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委員会会議録

質問文書

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平成26年11月人口減少対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 貴史 議員
質疑・質問日:11/18/2014
会派名:富士の会


○山本委員
 ありがとうございました。
 私からは、こうした集うというのはすごく大事だというふうなお話の延長線で、その地域の中で子育て中のお母さん方がかなりいらっしゃるとして、こういう場合、出てくるお母さん方の割合、大体、多分潜在的にどのぐらいかはわからないと思いますが、肌感覚でどのぐらい出てこられるのかなというようなところ。というのは、結局こういう場合に出てきて、こういう場があってよかった、多分そういう御感想を持たれている親御さんが、非常に多いと思うんです。
 一方で、我々も地域の中にいて、お祭りなんかを通じて、地域みんなで子供を育てていきましょうというふうに考えている高齢者から我々のような世代の人たちも多いわけです。ところが、今、若いお母さんとかお父さん方というのは、自治会活動への参加というのが非常に抵抗があって、姿が見えないというのが現実で、イベントがあると出てはくるんですけれども、やはりコミュニケーションを図るのがなかなかできない。よそから来た方々が多かったりすると、地域にどういう人がいてというのもわからない中で、支援センター等でのコミュニケーションを図られていると思うんです。やはりそういう中で、その地域の中との触れ合いに対する現実の本音の部分というのもどういうものかというのを教えていただきたいなと思うんですけれども。

○山下千鶴氏
 センターの利用者数の割合というのは、年間菊川で450人ぐらい赤ちゃんが生まれるんです。そのうちの2割弱ぐらいの方が支援センターへ来られるんです。というのも、8割ぐらい働いてらっしゃるので、昼間いないというのがあるんです。そのうち5%ぐらいが密室育児になってると思うんです。なので2割弱ぐらいは来てくれてると思うんですけれども。それと、コミュニティというか、地域とのかかわりなんですけれども、菊川も本当に入ってくる人が多い町なんです。かといって、みんな新しい人ではなく、昔から住んでらっしゃる方があって、お祭りがあってということですので、入ってこられた方は本当にお祭りが嫌いという方が多いんです。なので、新しくお家が集合的に建ったお家の地域のところに、あそこはお祭りがないからあそこに引っ越すようになりましたということが多くあります。だから、よく言うんですけど、菊川も都会でなく、田舎でなくというところなんです。交通の便はいいので、案外来られるんです。本当に地域の方は、そこのところでも、人口減少やその地域活動、自治会活動に大きな御苦労をされていると思います。
 私も実際、ここに25年になるんですけれども、同じ菊川の中で違うところに引っ越して15年なんです。だから、ここに来てすぐ仕事を始めたので、地域の方との交わりというか、子供が小さいときは子供会等に入ってたんですけれども、それを抜けてしまうと、車で行ったり来たりなので、全然お話ができないままというのが悪いなと思うんだけど、何か今さら行けない自分がいたりして、言ってることとやってることが違うなと、そこはすごいギャップを感じながらも行けないというのがあります。

○山本委員
 まさに多分そこだと思うんです。やはり地域のほうも子供を育てていきたいということで、小学校の見守り隊なんかに積極的に出てきてくださる退職されたような高齢者の方々もいっぱいいて、地域の子供たちを見てくださっている。産み育ててもらいたいということがあるものですから、こうした支援センターが、自治会活動の実態とか、自治会をやっている方々になぜ若い人たちがそうした自治会活動を敬遠しているのかというような意見交換からスタートしていく場に、もしなっていただけると、非常にいいなと私自身は思います。
 あと非常にショッキングだったのは、子育てが大変といって、こんなはずじゃなかったと、要は子供を産んだことに対して後悔されているお母さん方がいるということは、私の中では非常にショックだったわけですけれども、こうした支援活動をして、これは第2子、第3子を産んでいこうとか、そういう気持ちにこういうところからなられた方というのはあるんですか。何がきっかけだったりするのですか。

○山下千鶴氏
 具体的に調査しているわけではありませんが、本当に菊川は、自分の現場にいる限り、少子化を感じないくらいに産んでくれているんです。第1子でセンターデビューしますよね。1年ぐらいたって、第2子欲しいんだというと、本当に産んでくださっているので、職員の中では、菊川はそんな少子化、問題ではないよねって言うぐらいです。なので、県が今、合計特殊出生率が1.53だと思うんです。菊川は1.55なんです。国が1.43ぐらいです。2にはまだ遠いんですけれども、皆さんが産んでくださっているのは本当にありがたいことで、だから入館者数も平成12年度から比べると本当にどんどん上って、今のところ3万2000人ぐらいでとまってはいるんですけれども、人口5万人弱に対しては、延べ人数ですけれども大きいのではないかなと思います。
 もう一つ、地域の方々ということなんですけれども、民生委員さんとかいらっしゃいます。更生保護女性会の方とかが託児のお手伝いに来てくださるんです。そのときは子供さんを見てくださっているんですけれども、そこで何かしら感じてくださっているというのはあるみたいで、年に5回ぐらい来てくださっているんですけれども、そこで直接お母さんと話すことはそんなに真剣な話はないにしても、御挨拶はありがとうございました、お願いしますという中で、何かしら感じてくださっているんではないかなと思っています

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