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委員会会議録

質問文書

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令和2年9月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:09/04/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 ありがとうございました。
 金融面の件でお聞きしたいんですが、36ページの資金面の支援策に強い期待という中で、先ほど来、いろいろ出ている持続化給付金も含めてメニューが2つあると思います。借りるものと、もらうものがあり、昨今のマスコミを見ていると、借りるにもさすがに限度があると。幾らその蛇口を開いても、結果的には返さなきゃならんという心理があり、そこの部分で、私は、持続化給付金を、例えば200万円でも、もう1回ぐらいやってもいい、あるいは10万円の給付金をもう1回やってもいいという考えもあると思います。じゃあ、その原資はどうするか。
 今、県の財政を見ても、例えば臨時財政特別債、これは本来、国がよこすべき金をくれないから借金するということなんですけれども、我々は、政策を考えた場合に、もう少しそこに手を突っ込まないといけない。先ほどのお話を聞いていると、こういうのもあるな、だけど我々のなすべきことは何かなと、常に自問自答するわけです。そういう意味で、金融に関して、私がさっき言ったようなことが必要かどうか、お伺いしたいです。

○恒友仁参考人
 ここは非常に難しい問題で、言葉は悪いがコロナ感染の終息が見えない中では、切りがないというところもあると思います。ですので、今後また金融支援をするにしても、方向性というか、航路をしっかり定めなきゃいけないところがあると思います。ただ、感染状況も、グラフで言うと、今ちょっと右肩下がりになってきているとは思うんですけれども、今後どうなるか分からない。もしかしたら、冬になると、インフルエンザと相まってまたという話もあります。さっき言いましたけれども、企業が社員にボーナスを払えるかどうかもまだ不透明なところがあると思うんです。
 ですので、例えば、従業員がボーナスを受け取れなくて、そうなると住宅ローンが払えないので、何かサポートをということで、単純にその企業がお金を借りる、借りないというだけだとするとやっぱり限界があるし、将来、回復したときに、こんなに借金が残っちゃったとなると、またそれはそれで、全体の経済成長が抑制されてしまうので、そこは非常に難しいと思うんです。例えば12月の時点で、今回の冬を乗り切れる判断があるのかどうか、あるいは次の何か新しい施策がないとなれば、もう一度出すべきでしょうし、もしそれがなくても、日本全体で新たな経済対策が打てれば、もうやめてもいいと思います。
 ただ、いろんな話を聞いていると、今、困っている人たちはやっぱりいるわけです。お金を公的に出すにしても、しっかり困っている人に届いているかどうかが問題だと思います。GoToキャンペーンもいいと思うんですけれども、一部の業者さんは助かったけれども、実は全然お客さんが来ていないホテルや旅館もあるわけです。そういったサポートをどうするんだというところも、これまで出したお金に対する検証も踏まえた上で、その負の部分をしっかり解決しながら、次の施策を考えていく必要があります。そういったところはしっかり担保した上でお金を出す、出さないを判断すべきなのかなと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp