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委員会会議録
委員会補足文書
令和３年５月臨時会厚生委員会
| 議案説明 【 当局側説明 】 発言日： 05/20/2021 会派名： |
○石田健康福祉部長
健康福祉部長の石田です。よろしくお願いいたします。
今回、御審査をお願いしています健康福祉部関係の案件は、令和３年度一般会計補正予算１件です。
それでは、お手元の厚生委員会資料に基づいて御説明します。
１ページをお開きください。
第81号議案「令和３年度静岡県一般会計補正予算」は、新型コロナウイルス感染症対策や５月１日の突風等による被害への対応に関する予算措置を行うものです。
(1)の表にありますとおり、補正予算の総額は241億6690万円の増額であります。この結果、年間予算は3064億1044万7000円となります。分析別内訳は(2)の表に、また財源内訳については２ページ(3)の表に記載のとおりであります。
３ページを御覧ください。
補正予算事業は、(4)補正予算事業一覧に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症対策が３事業、５月１日の突風等による被害への対応が１事業の計４事業であります。お手元の令和３年５月県議会臨時会議案及び令和３年５月県議会臨時会議案説明書により御説明します。
令和３年５月県議会臨時会議案の１ページをお開きください。
第81号議案「令和３年度静岡県一般会計補正予算」のうち、６ページをお開きください。
中段にあります第７款健康福祉費は241億3390万円の増額で、補正後の予算額は3030億3998万4000円となります。
８ページをお開きください。
上段の第12款災害対策費のうち、健康福祉部所管分は第７項災害対策諸費3300万円の増額であります。これらを合わせますと、健康福祉部の令和３年度一般会計予算は、委員会資料１ページにも記載のとおり3064億1044万7000円であります。
内訳について御説明します。
令和３年５月県議会臨時会議案説明書の３ページをお開きください。
第７款健康福祉費第６項感染症対策費第１目感染症対策費の補正額は241億3390万円の増額で、財源内訳は国庫支出金及び一般歳入であります。
(1)ア新型コロナウイルス感染症対策事業費１億7650万円の増額は、変異株を特定するゲノム解析の実施や、高齢者施設等への簡易検査キットの配付及び自宅療養者への食料品、日用品の提供等を行うものであります。
イ新型コロナウイルス感染症対策事業費助成230億4880万円の増額は、感染者の入院病床や回復患者の受入れ病床を確保する医療機関等に対して助成するものであります。
ウ高齢者向け優先接種緊急推進事業費助成９億860万円は、高齢者に対する新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る市町の取組を支援するものであります。
詳細につきましては、委員会資料別冊令和３年度５月補正予算概要の１ページをお開きください。
今回の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の第４波への対応やワクチン接種に係る体制整備などを行うものであります。
患者受入れのための病床稼働に伴う空床補償については、通常医療とのバランスを取った最大の病床である522床を年間を通して確保できるよう予算を増額するとともに、緊急時には補償単価を通常の1.5倍に引き上げてさらなる病床確保を行うなど、223億9200万円を計上しております。
また、一般病床で重症患者を受け入れた医療機関への支援3216万円や、後方支援病院を確実に確保するため回復患者の受入れ病床の空床補償として１億1040万円を計上するほか、自宅療養者への健康観察体制の強化などにも取り組んでまいります。
その他、クラスターが発生した緊急実施医療機関等に対する支援として４億9500万円、検査体制の強化といたしまして、変異株への対応としてゲノム解析検査に要する経費等5600万円を計上するほか、高齢者施設等でのクラスター発生を未然に防止するため簡易キットをあらかじめ施設に配付し、倦怠感や喉の痛みなど軽い症状の者が複数確認された場合において速やかに検査を実施するための経費を9450万円計上しております。
５ページをお開きください。
ワクチン接種に係る体制整備につきましては、希望する高齢者へのワクチン接種が７月末までに完了するよう課題となっている集団接種の会場不足や医療従事者の人材確保などに対応するため、広域の集団接種会場の設置を行うほか、接種推進チームの市町への派遣や集団接種に御協力頂く医療機関に対して半日当たり10万円の協力金を支給するなど、市町の取組を支援するための経費９億860万円を計上しております。
次に議案説明書４ページをお開きください。
第12款災害対策費第７項災害対策諸費第２目災害救助費の補正額は3300万円の増額で、財源内訳は一般歳入であります。
(1)ア被災者自立生活再建支援事業費3300万円の増額は、令和３年５月の突風等により被害を受けた世帯に対して助成するものであります。
詳細につきましては先ほどの委員会資料別冊の７ページをお開きください。
今回の補正につきましては、５月１日の突風等による被害は国の被災者生活再建支援法の適用を受けないため、被災世帯の生活再建を支援するために住宅の被害程度に応じて支給される基礎支援金及び住宅の再建方法に応じて支給される加算支援金について13世帯分を計上するものであります。
提出議案の概要は以上であります。よろしく御審査のほどお願いいたします。
○藤曲委員長
以上で当局側の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
では発言願います。
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