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委員会会議録

質問文書

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平成30年10月多様な働き方推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:10/05/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○中田委員
 高齢者の方がですね、引き続き働きやすい環境を提供されているというところでは非常にすばらしいと思うんですが、一方で35名の社員さんの中で若手もいらっしゃると思うんですね。
 まず1つ聞きたいのは、平均年齢が何歳なのか、あと若い社員の新卒の採用状況といいますかね。要は、簡単に考えちゃうと、お年寄りの方がそのまま引き続きやっていただく分、若い人の採用を控えているのかなとか、その辺のバランスがどうなってるのか教えてください。

○浅野秀浩氏
 弊社の平均年齢は45歳です。
 新卒の採用に関してはですね、以前は行っていました。ということは、今は行っていないんですけども、それ理由がありまして、私たちの顧客はですね、やはり高齢といいましょうか、どちらかというと中高年の方が多いので、若い社員が接客をするとですね、ちょっと気の毒なことに、しっかりとした接客で、お客様にいろんな提案をしてもですね、必ず、ちょっと奥のあの人を呼んできてと言われたり、仏事に関係することは専門性が強いと、どうしても私じゃ信用してくれないのかなと、なかなかモチベーションが上がらないケースが多々あった時期があったんですね。働かせることによって、そういうストレスを与えるぐらいだったら、もう少し採用する年齢をですね、中途というか、年齢層を引き上げてやったほうがいいんじゃないかということで、現在は新卒の採用は控えています。

○中田委員
 先ほどの御説明の中で、海外に従業員の方がたくさんいらっしゃって、200人ぐらいですか、いらっしゃったような。海外は墓石の仕入れとか、そういった国内での販売のもとになるようなお仕事がメーンなんですか。それとも海外で何か営業活動されているんですか。

○浅野秀浩氏
 海外はですね、もともと私どもの会社はメーカーだったんですね。昔は家具を製造しておりまして、それで仏壇に変わったんですけれども、その仏壇の製造というのも、やはり海外から競争力の高い商品が入ってきてしまって、私たちも縮小するか同じように海外の土俵で生産をするかという時期がありまして、結果的に選んだのが海外でものづくりを進めようということです。
 ただし、仏壇の技術というのは、木工技術でもすごく高いほうに位置されてまして、これも浜松でありますけども、仏壇がつくれる業者さんはピアノをつくることも難しくないんですね。木工、それは楽器もバイオリンもつくれてしまうというぐらいでして。なので、そういう技術を使って、日本だけではなく、今はアメリカとEUですね。それとあと最近多くありますドバイのホテルのインテリアをしているとか、そこからつくって世界に出しているという会社です。

○中田委員
 海外でお仕事をされている従業員の皆さんの営業所というか、職場においても、今、御説明いただいたこと、その現場でものをつくることになると、なかなかどうなのかなと思いますが、でも販売とか、そういった営業スタイルは御社が日本で取り組まれていることを海外でもやられているのかどうか。それとも、まだ海外ではそこまでいってないのか。その辺を。

○浅野秀浩氏
 海外の会社は合弁というパートナーシップを結んでおりまして、基本的に買い手や技術は私どもで教えていくんですけども、運営そのものは現地の主体性を持たせているんですね。なので、今はベトナムと中国に工場があるんですけれども、そちらの工場は中国式、ベトナム式の働き方を尊重しつつ、ただ、働き方イコール製品のクオリティーにもすごく影響してくるので、私どものほうからも、余り越権行為にならないように。パートナーとの動きをうまく整合性を保ちながら指導はしていっております。
 なので、雇用に関して言えば、私たちが必ず義務づけているのは、その国の労働基準法にあった給与の支払い。それと手当等々ですね。基準をはるかに上回る数字を維持することを、まず1つ条件つけております。
 また、作業現場も東南アジアだと、特に環境面で劣悪なところも出てきがちなので、そういうところは日本から機械を提供したり、それも品質の向上にも結びつきますので、サポートしていると。なので、本来はやりたいんですけれども、やってしまい過ぎることによって合弁という趣旨からはずれないように、その辺も保ちながらやっているという状態です。

○野澤委員長
 質疑等を続けます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp