• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 委員会補足文書

ここから本文です。

委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年10月多様な働き方推進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/05/2018 会派名:


○野澤委員長
 委員会を再開します。
 それでは、ここからは当委員会の提言に向けて、委員間討議を行います。
これまで、執行部との質疑、県外視察、参考人からの意見聴取を進めてきたわけですが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえまして、提言内容を固めていきたいと考えています。
 協議いただく内容としましては、骨子など提言の項目。それらを組み立てた提言の構成。提言のまとめ方などに関しまして御意見を伺い、その上で、提言の構成に関する方針などを決めていきたいと考えております。
 それでは、御発言願います。

○深澤委員
 午前中、午後の参考人の意見を聞きまして、やっぱり働き方改革は、個々の、企業ごとの適性があると思います。その中で、普及とか相談を、限られた人員でやっているとか、あるいは適切じゃない形でやっているというのがありますので、提言の中には、そういった企業の働き方改革に対する相談体制の部分をね、充実するような事を入れたほうがいいのかなと感じました。とりあえず意見で。

○田口委員
 別の意見でいいでしょうか。今、3番委員が言ったのは、おっしゃるとおりで、やっぱり行政としての役割というのは、ひとつ入れないといかんでしょうね。言葉選ばずに言っちゃいますけれども、県でも経済産業部がいろんな支援をしていますけれども、そこに現場を見据えたような提言をしていくのが、必要になるんじゃないかなと私も思いました。
 配付資料の資料2を見てるんですけれども、せっかく調査の観点というのを、これまでにつくってきたものですから、やはり骨子の中には、これらを入れていくんだろうなと思っています。きょうはここの部分で健康経営のところ、あとはワークライフバランスということになったもんですから、そういう観点での重要な意見は聞けたのかなと思っています。まだあと欠けてる部分があるので、これはこの後の参考人聴取、あるいは視察はもう行く時間はないと思いますけれども、別途時間をとって勉強していく必要があるのかなと思いました。
 参考資料として、ちょうどライフステージの資料を配っていただきましたけれども、このステップステップに応じた、全てにおいて言及をすることは難しいのかなと思いますけれども、特徴の一つとして、まさに働いているところ、勤労者世代の課題と、それから先ほど来、話になっているのが、人生100年時代といいましょうか、生涯にわたってという部分が観点になっていますので、その点については盛り込んでいったらどうかなと感じています。
 ちょっと雑駁ですけれども、今感じていることは以上です。

○早川委員
 私もそれぞれの役割というか、行政の役割としては3番委員さんがおっしゃった相談体制、また本日お話がございましたが、支援制度の確立、あるいは拡充というものも必要な部分として盛り込むべきだと思います。
 また、健康経営という新たな取り組みについても位置づけをきちんとして、それに対する働き方改革を行っていく企業としての役割の中も盛り込むべきではなかろうかと思います。
 さらに、8番委員さんもおっしゃいましたが、働く側としても自分の人生設計を見据えた上で、それを支援するような体制を社会全体で考えていくことも必要になってくるのではなかろうかと思いました。
 あと働きづらさを抱える人、この辺がちょっとどう盛り込めばいいかわからないんですが、そういう方々に対しての支援も今後の調査の中でも伺っていければ、骨子の中に入れていただきたいと思っております。以上です。

○相坂委員
 幾つか申し上げたいと思いますが、調査の観点のきょうは一番最初の時間や場所に捉われない柔軟な働き方の促進というところと、健康経営、この2つの観点について調査をしたということになるんですが、きょうのお話の中から取り入れられる、あるいはできるのかなというのは、一つは私もさっき質問で申し上げたんですが、こういう改革に取り組んでいる企業のモデル化をして、汎用性を県庁側がその情報収集をして、ほかの企業で使えるようなスタイルに変える、汎用性を高める作業というのがやっぱり必要だろうと思います。それが1つ目です。
 2つ目は、じゃあそれをやろうとしている県庁は本当に働き方改革がちゃんとできているのかということがあろうかと思います。県庁の働き方改革の中で、きょう見た中でいくと、時短をしても構わない仕事の業務内容についての棚卸作業というのはできるんじゃないかと思いますので、例えば臨時派遣で来ている女の子なんかは朝から晩までお茶くみでずっといてくれるのが議会はいるじゃないですか。でもあれも昼のときだけいてくれればいいみたいなのも、身近なところでは感じるところもあるものですから、そういう業務については業務整理をして、正規の職員がやる、行政職のやる方々の仕事と、働き方改革の中で新しい労働マーケットの中に任せられる業務と分けてもいいのかなと、これは県庁側がやるべきだと思います。
 それから、先ほども健保の方がおっしゃってたんですが、やっぱりネットワークをつくって自分たちが持っているだけの情報では特殊の情報の分析結果しか出せないということもあったので、健康管理については、あらゆるところから情報分析を取って、健康経営によって国民の健康、あるいは県民の健康全体にこういう効果が出ているというのは、これも県としてデータ調査をして、やっぱり世に出すということが必要なのかなと思いました。
 あとは、やまきさんのお話を伺って思ったのは、アドバイザー派遣を、これ県も東京都やらも進んでやってたようで、県もやり始めているんですけれど、これは先ほどおっしゃったように、現場の社長さんしかわからないことがあるので、アドバイザーの見直しを図って、効果的な即戦力につながるアドバイザーの選定をもう一度見直すということ。
 それから最後になりますが、私がきょう感じたのは、売り上げのベースがきちんとしてないとこんなことできないなというのが正直なところで、それはそれぞれの企業にもよる、企業の体質によるんだろうと思いますけれども、やっぱり業種別に、こういう業種はこういうこと、こういう働き方改革がお勧めですよというモデル化をやっていく。これは行政がやるべきなのか、経済研究所のようなところにやってもらうべきなのかはわかりませんが、そうしたものを世の中の共通認識として出していくことが必要かなと思います。以上です。

○野澤委員長
 発言願います。

○佐野委員
 何から話せばいいかわからないくらい整理はされてないんですが。まず県庁内の働き方改革については、この前、コニカミノルタを見にいって、すごく衝撃を受けましたよね。そして視察に同行した県の行財政改革の部署がそれをやってはいるんですよね。でも本当にただ1つの島だけやっていて、ほかのフロアはそんなことやってないのに、すごく違和感がある取り組みで。確かに立って会議をやってたんですよ。だけど5時半過ぎてもまだやってるし、まだまだ県庁は本当に序の口という感じなんですが、いいものだったら自分たちも実践する、それくらいの心意気が欲しいなと思いました。ペーパーレスって本当に私たちも紙にあふれていて、どこまで意識を変えていくか。そして議会もさまざまな資料をペーパーレスにしていく努力をすべきだなと思いました。それから議会事務局もたくさん膨大な資料をいただきますが、そういうところから、足元から改革していかないと提案できる資格もないかなと思いました。
 あと、きょうの健康経営とかやまきさんの事例など、中小の経営者の意識改革。それは商工会議所とか商工会とか、またそういうようなところの総力が大きいと思います。ですので、そういう身近な各市の商工会議所で講演会を取り入れたり、いい事例を紹介したり、そういうところで波及していくのが早いかなと思います。JCとかロータリーとかライオンズとか、そういうような経営者が集まるような人たちに、少しでも先進の事例を伝えていく。やる気のある経営者に伝えていく。
それから1番委員もおっしゃいましたように、実績が出てるからこそ、やまきさんも自信を持っているし、その商売がもうかってなかったり、商売がだめになっちゃっているようでは言えないわけですよね。なので、やればもうかるんだ。業績が上がるんだという、きつく言うことを、もうかるために取り入れていくという。そういうふうにしていかないと民間の人は食いついてこないかなと思いました。スズキとか大きい会社は、またそういう大企業に対しても、どうやったら働きかけることができるか。それはまた課題にしていかなければと思いました。済みません、感想めいたことで。

○野澤委員長
 まだ参考人の方においでいただく予定がありますのでね。それを聞いた後も、また委員間討議を続けていきたいと思いますけども、今までのところでのそれぞれの御意見、さらにありましたら御発言を願いたいと思います。いいですか。

 それでは、御意見も出尽くしたようですので、このあたりで委員間討議を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了いたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp