますし、市場としては今後伸びていくと思います。ただ、数がやはり少ないので、そこに入れていっていいものなのかというのは、非常に悩ましいところだと思います。
新婚旅行のいわゆる市場というのは少しずつふえてきています。また、旅館とかというものに行きたいというハネムーナーが出てきていることも事実です。ですけれども、数的には非常に少ない。

○野澤(義)委員
 韓国は余りハネムーンという風習がないわけですか。

○波多腰実氏
 そうです。もともと余りなかったんですね。

○野澤(義)委員
 済州島とか。

○波多腰実氏
 そうですね。済州島はかなり行くようになりましたけど。

○天野(進)委員長
 昔は済州だな。

○野澤(義)委員
 足を延ばして、静岡まで来てもらえるとね。

○波多腰実氏
 新婚旅行自体がそれほど多くなかったんで、それがふえてき始めた。それで、新婚旅行先も――先生がおっしゃったように――済州島であったり、あとちょっとタイとか、あっちの方の安いビーチリゾートの方にちょっと行くような感じだったので、そこで「ちょっと高いけど本物の沖縄でもいかがですか。新婚旅行ですから、どうでしょうか」っていうことで、ちょっとプログラムをスタートさせて、今、高級旅館というものをPRし始めたというところです。

○天野(進)委員長
 ほかに。

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