• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 委員会補足文書

ここから本文です。

委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年1月22日人口減少対策特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 01/22/2015 会派名:


○池谷委員長
 これより、調査報告書の修正に向けた委員間討議を行います。
 なお、本委員会の調査結果につきましては、2月定例会での報告を予定しておりますので、なるべく皆様には、本日の委員会で内容を固めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 前回の委員会では、調査報告書の正副委員長案について討議をしていただきました。
 資料1は、委員の皆様から出された意見を取りまとめたものでございます。
 次に、資料2をごらんください。これは、正副委員長におきまして、皆様の御意見を提言に盛り込んだ修正案を作成し、修正前の提言と新旧対照の形で整理したものでございます。
 それでは、この資料2につきまして、主な修正箇所について説明をさせていただきます。
 まず、提言1、人口減少対策の推進に向けた環境の整備でございますが、(1)の中では――これは鈴木委員の御発言でございましたけれども――、「人口減少の原因やそれが引き起こす問題等の分析を行い、その結果を踏まえ、」というものを入れました。左側の前回提示したものとの全体的な対象となるわけですけれども、文言で「必要である」というような文言を――これは5番委員からも指摘がございましたけれども――県の主体性をもっと強く打ち出していくべきだということでございまして、「いくべきである」というようなものに、全体的に変更をさせていただいてございます。
 (2)将来ビジョンの策定ですけれども、これも鈴木委員から、「総合計画との整合」というような文言を入れるべきだということでございました。
 次に、2ページの提言2でございますけれども、人口の自然減に対する取組につきましては、3項目を追加をさせていただいてございます。
 まず、(1)若者の意識への働き掛けの中では、結婚や出産という文言を入れるべきだということで――これは小野委員からのお話だったと思いますけれども――入れました。
 (2)の若者の生活の安定ということで、ここに新たに項立てをしてございます。佐地委員、そして山本委員からもございました。田委員からもあったわけですけれども、読み上げますと、「不安定な雇用環境をはじめ、多額の養育費や老後への不安といった経済的不安も、若者世代が結婚や出産に踏み切れない大きな原因と指摘されている。また、本県に魅力的な働き場が見付けられず、県外の大学を卒業した若者が本県に戻らずに首都圏等で就職するケースも非常に多い。若者世代に結婚や出産を促していくためには、まずは、若者の生活を安定させることが必要である。このため、県内企業への働きかけや、新産業の創出、若者の起業に対する支援等を通じ、若者が安心して働くことのできる場を確保すべきである。併せて、本県には第1次産業から第3次産業までの多様で魅力的な就業先があることを、県内外の若者に積極的に情報提供することで、県外への流出抑制や県外からの流入促進も期待できる。」というふうにさせていただきました。
 (3)ですけれども、これは鈴木委員からご発言がありました。若者の交流の機会が減っているわけではないという表現でなくて、ふえているという表現のほうが適切だろうということでございます。その下段のほうですけれども、佐地委員から御発言がありました。県の主体性をもっとうたった方が良いということでございまして、この主語といいますか、その前段として、「県においては」ということを加えました。
 (5)ですけれども、子育て支援制度の充実ということで項目立てをしております。これは吉川委員からの御発言、そして田委員からもございました。「現在の子育て支援制度について3つの課題が挙げられる。一つ目は、認可保育所と認可外保育所に対する支援に大きな差が生じていることである。認可外保育所は待機児童の解消に大きく寄与しており、また、支援の差は子供の処遇の差にもつながることから、認可外保育所に対する支援の充実を図るべきである。二つ目は、専ら家で子育てを行う母親に対する支援が、働きながら子育てを行う母親に対して少ないことである。育児のため、働きたくても働くことができない母親も多いことから、専ら家で子育てを行う母親に対する支援を充実させるべきである。三つ目は、学童保育を行う場所や時間が限られていることである。保育所から小学校に入学した場合、学童保育を行う場所や時間が限られていることから、親が仕事を変えなければならないケースもある。仕事と子育てが両立できるよう、学童保育の制度を充実すべきである。」というふうにさせていただきました。
 (6)です。保育保険制度の創設に向けた検討ということで、「少子化や核家族化等、社会情勢の変化に伴い、社会全体で子供を育てていこうという考え方が大きくなっている。高齢者の介護を社会で支える「介護保険制度」と同様に、健やかな子育てを社会全体で支える「保育保険制度」ができれば、子育てに関するさまざまな課題の解決につながるものと期待される。国に対し、「保育保険制度」の創設に向けて検討を進めるよう働きかけを行うべきである。」これは、吉川委員からの御発言でございます。
 (7)ですけれども、企業に対する働き掛けの拡充の中では、「ワーク・ライフ・バランス推進等」という文言を入れるということで、鈴木委員からの御発言でございました。
 提言3でございます。人口の社会減に対する取組の中で、(1)地域に根ざした企業に対する支援では、「きめ細かな融資制度の創設等、」という文言を入れるということで、森委員からの御発言でございます。
 (3)企業誘致・企業留置に向けた取組の中では――これも森委員からの御発言でございます――「企業の誘致や留置に当たっては、融資や助成、土地利用に関する規制緩和や用地に関する情報提供などさまざまな支援策を充実し、それらが活用されるよう積極的に情報発信するとともに、」という文言を入れてございます。
 (3)の一番下ですけれども、岡本委員からの御発言を受け、「これらの取り組みは、転出した企業が再び本県に戻ってくることを促すことにもつながるものである。」という文言にしてあります。
 (4)で、移住に関する首都圏へのワンストップ窓口の開設の中では、小野委員からの御発言を受け、「県東部からは首都圏へ1時間程度で通勤することができる」という文言を入れてございます。
 その下ですけれども、佐地委員からの御発言を受け、「特に首都圏の若者をターゲットとした積極的な広報活動を展開し、」という文言を入れてございます。
 (5)でございますけれども、移住に関する支援制度の充実という中では、鈴木委員からございました。「本県の魅力を高め、誰もが住みたいと思うような環境を整備していくことが、移住希望者を呼び込むための基本的な取り組みであるが」、その下のほうは、ちょっと例を絞らせていただきました。「他県に住んでいる子が親と同居するためにUターンする場合の里帰りリフォーム支援など」ということで、整理をさせていただきました。
 以上が、前回の委員間討議でいただいた御意見を参考に修正をした新旧対照表でございます。
 説明は以上ですが、この修正案につきまして御意見をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 それぞれの委員の皆様の御発言は、こういう表現でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 吉川委員、今、お手元に資料2で、前回の委員間討議で皆さんから御発言いただいたものを溶け込ませて、修正案ということで新旧対照表をつくってございます。ほかの皆さんにつきましては、異議がないということでございましたので、吉川委員が御発言いただいたものが、しっかりとこの内容に取り込まれているかということについて、御確認をいただきたいと思います。特には、吉川委員の関係は、3ページの(5)で、認可外保育所の支援の充実ということ。それと、専業主婦の母親に対する支援を充実させるべきだということですね。それと、4ページ(6)で「保育保険制度」創設ということの御発言もございましたので、これは国の話ということになります。したがいまして、国に対し、「保育保険制度」の創設に向けての検討を進めるよう働きかけを行うべきだということで、よろしいですか。
 では、こういう形で皆様の御了解をいただきましたので、これでまとめさせていただきたいというふうに思います。
 最終的な取りまとめにつきましては、正副委員長に御一任いただくということで、御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議もありませんので、そのようにさせていただきます。
 正副委員長で取りまとめました報告書につきましては、皆様にお届けした後、当委員会の報告書として議長に提出をさせていただきます。
 また、2月定例会で調査報告書を議場配付の上、私から報告をする予定ですので、御了承をお願いいたします。
 私からは以上でございますが、委員の皆様から何かほかにございますか。

○吉川委員
 私が保育保険ということを言ったら、岡本委員が子育て保険というような言葉もいいじゃないということご発言があったので、言葉の単なる問題なんですけど、保育保険という言葉がいいのか、介護保険があって、子育て保険という保険の名称でもいいのかなと思ってるんですが、その辺はどうでしょう。大して変わらないから子育て保険でも、保育保険でもどちらでもいいでしょうか。子育て支援対策ということを考えれば、子育て保険がいいかもしれませんね。どうですか。
 介護保険があって、保育保険でもいいんだけど、子育て保険というと、もう少し対象が広くなってしまうのかな。

○池谷委員長
 広くなるような気がします。

○吉川委員
 就学後も入ってきてしまうのかな。

○池谷委員長
 そうですね。相当広くなると思いますね。

○吉川委員
 そうですね。わかりました。

○池谷委員長
 それでは、そのまま保育保険制度ということで、御了承をお願いいたします。よろしくお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp