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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成28年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:03/08/2016
会派名:無所属


○桜井委員
 当初予算は初めてかかわらせていただきますものですから、またそんなわけで今までは答弁専門だったわけですので、この程度の質問かと皆さん思う方もいるかもしれませんけれども、一応経営的な感覚を交えて、要望あるいは提案それで質問もありますけども、分割質問方式のような一問一答方式のような質問になりますけども、委員長ひとつよろしく御了承願いたいと思います。
 それでは、この文化観光委員会説明資料について順を追って質問していきたいと思います。
 まず、聞くところによると昨年度まで県立美術館はじり貧状態で、入館者がどんどん減っていると。平成27年度はどうも多少ふえている話も聞きますけれども、今6番委員からの質問で新年度の入館予想観客数は13万人ということですけれども、今年度はどれくらいの見通しになるのか、その前の年はどういう見通しになっているのか。

 それから、あれだけ立派な美術館ですので、徳川家康も結構ですが、やはりもっと物すごくインパクトのあることをしていかないと、多少ふえたにしても一気にふえることもないですけれども、やはり空港絡みでいろいろな客を誘客するには、県立美術館もある程度は見に行きたくなる施策が必要ではないかと思っています。
 私どもはパリなんかに行くと必ず小学校、中学校時代に美術で勉強した、じゃあモナリザを見に行こうだとか、ミロのヴィーナスを見に行こうだとか、ベルサイユ宮殿かエッフェル塔かノートルダム寺院かルーブル美術館かオルセー美術館で行くのは必ずモナリザ。静岡県の美術館でそういうインパクトのある絵画を取り寄せるのはなかなか大変だと思います。いろいろ聞くところによると、この前も週刊誌に載っていたんですけれども、あのバブル期、今より25年ぐらい前ですかね、製紙会社の社長がゴッホをその当時のお金でたしか125億円で買ったとかで世間を騒がせた。個人的に買ったとか、まあバブルの時代ですよ。その2日後に今度はまたルノワールだか何か118億円ぐらいで買っているんですね。そういうものが今どうなっているか知りませんよ、それもまた聞きたいですけれども、そういうものをぽんと入れたらすごいインパクトがあるなと思っている。そういう観点から質問させていただくんですけれども、もう1つゴッホのひまわりはどこかの生命保険会社が買ったという話も聞いています。やはりこれから美術館に対してそういう努力をして、金額が百何億円以上で買ったという作品が1点あるだけでも話題になりますからね。そういうものは静岡県人が買ったやつだもんですから、静岡県の財産でもあるし、日本の財産でもありますけれども、そういうものについて小泉文化政策課長はどう思っていますか。ちょっとお聞きしたいと思います。

○小泉文化政策課長
 まず、県立美術館の展覧会の目標値ということでございますが、先ほど6番委員の関係で13万人と、ここのところ例年13万人を目標に掲げております。それで昨年度10万人を切ってしまって9万4000人となったわけでございますが、第三者評価委員会におきましても特に10万人という数字を意識いたしましたのは、東京都を除いた道府県立の美術館の年間入館者を平均いたしますと10万人でございまして、やはり平均ぐらいは必要だと。やはりこれは割ってはいけないという御意見がございまして、そういうことで去年は10万人を切ったということで、第三者評価委員会からも御指摘をいただいたところでございます。

 それで、先ほどのゴッホの関係でございますけれども、私どもも一般的によく言われている情報しか承知しておりませんけれども、1990年に本県出身で西洋美術に非常に造詣の深い斉藤了英さんがゴッホの絵を御購入されたということで有名になっております。
 先ほどおっしゃったのは、多分医師ガシェの肖像が125億円だったと新聞報道では聞いております。もう1点が111億円でございまして、またその数年前の安田火災海上保険の購入の記事で言いますと、ゴッホのひまわりを58億円で購入したということで報道等では出ております。
 こういった作品があるということは非常に1つのステータスになることでございますけれども、実は本県におきましては、県立美術館は風景画ともう1つロダンの美術館となっていまして、このロダンの美術館につきましては、この斉藤了英氏が一番高額の考える人を2点買った翌年の平成3年6月に静岡県に寄贈をいただいたことがございまして、考える人があってさらに地獄の門を購入いたしまして、1つの核になったということでございます。
 そういう意味では、本県の方の御寄附が今の県立美術館の礎の1つになっているということでございます。実はこれ以外に寄附等もいただいたりしておりますので、やはり県立美術館になりますと一番の売りはテーマの収蔵品と、もう1つ美術館同士はただで貸し借りができる仕組みになっておりますので、県立美術館でやるそれぞれの収蔵展は、実はいかに学芸員は無料で、しかも今まで余り世に出てこなかった個人収蔵のものも含めて集めるかがポイントになっております。
 収蔵品のこれはというものを1つ御寄附いただいたりするのも非常にありがたいことで、今回の徳川展なんかもそうでございますけれども、やはりもう一つ努力として、いかにテーマごとに通常各美術館がなかなか出さないものを静岡県はちゃんとした体制なのでぜひ出してほしいということで無料でのお願いをしてくるとか、あと個人でお持ちのものを口説いて、これもただで今まで世に出てないものを出していく努力を今後も頑張ってまいりたいと思います。

○桜井委員
 質問以外のことをちょっとしゃべられただけなんで、要は美術館同士が融通し合って無料で貸し借りするのだけれども、買えとは言っていない。さっきのゴッホだとかルノワールとかを一時的に借りて、お金がかかるけどれも予算組みすればいい話だけで、やはりそういうことも考えながら、斉藤さん、大昭和製紙が当時持っていたものはどこへ行ったのかと聞いている。それは調べてあるのですか。安田火災海上保険は会社にあるのですか。そういうものを借りようとしたことはあるのですか。

○小泉文化政策課長
 まず、安田火災海上保険の関係は、よく調べますともともと取得したものが保険会社関係の美術館の所蔵になっているとのことでございます。あと先ほどのゴッホの2点につきましては、その後いわゆる報道資料によりますと、転売されていると承知しております。
 それぞれの作品を民間の美術館から借りることもあるんですが、1つは、作品はテーマ展に合わせたものをお借りする形になりますので、今後そういう展覧会をやる中でテーマに合った形で、民間のものも含めてお借りしたいと思っておりますが、なかなか高額のものでございますので、保険料から運搬料からこちらで負担しますけれども、ただでお借りするなどについては努力をさせていただきたいと思っております。

○桜井委員
 テーマに合わせるではなくて、逆にそれを利用してテーマにしてやる方法もあるんですから。そういうものがどこに行ったか、行方不明かどうかわかりませんけれども、やはり来館者をふやすには、最近テレビ番組で「開運!なんでも鑑定団」だとかいろいろあって、おらが町の宝物だという形でやっているテレビ番組が結構多いですけれども、やはり県も余り高尚ぶらないで、そういう各市町のここの市では一番の宝はこれだといって、そういうものを集めて県立美術館でやれば結構我が町の自慢物があるんで、みんなで見に行こうとなるかもしれん。入館者が当然ふえると思いますけども。そういうこともやはり念頭に置いて、これから考えたほうがよろしいかと思います。

 次に、ふじのくに地球環境史ミュージアムは、例の高校の跡地で入館者予測を14万6000人で計算してある。県立美術館は13万人だ。だけど10万人行かないと言われていた。このふじのくに地球環境史ミュージアムの14万6000人というのはどういう計算で数字を出しているのですか。

○小泉文化政策課長
 これは、もともと他県の施設の入館者の資料がございますので、専門の機関に委託いたしまして、統計調査の指標を用いまして、展示の総面積とその圏域に住んでおられる人口をもとに2つの変数から一般的に美術館とか博物館をつくった場合にどういう入館者数になるかと言いますと、ミュージアムの場合は規模と人口からいって8万人が大体1つのめどになるということです。実はどの施設も開館5年間は特別に入館者が来るもんですから、今度はほかの施設の5年間の特別な需要の増加率といいますか、逆に言うと減少率になります。その率を掛けますと8万人が平年ベースなんですが、当初は14万人ぐらいが入館するのではないかという専門の委託結果によるものでございます。

○桜井委員
 今の答弁を聞くと、新しくミュージアムができると、ほかの施設は影響をこうむって減るとなると、当然ふじのくに地球環境史ミュージアムは14万人で試算してあるんだけども、県立美術館は13万人と言っているけど、もっと減る可能性はあるんじゃないのですか。

○小泉文化政策課長
 私の説明が足りず済みません。ほかの施設との関係ではありません。新たにできた施設はやはり行ったことがないということで、皆さん興味を持つということで、平年ベースの8万人が開館当初は14万人ぐらい訪れるという、むしろその施設の中での話でございまして、ほかの施設との影響は考慮しておりません。

○桜井委員
 次は、委員会説明資料13ページの富士山の保全協力金。
 協力金額の目標は6600万円になっていますけれども、平成27年度と28年度の協力金の受付実施時間を比べると、3つの登山口では今度朝6時から朝4時になって時間は12時間。この次の水ヶ塚駐車場は14.5時間から半分以下になっていて、それでなおかつ協力金額は4300万円から6600万円にふえる目標ですけれども、総時間が減って目標金額はふえるということで、ここはどういう試算をしてこんな金額というか、前年度よりふえているのかお聞きしたいと思います。

○小坂富士山世界遺産課長
 まず、現地での受付時間の変更でございますけれども、昨年度までの本格実施したときの受付状況でありますとか登山者の状況等を分析したときに、やはり登山者は登山に当たりまして登山の開始時点で協力していただける方が大半であるという分析をいたしました。
 そこで、どういう時間帯に登山者が多いかという登山の開始時間のデータを確認いたしましたところ、同じ12時間でやった場合、朝の4時から6時までの2時間のほうが、夕方の2時間の時間帯よりもわずかではございますけれども3%ほど多いという試算がございます。12時間以上になりますと現地での受付時間のコストが格段にふえるところがございまして、12時間の中でどういう工夫ができるかという中で、時間をずらして呼びかける人の対象者をふやしたいというのが各5合目でのまず1つの考え方でございます。
 水ヶ塚駐車場でございますけれども、こちらは富士宮ルートのマイカー規制の乗りかえ駐車場となってございます。2合目にございますけれども、その上に富士宮口の5合目の受付がもう1つあるという形で、二重でやっている形になります。二重といいましても、考え方としましてはマイカー規制のシャトルバスに乗りかえる際に、シャトルバスのチケットを買うに当たって、すぐ横に受付のブースを設けまして、お財布からそのまま協力金を出していただけるような利便性を考慮して、期待して、そういう形をとってやってまいりました。
 水ヶ塚駐車場も平成26年の夏には、朝の5時半から朝の8時までの限られた時間帯で、あと週末とお盆を中心の日数も限定した形でやりましたけれども、一昨年一定の効果が期待できる中で、時間も日数も延ばしまして、時間も朝5時半から夜8時までの14.5時間で、日数も全日63日間フルにやる形で拡大をいたしました。
 ただ、先ほど申し上げた形で、上に富士宮口の5合目があるという中で、受付のダブり感がございまして、やはり午後になりますと登山者が減る状況がございましたものですから、5合目の時間帯を朝2時間ずらすことによって早朝の人件費が多少プラスになってくる部分がございまして、それを全体のコストを縮減する意味でも、水ヶ塚駐車場をちょっとカットして縮減する形で、トータルのコストの増加をなるべく抑えたいという考え方で時間帯の設定をさせていただきました。

○桜井委員
 ふえたのは多分富士山保全協力金の協力率の向上をもっと図ろうということで、登山者数の9万4000人を掛けることで6600万円になっているんだと思いますけどもね。

 それでは次に委員会説明資料21ページ。
 観光立県静岡ですから、観光客を集めようということで、伊豆のほうはホテルもそうですが、民宿も結構たくさんありますし、私もたまに民宿に泊まることがあるんですけれども、最近は外国人客を誘致しようというわけで、都会あたりは民泊の問題があります。大田区は民泊の認可をとって、今までは無規制で、潜りというかあいているマンションを使ったりしているんですけども、この民泊と民宿の違い。静岡県の場合は結構温泉もありますから、民泊よりもやはり民宿のほうが小さいなりにもそういう面ではいいですけど、民泊と民宿の違いをお伺いしたいと思います。

 それで民泊は、ある面では多分マンションだとか、そういう静岡県なんかの都会あたりはマンションの所有者だとか、投資目的でマンションを買ったはええけども、賃貸で貸せるだとかあるいはそういうことをやろうという動きがあるのかどうなのか。その2点お伺いしたいと思います。

○神山観光振興課長
 いわゆる民宿と言われるものは、旅館業法上でもしっかり審査を受けて、許可を受けた事業者が運営しているものでありまして、今おっしゃったように民泊と言われているものは、旅館業法上の許可をもらってなくて、いわゆる違法状態でやっているものになっております。

 県内でそういうものがあるかなんですけども、以前私も所管しておりました衛生課に尋ねたところ、やはり年に一、二回は通報がございまして、そういう検査というか調査に入ったことがあると伺っておりますので、県内でも少しそういう事例が出てきているようだと伺っております。

○桜井委員
 中国は団体で来ちゃうからあれですけども、個人の旅行でいろいろなところから、外国から来る場合、食事は要らないよ、泊まらせてくれればいいよという簡易宿泊所みたいな形になると思いますけれども、やはりそういうことを将来考えておいたほうがいい。それで民泊とはどういうものだということもちゃんと選別をしておかないと、すみ分けを念頭に入れておいてやっていただければありがたいと思います。

 次に、誘客について、民宿だとか伊豆のほうは温泉、ホテルもいっぱいあるんですけれども、最近テレビを見ていたらタトゥー、要するに入れ墨の問題をやっていました。私どもはゴルフ場へ行ったりすると、風呂へ入って背中にべったり入れ墨をしている人を見ると、もうどきっとしてとても目のやり場がなくて、目と目が合うと怖くてしようがないんだけれども、それを画一的に外国人にもタトゥーをちょこっと入れてあるだけでもだめだと。それをこの前テレビでやっていて、テレビ、マスコミは大げさに扱うんだけど、それでもやはりこれだけ外国人を誘客しようというときに、このままタトゥーは一切温泉に入れさせないというのが結構あるんだよ、まだ日本人の文化的感覚で入れ墨イコールやくざだというのがある。
 だけども、やはり外国人客を誘致しようというときに県は、特に伊豆だとか浜名湖だとか御殿場周辺、富士周辺の温泉旅館がそれぞれみんな遠慮して、あそこはタトゥーを入れている人をお風呂に入れさせるだとかに神経を使い過ぎてしまっているもんですから、県としてはこういう場合はいいんじゃないのという指針を示すことがこれから観光客を誘致するには必要だと思いますよ。だから日本人はだめだという、それじゃ日本人がだめだってどうやって見分けるんだ、中国人とか韓国人はそんな顔つきは変わってないからね。1つとしてはお風呂に入るときにパスポートを見るとか、やはりそういう形で何か考えていかないとだめだと思いますけれども、それについてどう思いますか、担当者。

○鳥澤委員長
 質疑等の途中ですが、ここでしばらく休憩としますので、しばらくお待ちください。
 では、再開は15時といたしますので、よろしくお願いします。
( 休 憩 )
○鳥澤委員長
 では、休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
 質疑等を継続いたします。
 では、発言願います。

○藤原観光交流局長
 平成26年の外国人の宿泊者数が大体80万人でしたが、去年は176万人ぐらいということで約100万人弱ふえました。その分、文化のいろいろな摩擦もふえておりますし、当然大浴場をお使いになられる方が多いです。
 一般的に、例えばお風呂に入る時間帯を少し変えるとか、この時間帯でお願いしますというのはよく承知しております。ただ入れ墨については、特段県でどうのこうのという指針を出したことはございませんし、ただ小さいものであればパッチを張るとかの指導を個別に旅館等でやっているのは承知しております。きっと時間を変えたりして工夫をされているものだと思いますが、詳細についてはまだ承知しておりませんので、ホテル旅館組合の皆さんに聞いたりして、どうされているのか勉強したいと思います。

○桜井委員
 このタトゥーの問題ですけども、やはり旅館業、温泉旅館はやはりそれぞれお客を自分の旅館に泊まってもらうという競争意識が働くから、どうしてもあのライバルは入れ墨した人、タトゥーを入れた人を大浴場に入れさせているとか、そういうことが結構これから起こる可能性がある。
 そのためにはやはり観光客を誘致しようという県の方針、富士山静岡空港もありますし、それから富士山世界遺産センターとかいろいろありますから、そういう形でやはり私は多少旅館業の皆さんが安心して外国人、タトゥーが入っていようといまいと入浴させることができる指針だけでもお示しになったほうがよろしいんではないか、それが親切だと思います。それは静岡県に来る観光客をふやそうという大方針からいったら、やはりそういうこともしてやらないと。お金のかかる話ではないんですから。どう思いますか。

○藤原観光交流局長
 これからこれまで以上に県内で外国人の宿泊される方が多くなろうと思います。これ以外にもいろいろな問題が出てこようかと思います。少し勉強させていただいて、現場の意見も聞きながら考えさせていただきたいと思います。

○桜井委員
 大規模スポーツ大会の開催結果が委員会説明資料の28ページにありますけれども、たわいない質問ですけれども、これを見ていて県が共催した大規模スポーツ大会ですけれども、アジア自転車競技選手権大会は主催者が自転車競技連盟だけれども、静岡県、周辺の市町はどういうことをやったのか。共催したのかしないのか。と思ったのは、2番目の富士山の女子駅伝はちゃんと静岡県、富士市、富士宮市と書いてある。ここのとこは印刷でミスがあったのだろうか、書き忘れただとかどうなのですか。

○山本スポーツ交流課長
 アジア自転車競技選手権の主催者はアジア自転車競技連合、こちらのスペースに書き忘れでございます。それで実際の主催者はアジア自転車競技連合、公益財団法人日本自転車競技連盟でございます。このトラックレースにつきましては、伊豆のベロドロームで、やはり宿泊が地元の伊豆市、伊豆の国市、あとは近くに伊東の競輪場もあるということで、これを機に宿泊とおもてなしといろいろなPRをしようということで、県と伊豆市が共催で、県は800万円出してございます。伊豆市が400万円と。それで宿泊が非常に多いので、伊豆の国市が宿泊中心に後援ということで300万円、あと伊東市が100万円ということで、トラックレースにつきましては県も含めて周辺の市町でしっかり大会の成功に向けておもてなし、PR、広報活動について地元を挙げて取り組みましょうということで、地元と自治体が共催ということで入ってございます。

○桜井委員
 時間はたっぷりあるそうでございますので、細かいこともゆっくり質問させていただきますけれども、アジア自転車競技選手権大会だから、外国人は当然来ていると思いますけれども、大体スポーツ選手というのはほとんどタトゥーが多いんだ、タトゥーが。そういうことで周辺市町の宿泊施設に泊まったんですけれども、県としてアジアの自転車競技選手がどれくらいの割合でタトゥーを入れているのか把握したことがありますか。わからなかったらわからなくてもいいんだけども。

○山本スポーツ交流課長
 スポーツの部署でそういった把握はございませんが、自転車に限らず一般的に、例えば2019年のラグビーワールドカップに際して、いろいろなラグビー関係者の話を聞くと、決して悪い意味ではなくて、選手は割とタトゥーを入れている方がいるので、これから日本に訪問するときにそれもちゃんと承知しておいてくださいと。つまり一般的なプロのアスリートでも、やはりタトゥーを入れている方が結構な数いらっしゃるという認識はしてございます。

○桜井委員
 そういうことで藤原観光交流局長、やっぱり後のことを真剣に考えたほうがいいと思いますよ。やっぱり観光客誘致というのはこれからオリンピックが始まって、あっという間に2019年になるし、そういう対応を今のうちにやっておいたほうがいいと思いますけどね。個人的にはパスポートを提示すればいいですよと。だから一緒に入っている日本人のお客さんが嫌だなと思うとまた苦情が来るし、今は何でも言うほうだから、言いたいほうだから。そういう形でとにかく結構真剣に考えないといかん話だと思いますけれども、よろしくお願いします。

 それで、次にラグビーの話が出たんですけれども、ラグビーを普及するために、これから2019年にエコパがラグビーの世界大会の競技場として使われるんですけれども、小学生にラグビーを知ってもらおうと、教えようということで、委員会説明資料29ページに小学校でのタグラグビーがありますが、勉強不足ですけどタグってどういう意味ですか。

○山本スポーツ交流課長
 まず、タグラグビーのタグというのは、子供たちが腰に布きれとかタオルみたいなものを取りつけて、要は走り回ってそれをとったら勝ちみたいなことで、そこをもじってタグラグビーということで、通常ラグビー協会の関係者の間で呼んでございます。

○桜井委員
 ということは、要するにボールを投げたり蹴ったり、そういうラグビーボールを使うことはしてない、タオルのとり合いをするだけですか。

○山本スポーツ交流課長
 ここに日本ラグビー協会がつくっているタグラグビーのガイドブックという啓発本がございます。通常のラグビーは15人でやるのですが、非常に汚いとかきついとか、そういうイメージがあると。やっぱりこれからラグビーを日本で普及するため、特に小学校、中学校も含めての年代で15人できつい危ないものをやるのはなかなかラグビーの普及にならないだろうということで、ラグビーとは違うラグビーから生まれた新しいスポーツでタグラグビー。ルールは4名で、結局7番委員が思われているスクラムとか、タックルとかそういう危険なプレーがないように誰でもラグビーを、タグを使って鬼ごっこみたいな形で4人ずつ敵、味方と分かれて、お互いにそれぞれの人のタグをとり合うことで競うスポーツです。
 非常に小学生に向いているということで、文部科学省も含めてこれから2019年までに全国の小学校の教育課程等でタグラグビーを普及させたいという方針を示しておりますので、それにのっとって我々も県教育委員会のスポーツ振興課と連携して、これから2019年に向けて競技できる情勢、競技人口、普及のためにタグラグビーを小学校の時分から親しみを持ってもらいたいと考えてございます。

○桜井委員
 タグラグビーを小学生にやらせるのは、行く行くは小学生4人のチームで大会をやらせるとか、要するにラグビーの理解を深めるためにそういう指導をしようとか、そういうことはどうですか。ここは教育委員会じゃないもんでな。

○山本スポーツ交流課長
 今実際、タグラグビーを学校関係でやることを含めて、実はいろんな小学校で1つのチームをつくって大会に出ております。特に有名なのが、静岡県内では磐田市の小学校で非常にタグラグビーが盛んで、サントリーカップという民間の大会がございまして、一応それに出ております。これから普及が進めばタグラグビーのいろんな大会に多くの小学生がエントリーして、ラグビーを好きになるということですので、こういったことをふやしながら、2019年に向けて15人制のラグビーを含めて試合を見に来てくださいみたいな活動を展開していきたいと思います。

○桜井委員
 ラグビーを理解させるには、やはりそれもいいのだけれども、ラグビーの本当のルールが実は僕らもよくわからんのよ。ボールを持って転んでそれを離したらボールがとれる優先権とか、そういうのがどうしてそうなるのかわからんのです。
 確かに小学生に本当のラグビーをやらせたらけがをするし、これはもう今の時代じゃ組体操だけでもけがをしたらどうのこうのって、昔はけがをしたってどうってことない、父兄も余り言わなかったけど、今じゃちょっとしたことでもモンスターペアレントじゃないけれどもすぐ苦情が来るから、先生方もみんな引っ込み思案になっちゃうの。危険なものはやらない。
 だけど、そういうことはやっぱりある程度、危険を承知でやるようなことをしないと、これは許されることかどうかわからんけれども、やはり根性が据わらないと思うよ。
 ただ、そういうのが心配でルールもわからない、タグだけじゃルールがわからないようだったら、サッカーにしても野球にしてもいろんなゲームソフトがあるけど、ラグビーはよくわからんけどそういうゲームソフトはあるのか。
 ないのだったら、やっぱりそういうソフトをつくって、あんまりテレビゲームだ何だかんだと夢中にならせてもいいのかなと思うけれども、ラグビーはこういうものだと知らしめるためには、そういうソフト開発も必要だと思うけれども、どうですか。あなた首をかしげた気がするけど。

○藤原観光交流局長
 私の知識の中でラグビーに関して、例えば五郎丸とラグビーをしようというアプリケーションがあるかどうか知りませんけど、もともとタグラグビーというのは、ラグビーの大きい見どころがタックルで、小学生にタックルをやるのは非常に危険だから、そのタグをとったらタックルされたんだとみなしボールをダウンする。そういうところからスタートしています。みんなに協力しようね、みんなでやろうね、1つの競技をやろうねというラグビーの精神を安全に勉強することで、とりあえずそちらをことしは一生懸命やってみようと思います。

○桜井委員
 今度は委員会説明資料の33ページ。
 富士山静岡空港における夏ダイヤの上海―武漢線はいいとしても、寧波から下の瀋陽までは結構中国人が団体で来て、日にちがずれたらその団体客が次に来た飛行機に乗って帰るんだけれども、聞くところによると一般の日本人はこの飛行機に乗りにくいと聞いているんだけれども、そういうことはあるのですか。上海―武漢線はいいですよ、一般客、ビジネス客が自由に乗るだけでも。こういう寧波から瀋陽までの場合は日本人が気楽に予約すればいいのかもしれないけど、気楽に当日乗りたいということはまずどんなもんだかね、それについて伺います。

○板垣空港利用促進課長
 日本人が中国路線を利用する場合の関係でございますけれども、今7番委員御指摘のように中国東方航空については、市内の旅行会社等でも発券しておりますので、従前どおりそちらで求めることができると。中国南方航空についてもしかり同じ状況でございます。
 ただ、従前の天津航空と北京首都航空については、社内のシステムがなかなか整わずに、日本から御利用いただく場合には日本の支社へ御連絡いただいて発券していただくようなことだったんですけど、それですと我々のほうでも非常に乗りにくいこともありますので、ぜひこちら側からのアウトバウンドを日本人の方にも、県民の方にも利用していただきたいということで、県内の旅行会社でも発券できるように取り組みまして、北京首都航空については現在市内の旅行会社でも発券ができる状況になっています。ただ天津航空はまだ働きかけておりますが、現時点ではシステムがそこまで整っておらず、支社へ御連絡いただいて御利用いただくような状況になっております。

○桜井委員
 今度は委員会説明資料の34ページ。
 まず、この8億2730万円かな。この富士山静岡空港は第三種地方空港だと思いますけども、これと同規模の地方空港――福島空港だとか松本空港だとか結構搭乗客が少ないですけれども、静岡県は利用促進に8億2000万円を費やしているんだけれども、これと同規模の空港については、その所在地の県はどのくらいの予算を組んでいるのかどうか。あしたも委員会があるから、資料が間に合うから別にいいですけれども、わかる範囲において口頭で教えていただければありがたいと思います。

○板垣空港利用促進課長
 他県の取り組み状況ということだと思うんですけども、今他県におきましてもこちらの空港定期便拡充促進事業費については、民間団体だとか市町を構成員とします富士山静岡空港利用促進協議会に助成をして、そこから旅行会社でありますとか学校、企業への支援という形で利用者をふやそうという取り組みですが、同じような仕組みが各県でも行われているようなんですけれども、実際に予算額というか規模については今手元にございません。他県に照会した中では、各県の取り組みといいますか、それぞれの営業努力という部分もあることだと思うんで、明確な金額というのはありません。

○桜井委員
 富士山静岡空港は、今年度はどうも70万人にいきそうだということで、70万人前後の空港利用客の他県の空港に対する予算措置がわかったらまたあしたでもいいですから教えていただければありがたいと思います。

 それから、この中の4億1100万円のところにナイトステイ支援と書いてあるけど、これはどういうことかな。ナイトステイ――夜滞在すると、直訳すればね。これに対する支援は、要するに何ですか。飛行機が欠航になっちゃったもんだからホテル代を支給するだとか、霧だ何だかんだとか台風が来ちゃったもんだから離陸できない、だからそのときにどうすることに対する対策ですか。それをお願いします。

○板垣空港利用促進課長
 このナイトステイへの支援と申しますのは、航空会社が1日航空機の機材を使っていろいろ就航して、最終的に富士山静岡空港へ夜間駐機していただいて、翌日また朝早く便が出る形で、県民にとっては夜遅く帰ってきた便で、翌日は早い便があるわけですから、早い便に乗って就航地を楽しんでいただいて遅い便で帰ってきてもらえるということで、非常に利便性が高くなるということで、我々は夜間駐機していただくように働きかけておりまして、具体的に今富士山静岡空港でナイトステイをしていただいているのはフジドリームエアラインズ――FDAになります。
 支援の内容については、ナイトステイに伴いまして、クルー――飛行機に乗る方とか整備士の方が必要になりますので、その方の宿泊等が必要になりますので、それに対する支援をさせていただいております。

○桜井委員
 ということは、飛行機が夜遅く来て、朝まで駐機している。普通は駐機料を取るんでしょう。着陸料は1年間無料だと聞いていますけども。1年だけなのでもう1年以上たっている航空会社の場合は駐機料も無料にして、その分だけ富士山静岡空港株式会社へその分を払うのですか。

○板垣空港利用促進課長
 着陸料は就航した1年目については条例により免除といいますかゼロにしております。停留につきましては夜間駐機を新たに開始した場合は1年間ゼロという措置をしております。

○桜井委員
 いただいているのだけれども、このナイトステイに対して支援をするから、いただくのは富士山静岡空港株式会社までいただかなくていい。県はそれをもらっているの。これはナイトステイに対する支援じゃないの、その駐機料だけは。パイロットの宿泊料とかは支援しているけれども、飛行機の夜間のとめ賃はもらっているのですか。

○板垣空港利用促進課長
 停留につきましては、静岡県が収入としていただいておりまして、このナイトステイについてはまさに本当にナイトステイすることによって、余計に乗務員とか整備士の経費がかかりますのでその部分について。しかもずっと補助し続けることはできませんので、3年間ということで期限を切りまして、2分の1の支援をさせていただいているところでございます。

○桜井委員
 次に、乗り合いタクシー。
 これも予算で支援しているんですけれども、浜松市内の中・東・南区から、あるいは浜松市の東区役所から空港まで1人1,500円。だけどこれは多分タクシー会社にお願いして、そういう割安な金額でやらせていると思うんですけど、この1,500円は実質1万円以上かかると思うんですけれども、乗り合いだからみんなで折半すればもっと安くなるんですけど、1人当たりというか1台当たりというのか、タクシー料金をどれぐらい県で助成しているのですか。
 これは掛川から出るのも片道1,000円ですけど、そのパーセントというか割合というか、金額がわかったら教えてもらいたい。

○橋空港政策課長
 乗り合いタクシーの件でございます。
 まず、西部地域の乗り合いタクシーでございますけれども、実際の利用が乗り合えば1人当たりの単価も安くなるということになりますけれども、現実的には今1,500円いただいている分というのが、全体のコストのうちの大体4分の1程度をいただいていると。ですから1人当たりですと大体、運賃を引きますと5,000円ぐらい。乗り合い率が高まれば下がっていく形になっております。
 中東遠地域でございます。これはこれからの制度設計でございますけれども、予算としては今定額タクシーというのがございますので、掛川から富士山静岡空港までの定額タクシーが大体5,100円。そこら辺のところでのコストが変わっていくことで、あとは乗り合い率の問題になってくるのかなと思ってございます。予算的には大体、浜松と同じような4分の1程度の御負担という形になるのかなと思います。いずれにしましても、利用者がふえればコストは下がっていくと考えてございます。

○桜井委員
 掛川は新幹線の駅があるから新幹線に乗って富士山静岡空港へ行く方もいると思うし、また浜松は浜松市から以西はセントレアへ車で行くと駐車場が無料になる、申請を出せばだけどね。あの周辺のホテルもセントレアへ朝早く行くとかで泊まると、1日泊まるだけでも240時間ホテルの駐車料が無料なんだ。240時間、要するに10日間。便が多いから愛知県は愛知県で、富士山静岡空港に浜松市のお客をとられないよういろいろな施策をやっているのだけれども、ただ磐田市、袋井市ね。浜松市はいい、1,500円。磐田市、袋井市の衆はどうするのですか。

○橋空港政策課長
 今回、中東遠地域の乗り合いタクシーということでございますけれども、西部地域と同じような区域の乗り合いという形も一応視野には入れてございました。しかしながら面積、人口密度というか、今浜松市の3区でございますと大体47万人強の人口がそこに集約しておるんですけれども、やはり中東遠地域でございますと、広くて人口的にも40万人を欠けるぐらい、磐田市から袋井市それから掛川市と。そうしますとコスト的に非常にかかってしまうところもございまして、まずは掛川駅と結びましょうということで、今回は制度的にはつくったと。
 ちなみにJRになりますけれども、磐田駅から掛川駅は14分程度で着くと。袋井駅からですと9分程度で到着できるというところでございまして、我々は磐田市、それから袋井市の方々にも御利用いただきたいと思っておりますけれれども、まずは掛川―空港間を結びたいということでございます。

○桜井委員
 これはなかなか難しいと思いますよ。そういう面では富士山静岡空港の駐車場は無料だから、袋井市、磐田市ぐらいならマイカーで来るというのも1つの手だと考えますけど。そういう形でいろいろなやり方があると思いますけれども、いい知恵を出して頑張っていただきたいと思います。

 これで最後の質問になると思います。ラウンジの件は8番委員から話があったからあれですけども、委員会説明資料39ページの開港6年目の富士山静岡空港の県内経済波及効果。
 この経済波及効果の推計が平成26年から平成27年の6月3日まで312億円。1.4倍だとか、いろいろ下に78億円、189億円と書いてありますけれども、見学者、送迎者は大体車で来る方ですけれども、23億円というのはどういう内容ですか。お土産を買ってもらっただとか、マイカーで来た燃料代だとかも推計して23億円という数字を出したのか、23億円の根拠を教えていただきたいと思います。

○橋空港政策課長
 経済波及効果の積算根拠でございます。
 7番委員御指摘のとおりでございまして、実際送迎、それから見学で推計しますと6年目という1年間で大体70万人ぐらい。
 実際どのぐらいの消費を見ているのかですけれども、主にはお土産代、それから空港に限らずですけれども食事代。それから交通費ということで、マイカーで来る方を主に見ていますけれども、それらの要は消費、支出をもとに推計しているところです。
 ちなみに開港1年目は非常に多くの方が見えまして、115万5000人ございました。このときの経済波及効果としましては、49億円をちょっと出るぐらいでございますので、若干減ってはきておりますけれども、送迎それから見学者70万人ぐらいですので、このぐらいの効果になります。

○桜井委員
 石雲院のところの見晴らし台を5億円だかかけてやったけれども、あれができてからは前年度に比べてどれぐらいふえているのか。それからそれ以降は純増というか、ふえているのか。投資効果があるかないかの話。

○橋空港政策課長
 今手元にデータがございませんので、後ほど確認しまして提供したいと思います。

○桜井委員
 税収効果21億4000万円。この税収効果というのは、そこで土産を買った消費税だとか免税店に酒、たばこ、香水もあるんですけども税収効果ですからね、これはどういう税が入ってくるのか教えていただきたいです。

○橋空港政策課長
 税収効果につきましては、全体の経済波及効果として312億4000万円ということで出しています。これを生産、要は経済活動に当たって当然企業でも利益が出てきますし、それから雇用が確保されてその方々が潤って、税を納めるということでございます。そういったものを県の統計利用課でつくっているシステムがありますけれども、そちらに数字を代入しまして、その結果としてどのぐらい税収に影響を与えたのか試算してございます。それが21億4000万円ということでございまして、これは国税、それから県税、市町税の3つ全部含まれております。

○桜井委員
 消費税は含まれるのか。

○橋空港政策課長
 消費税は入ってございます。国税と地方消費税という形で入れてございます。

○渡邉空港振興局長
 先ほど、石雲院展望デッキの利用者の関係で御質問がございまして、数字が出てまいりました。
 平成25年の2月に施設が完成してございますけれども、翌年の平成25年度の利用者数の合計が14万4000人余ということになっておりまして、翌年の平成26年度は12万2000人余、平成27年度は10万人を割り込んでしまいまして、9万8000人と徐々に減ってはおりますものの一定の効果はあるのではないかと思っております。

○桜井委員
 先ほど聞いたら全体で70万人だけれども、展望台だけを言うとじり貧というか、14万人が12万人になって10万人だけど、これをトータルしてのさっきの答弁だね。展望台も入れての見学者ということですね。
 そうすると14万人、12万人、10万人と年々減っている。さっきの見学者はトータルで年々ふえていたのか、減っているのか。

○橋空港政策課長
 平成25年度の見学者数でございますけども、59万1000人でございまして、平成26年度が64万5000人。平成24年度は58万人程度でございますので、ここに来て徐々にはふえてきている状況になります。

○桜井委員
 ということは、展望台は年々減っているのに全体のトータルはふえるということは展望台の投資効果というのはあんまりないと思うんですけど、どうですか。

○渡邉空港振興局長
 数字だけ見ますと減っていますので、その点について効果があると言い切れるわけではございませんけれども、あの地域の1つのにぎわいの拠点ということで、地元の皆様が例えば軽トラ市とか、そういったものを折に触れて開催していただきまして、そこで大きな集客もありますので、また効果的な利用の仕方等々も見ながら、さらに利用が伸びるように努めてまいりたいと考えております。

○桜井委員
 そういうことで、せっかく5億円近くお金をかけたんだから、できるだけ多くの人が途中で空港のターミナルビルで見学をすれば、それで終わっちゃうのが結構多いから、何かやはりあそこまで行かなきゃできない、行きたいという気持ちにさせるようなことを考えないといかんと思います。
 以上でございます。どうも皆さんありがとうございました。

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