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委員会会議録

委員会補足文書

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平成28年10月24日スポーツ振興等特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/24/2016 会派名:


○山田委員長
 本日は前回に引き続き中間提言に向けた委員間討議を行いたいと思います。
 前回の委員間討議において、中間提言の構成をスポーツ振興等特別委員会の運営についての3調査実施方針等、(2)調査の観点の項目に従い、かつ大会の開催に向けた取り組みをラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックにわけるということでまとまりました。
 そこで皆さんからいただきました御意見をラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、観光誘客や交流の推進、本県のスポーツ振興の4つの項目にわけて、この中から早期に取り組むべきものを抽出して、中間提言に取りまとめる方向で本日は議論いただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそのようにさせていただきます。
 なお、本日資料はA3判のものと、現在県の実行委員会のほうで取り組んできていること、それについてA4の5枚程度になると思いますが、つけさせていただいていますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず資料1をごらんください。A3判の資料1です。これは前回いただきました御意見につきまして、執行部からその項目に関する概要を取りまとめたものであります。そして資料2として4つの項目ごとに御意見をわけて記載したものを用意いたしました。両方の資料を見比べながらそれぞれの御意見を中間提言に入れるかどうか、また具体的にどのような要望の内容とするか検討いただきたいと思います。
 それでは資料2の1、大会開催に向けた取り組みのうち、(1)ラグビーワールドカップ2019から順に項目について検討していきたいと思いますので、お願いいたします。それでは、皆様からまずラグビーワールドカップ2019について御意見をいただきたいと思います。両方の資料を見比べながらやっていただければと思います。
 今、ラグビーワールドカップ2019については5項目に小項目をわけております。それについて、資料1のほうにももう少し細かく書いてありますので、ごらんいただきながら御意見いただければと思います。
 若干時間をとっていきたいと思いますので、御意見ある方はお願いしたいと思います。
 それではいかがでしょう。

○林委員
 皆さんから意見を出した部分と、それから実行委員会のほうで今取り組みをしている部分がありますけど、これを見ると詳細の部分は実行委員会のほうで現実的に検討しているということなもんで、我々特別委員会として、詳細の部分をここに直接入れる必要はないと思うんですけども、大まかな部分としてこれだけはどうしても必要だというこの事前キャンプとか、事前の2019年前の盛り上げとか、そういう部分としての項目のほうが適切かなということなもんですから。細かいのは実行委員会のほうでしっかりやってもらうということと、意見として申し伝えるのはいいと思いますけれども、我々が意見を出したものを中心に、この部分として最低限必要なものだということで、絞ればと思うんですけども、ちょっと漠然とした意見ですけどそう思います。

○山田委員長
 そうですね。今ここに、例えばラグビーワールドカップ2019については5つにわけてありますが、全てを取り入れるということではなくて、この中で本当に重要なものについて、とにかく急いで対応しなければいけないものというものを抽出するという形で。ですから小さい中身を細かく書くというよりも、本当にそういった重要な部分だけ、まずはしっかり取り組めという形で意見としてまとめられれば一番いいかなと思います。

○池谷委員
 前もいったんですけども、前回の大規模スポーツイベントで提言がなされた項目が、この中でも幾つか重複してると思うんですけども、それもまた出すということですか、うちの委員会として。

○山田委員長
 重複してますが、あのときで終わりだからといって、私たちが出さないというのもちょっと変なのかなという。関係しているとしても、1年、時間経過はしてるので、その中でやっぱり出すものは出すべきではないかなと。あそこでやったからもういいよとなると、どうなのかなという。ただ、前回出してるものについては、最終の3月でもいいとは思うんですね。取り急ぎまず、この10月、11月にまとめてやるものを絞りたいと思います。
 特に予算措置が重要になってくるものですね。とりかかってるものについてはそれほどないかと思いますが。

○増田委員
 この資料2をもとに、お話をさせていただいていいでしょうか。ラグビーもそうですけど、キャンプ地を希望する市町との連携というのはずっと出てた話でございますが、ラグビーのほうは決まるからということで、キャンプ地となった市町への支援という書き方を考えてらっしゃるのか、そこら辺の確認方々でもあるんですけど、キャンプ地を希望していく市町に対する支援みたいな考え方も万全な取り組みのためには必要なのではないかというふうに思いますので、これを包含しているということであれば問題ないんですけど、そこが1つ確認方々、意見として述べさせていただきます。
 それとあと、2019年のラグビーのほうも2020年のオリンピックのほうも、おもてなしの受け入れ態勢の観客の皆さんへの目線というのは、だんだん充実はしてきてると思うんですけど、選手とか関係者の移送についても、いいパフォーマンスをしていただくためにはやっぱり大事なことでもあると思いますので、その辺の視点もあっていいのかなという思いが個人的にはしています。ですから、私はちょっと個別具体的に意見をさせてもらってますけど、エコパでいうと、スタジアムの改修もありますが、四角囲みの一番下の5番目のところに、観客輸送に支障を来たさない交通環境の整備、磐田掛川線というところがありますけど、選手のことも含めて入れていただきたいと。
 ここは県がもう用地は買収してあり、道路がまだ暫定2車線ということでもありますので。その点、5万人を満員にするということを目標にやっていくわけで、万全の受け入れ態勢のためにはいろんな意味で必要なのではないかなという思いがしておりますので、市町への支援ということと、受け入れ態勢、ベロドローム周辺の観客の方もそうですけど、選手自身、また関係者が安心スムーズな移動ができるということも含めて環境整備に努めていただきたいということは意見として申し上げさせていただきます。以上です。

○山田委員長
 はい。そのほかございますか。

○土屋委員
 皆さんが賛成か反対かの部分も含めてなんですけど、上から一つずつ、これはどうなんだろうというふうな話のほうがいいんじゃないかと。このA3の資料を見たときに、例えば事前キャンプの県ソフトボール場というところは未定となってますけど、このソフトボール場が本当にオリンピックのキャンプ用地に当てはまるかどうかっていう話も含めて、こういうまだ動きもないようなところの話を私たちの委員会で話し合う必要もないと思うんで、確かに手を挙げたということであったり動きがあるという話があったときには、県の支援体制がどうかという話にしたほうがいいと思うんで、これは要らないとか、これは入れるべきだとかっていうような話のやり方のほうが皆さんとしても納得しやすいかなと。
 意見が出なかったところをそのまま残すことがいいとは思わないんで、少なくてもそれが資料2のどこかに当てはまってということであれば、丸の下側に点でそれの1行入れるとか2行入れるとかで、中身を少し詳し目に出していくほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですけれど。
 せっかくきょう時間をとったわけですから、きょうのうちに皆さんの意見を反映し、必要ないとか、これが新たに必要だとかっていう部分はその他の項目であってもいいんで、入れていくという形で1回まとめて、来年度の予算に反映できるものならば検討してもらいたいという形の委員会の意見を出さないと。
 意見を待ってて、何も出ないままで終わってしまうと意味がないんじゃないかなと思いますので、これは1行入れておいたほうがいいよという話であれば、例えば大会に向けた取り組みで今やってる部分に入れていくというやり方のほうが正しいかなとちょっと思ったんですけど。上から一つずつ、意見を言っていただくというような形で潰していけば、みんなの意見を待たないで一つずつ決まっていくんじゃないかなと思うんですけど。

○山田委員長
 今1番委員からそういう話がありましたので、そういう形で進めたいと思いますがよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、事前キャンプに誘致に向けたということで、資料1と2が連動するような形で話をしたいと思います。
 まず、キャンプ誘致に向けた受け入れ環境の充実というところがあります。これは都市公園、県ソフトボール場、エコパのゲストハウスの3つ、そしてまたその下には、キャンプ地となった市町への支援というものがありますが、まず県有の運動施設の貸与について未着手というところの理由には候補地への立候補の状況を見ながら対応するというような形で書いてあります。これについては、当然動きが出てくればそういう話でいくものだと思いますけど、皆さんからこれについて早急にこれを対応すべきかどうかというところの御意見いただければと思います。

○大石(裕)委員
 いろいろお話があったとおり、これは特に中間提言ということですので、今の中での中間提言ということではまだふさわしくないであろうと思います。状況が動き出した中で、考えていけばいいことであって、この辺は入れないほうがいいのではないかと思います。

○山田委員長
 そのほかこれについて御意見はございますか。

○土屋委員
 確かに立候補の状況を見ながらっていうお話なんですけど、立候補がいつまでに行われるかというので関係してくるのかなと思ったのは、来年度予算が何もつかずに、例えば県有の都市公園の整備なりというのが何もなかった場合、補正予算を組めばいいという話になればそれはそれでいいんですが、そういうときにも即座に対応できるように、補正予算であれ、何であれ、その整備を迅速に行うべきだという提言ならばいいんじゃないかと自分は思ったんですけど。
 というのは、手を挙げるのはことし中か、今年度中になるのかわからないんですけど、予算の部分が2月議会で決まってしまえば、来年度の予算の中に都市公園の、例えばそこの場所を借りたいという話になっても整備はついてこないですよね。ということに対応できるようにすべきじゃないかっていうのが中間提言だと思うので、予算に間に合わなければ補正予算でも何でも、迅速に対応すべきとかっていう、文言を入れてもいいんじゃないかなというふうに思ったんですが、その辺は皆さんにお諮りしていただければいいと思うんですけど。

○山田委員長
 今1番委員からもそういう御意見がございました。私から言うと、事前キャンプの2つ目の丸のキャンプ地となった市町への支援ということで、キャンプ地となったというふうに書いてあるんですが、右の方を見てもらうと、例えばラグビーワールドカップについては12月の申請に向けた形でやってるという中で、今1番委員のおっしゃる話、都市公園のこういったものを利用するために必要な基準を満たすための整備、そういったものをキャンプ地の候補の市町への支援の中に一緒に盛り込むような形でいったらいかがかなと。私自身はそう思いますが。
 結局ここは連動する話になるかと思います。キャンプを誘致することによって、当然のことながら誘致するために必要な施設を確保する。それが県の施設であれば、県のほうでどういう形で市町と協力ができるかということ。それともう1つはキャンプ地の候補地として手を挙げる市町がこれから出てくるわけですから、そういうことについては市町と協議をしっかり進めて、支援をしていけという形にまとめたほうがいいかなと私自身思うんですが、いかがでしょう。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではこの1番目の都市公園については、下のキャンプ地、キャンプ地となったというよりもキャンプ候補地ですね。候補地の市町への支援という形の中でこれは施設の貸与等も含めてという形で、まとめていきたいと思います。そうすると、キャンプ地の一番下にある項目、これについては現実に予算ももうついてはおりますけど、ことしだけじゃなくて、来年にも当然つけなきゃいけない予算になるかと思いますので、こういう形で載せていくという形でよろしいでしょうか。

○吉川委員
 富士宮市の県のソフトボール場がここに併記されておりますもので、1点申し上げておきますと、もう何年たつのかな、世界女子をやってからですから十何年。電光掲示板も非常に古くて、芝生の問題もありましたり、これはもともと市が受けるに当たっては、小規模な修繕改修は市で、大規模なやつは県でというような覚書を交わして、市が受けてますもので、電光掲示板とか芝生になると大規模な修繕改修になります。したがって、ちょうど奇貨おくべしで、2020の東京オリンピックに向けて、合宿を誘致するといったような大眼目を据えれば県のほうもオーケーしてくれるんじゃないかということの中で、富士宮市が進めてきておりますもので、富士宮市のほうが積極的に県ソフトボール協会や日本ソフトボール協会に働きかけ、合宿の誘致に向けて今動いておりますもので、できましたら特段の御配慮を委員会としてもお願いできればと思います。

○山田委員長
 2番委員からそのような御意見がありましたが、結果的にそれも候補地となるのか、それか大会会場となるのか。

○吉川委員
 大会会場にはとてもならない。

○山田委員長
 いわゆる事前キャンプですね。

○吉川委員
 オーストラリアなんかに働きかけをしていきたいなっていう。

○山田委員長
 ここの着手してない理由のところには、具体的に誘致をどうするか、富士宮市のほうの動きが余り書いてなかったものですから、そうすると、富士宮市がキャンプ候補地として手を挙げて動いてくれば、当然のことながらそれについて、県も先ほどの都市公園、県有施設と同じような形で動くという形。
 ですから、ソフトボール場ということで、単体で取り上げてますが、いわゆる県有のスポーツ施設ですね。これについての整備については、とにかくキャンプ候補地等の市町と連携をして、県がやるべきことはしっかりやれというで、ここもその一番下のところに入れるという形で。

○吉川委員
 先ほど申し上げましたように、電光掲示板であるとか、非常にソフトも古いもので、そこで予算をとっていただきたいとこういうことなんですね。

○山田委員長
 予算も当然入ってきますので。

○吉川委員
 もう具体的な数字も出てます。

○山田委員長
 今、2番委員からそのようなお話がありましたので、上の都市公園と、県のソフトボール場、これもあわせてこのキャンプ地のほうへしっかり文言を入れて、そして中間提言のほうに入れたいと思います。
 次に、エコパのゲストハウスについて、これは本会議において、今後研究をしていくということで答弁をしております。とはいっても、2019年のラグビーワールドカップにあわせなければゲストハウスも意味がないという形になるかと思います。これはちょっとスポーツ施設とまた別になるかとは思うんですが、実際、キャンプというよりも、具体的にその大会会場の附帯施設としてという形で考えれば、それがキャンプにも使われるということは当然あると思いますので、これについても本会議で県のほうが答弁をしている中で、入れたらどうかなと思うんですが。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、この事前キャンプのところは2本立てということで、キャンプ候補地の市町への支援、及び県有スポーツ施設の整備という形が1つと。もう1つがより具体的にエコパのゲストハウスの整備。これについて2つ、中間のほうで入れていくという形でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そこを2つまとめるような形にさせていただきたいと思います。
 次に、ラグビーワールドカップのほうにいきます。エコパスタジアムの改修、これについては補正予算で20億の予算をつけてあります。ただ、芝の拡張、そういったものはまだ整備基準が今年度末に示されるという形であります。とはいっても、今年度末に決まればすぐにも予算措置をしなければならないのかなということも当然考えられると思います。2018年に一部着手ということでは書いてありますが、これについて入れたほうがいいのか、今のところまだ整備方針をこれから決定するという形になっておりますが、これについて。

○林委員
 これは入れるべきですね。

○山田委員長
 入れるべきですか。9番委員からはそういう。

○土屋委員
 これは本当に思うんですけど、例えば2016年度末までに整備方針を決定するって書いてあるけど、2016年度末、3月に決めても、いつやるのかって話で、次の年にその整備はできないわけですよね。だって実際には、予算がついてないわけだから。だから本来はもっと早く、その整備方針は決めてもらって、来年度の予算の中で、整備をできるところから迅速に進めていくという話でいかなければおかしな話なんだけど、こういう形で未着手の理由として書いてあるわけなんで、少なくともそれはどんどんやるべきだということでいくべきじゃないかなと思うんですよね。

○林委員
 まだどこが負担するかというのは決まってないですよね、受け入れのところが負担するのか、組織委員会が負担するのかとか。このエコパについては、既存の施設なもんで、そんなにたくさんの改修は必要ないということで、陸上競技場の芝生の関係だけという意味でいくと、当然早くやるべきだということだけど、多分、組織委員会のほうではっきり負担の割合というのが決まると思うんですね。その前にもやっぱり要求として出さなきゃいけないことなんですが。

○山田委員長
 今、1番委員、9番委員からも話が出ましたが、現地点では基準が明確ではないですが、今年度末には明確になってくる中で、整備方針が決まってくるとすれば、予算は先にある程度確保をしておいて、決まればすぐに整備にかかれるようにということで、予算にこれは反映しておいたほうがいいんじゃないかという御意見ですが、そういう形でこれを中間のほうへ入れるという形でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ではこれの中身をまとめておきたいと思います。
 次に、ラグビーワールドカップの成功に向けた各種計画の策定ということで、警備、輸送、施設整備計画。またファンゾーン。そして、これはシティドレッシング都市装飾ですね。また開催都市のボランティアと。こういったものが各種計画の策定ということで入っております。これについて見ていただけると、県が策定すべきものというのが、輸送とそして都市装飾、そしてボランティアの部分と。
 これについて、右のほうを見ていただくとわかるんですが、輸送については、今年度中に基本計画を策定するという話になっております。残りの部分でいくと、警備については来年度基本方針を策定でしていくという形。そしてまた施設整備計画は2016年、これは先ほどのエコパスタジアムの話ですので、もうはずしてもいいのかと。同じことになりますね。
 次にファンゾーン、これについては2017年の春ですから、今年度末、かつ来年の12月までに計画を策定ということで、時間的にまだ余裕があるかと。下2つの都市装飾、ボランティアについては、2018年に向けてやっていくという形になっておりますので。

○増田委員
 この計画は、あとの2020年のオリパラのほうにも関係すると思うんですが、先ほど事前キャンプのほうもお話がありましたけど、委員会から提言する内容と関係する計画も策定されるはずでございまして、包含するといいますか、ですからその整合性というんですかね、特別委員会ではこのあともいろいろ個別に提案されるとは思うんですけど、そういったものとの整合性をもった計画策定を求めていくという形にしないと、委員会としての整合性もなかなか難しくなると思いまして。その点はラグビーワールドカップと2020年のどちらともそうですけど、大会成功に向けた計画の策定内容に、この委員会の意見も反映されるという趣旨も含んだ御提言にしていただけるといいなと思います。

○山田委員長
 そうすると、ここでやらずに3月のときにこれはまとめてやったほうがいいかなと。

○増田委員
 いや、別にそれは、このあとオリンピックのほうも出ると思うんですけど、今までの事前キャンプもそうですけど、そういったものも含めて、例えば施設整備に関しても、エコパの場合は、エコパが直接関係するわけでございますので、改修を特別委員会のほうでは要望する、早くとか、いろんな内容を。そういった委員の皆様方の御意見が反映された計画になるようにしてもらうというのが一つ大事なことだと思いますので、その点で、提言を含んだ計画を策定してほしいという意図も少し感じていただけるような文章にしていただけるとありがたいなと思います。

○山田委員長
 今、5番委員からそういうお話がありました。これについて、12月の段階で入れるものか、あるいは3月でも十分に間に合うものなのか。施設整備については上で述べたとおり、エコパスタジアムの改修というのを入れますので、ここが同じような形でダブってますが、残りの警備とか輸送とか、まだ今年度中に策定をしていくものもありますし、そういった意味では12月にすぐに、来年度すぐに何かをやるというような形ではないかなと。まだ時間的にですね。予算を絶対に必要とするということではなければ3月のほうに。

○土屋委員
 各種計画の策定というのは、組織委員会とかそういうようなとこが絡んでくるとは思うんですが、情報が私たちに何も入らないままで、年度末とか春ごろとかっていう形で、本当にざっくりとしかなってませんけど、年度末のものが、例えば1月に計画の中の一部であれ、何であれが、決まってるんであれば、やっぱり情報を早くみんなに公表してもらって、これについてはいいとか悪いとか、それはこの委員会の話ではないかもしれないですけれど、広くみんなで、それについてこういう方法がいいんじゃないかということも言えるような状況で、情報公開というか、各種計画の策定ができたときにしてもらうということが必要じゃないかなというふうに思ったんですけれど。
 それぞれの計画については組織委員会等の話し合いの中で、県とどういうふうな形でやりましょうとか、どういう形に進めましょうとかっていう話は決まるとは思うんですけど、それらについてを、できるだけその情報が新しいうちにというか、少なくとも決まった時点では公表していただくというか、ざっくりとただ新聞に決まりましたとかっていう話ではなくて、中身が何がどういうふうに決まったかというところまで、やはり情報公開してもらうようなことをしっかりとやってくれというような形はどうかなと思うんですけれど。
 それぞれ、決まり方のスピードがみんな違うというか、必要なときになってくるかもしれないんですけど、なかなか情報というのが私たちまでとういうか、みんなに行き渡らないんじゃないかなというのがあるので、それらを一緒に共有すれば、自分たちも意見を言えるだろうし、いい方法も考えられるんじゃないかなというふうに思うので、そういうことを言ったらどうかなというふうに思うんですけれど。

○林委員
 今話があったとおりだと思うんですけども、項目的にはこれでいいと思うんですよ。ただし、前もっていろんな組織委員会と県とのやりとりで、また変わってくるということもあるもんで、それは附帯関係の意見として項目の中に、そういうものがあったときには直ちに事前に報告をする。委員会のほうに報告をする。そこで、改善するものは改善するということで、1項目、これはオリンピック・パラリンピックにも言えますけども、それは入れたほうがいいかもしれませんね。

○山田委員長
 そのような御意見もありますが、そうしましたら、例えば資料2のほうを見てもらうとわかるんですが、ラグビーワールドカップの成功に向けた各種計画の策定のところへ、策定及び早期の情報開示とかそういった形、開示というとちょっとあれでしょうから、策定及び早期の情報提供という形を文言で盛り込むような形でいかがでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、ラグビーワールドカップについてはそのような形でまとめていきたいと思います。
 1番下の観客輸送に支障を来たさない交通環境の整備と。これについては先ほど5番委員から話が出ましたが、観客というだけではなくて選手のことも含め、選手及び観客輸送に支障を来たさないというような形で文言を入れ、これもそのまま載せるという形でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのような形で載せたいと思います。
 次に、東京オリンピックですね。2枚目になります。東京オリンピック・パラリンピックでありますが、ここに向けた事前キャンプの誘致、これについてはラグビーワールドカップと同じ状況にあるかと思いますので、これは同じようにこちらにも先ほどの文言を入れるという形でいったらどうかと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそのままいくということですね。
 次に、ベロドロームの改修、マウンテンバイクコース、大会の成功に向けた各種計画の策定ということになっているわけですが、警備、輸送、ファンゾーン等については先ほどラグビーワールドカップについてもそういった形がありましたので、これについても大会成功に向けた各種計画の策定及び早期の情報提供という形で両方そのままで入れていっていいかなと思います。
 ベロドロームの改修とマウンテンバイクコースの改修であります。これについては今のところまだ着手はしてないということになっていて、2017年の設計、2018年の工事発注ということなんですが、今まだ、組織委員会、東京都、そして国、また民間である施設所有者との役割分担が未定という形にはなっているわけですが、前回の参考人で来ていただいたときに、2019年2月に世界選手権を日本で開催するような話が理事会あるいは総会で出るという話だったんですが、確認したところ、まだドーハでは決定しなかったということで、今のところまだ未定だという形であります。ただそうは言っても、そんなに先に決まるわけではないとなれば、これも早目に対応しないとならないと。特にマウンテンバイクコースよりもベロドロームの改修というのが、大幅に変わってくるのかなというところもありますが、これについて皆さんから御意見がありましたらお願いしたいと思います。

○土屋委員
 ベロドロームやマウンテンバイクのコースについては、県は幾らかでも金を出す可能性はあるのかなという。基本的にここのところが何もないんであれば、県のほうから能書きを言うあれがないというか、実際には多分、施設の所有者と国や東京都、組織委員会というところでの話になってしまうので、県側から何かを言えるような立場じゃないんじゃないかなって思うんですよね。早くつくってくれとかっていう話はしたとしても。実際には、私たちのところでかかわれる話としては、この部分は県有の施設でもないんで、なかなか難しいんじゃないかなっていうふうに思うんですけれど。

○林委員
 改修の部分というのは、これは民間施設なもんで、事実上は組織委員会で決まったときには民間のほうに負担をどれぐらい、あるいは県のほうに協力してくれということが来るんですけど、まだ今の施設では合わないという部分が、はっきり出ていないんですよね。だから、それが出ないとなかなか改修の項目も挙がらないということもあるし、施設運営の会社も困っちゃうよね。だから、そういうものがあるもんで、やっぱりさっきの情報じゃないんだけども、その上できちっと県のほうも対応してもらうということしかないと思うんですよね。最低、そのIOCに言われる基準の分だけは。

○山田委員長
 今、御意見をいただきましたが、そうしましたら、これについて具体的に予算をどうこうというのが今現時点で全く決まらない状況の中では、こういったものについて、民間での改修に県として協力できるところはバックアップをしていくという形で、これは最終提言のほうに回すということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 次に、アクセス道の整備になります。
 アクセス道については、今、県のほうの予算として8億6000万円がついております。アクセス道路整備事業費ということで、2016年から2019年にかけての工事をしていくという形になっております。
 これについて御意見ありましたら。中間で入れるか入れないかですね。現時点では、もう予算執行し始めて。

○林委員
 これはいいと思うんですけども、問題はオリンピック・パラリンピックが終わった後で、基本的には道路というのは、この施設をさらに高めていくという意味では当然必要な部分だもんで、アクセスはずっと続くわけですよね。これで終わっても、もとに戻すっていうことはないだもんで、ずっと伊豆半島全体に活用され、それによってベロドロームの利用もまた、終わっても国際大会とか、そういうのがふえてくれば、これは投資のかいがあるということだと思いますので、これは大変重要なことだもんで、この沿線の部分としてまだやるところがあるのかどうかというか、こういうものをやっぱりしっかり見ていただくと。

○土屋委員
 一応、このアクセス道については35億5000万、道路公社も含めると45億、50億ぐらいの予算を、この地域に4年間かけて整備をしていくという話で物事が動いていますし、この9月議会でも補正を組んで、前倒しで事業が進んでいるということもありますが、できるんであれば4年ぎりぎりというか、オリンピックの年の3月とか4月ぐらいまでかかるというふうに話を聞いているんですけれど、それが半年であれ1年であれ早く整備の前倒しができるんであれば、少なからずほかの部分の足りないところであるとか、そういうところが見えるんじゃないかなって思うんで、できる限り早い段階での整備は進めていただきたいっていうのはあります。
 来年度の予算については多分そういうふうに考えてくれているとは思うんですけれど、少なくても、前倒しをどんどんしてもらうことで、足りないっておかしいですけど、その時点では整備が3路線5カ所っていうふうに場所まで決まっちゃっていて、それだけで本当に大丈夫なのっていうところもちょっとあるもんですから、基本は整備はとにかく前倒しということであるんであれば、早目に整備を進めていただくことでほかの部分も見えてくるかなというふうには思ってはいるんですが。補正もつけてもらっている中で、それ以上のことは言いようがないもんですから、ただ、来年度の予算についてもそういうつもりで動いてもらえるとありがたいなっていう思いはあります。

○山田委員長
 今、地元では1番委員からもそういう話が出ました。前回に話のあったサイクル関係の参考人の方からも、世界選手権がもしここの伊豆で開催されるとなると、それは2019年2月だということで、1番委員のおっしゃるように、もうオリンピックのぎりぎりのときではなくて、それより前に整備をしてもらわないと、できない部分もあるでしょうけど、できる部分はできるだけ早期に整備をしてもらうということで、この資料2の(2)の4番目のところなんですが、アクセス道の整備という形で書いてありますけど、そこに前倒しを含め早期整備というような形で、より具体的に早期に進めるということを入れるほうがいいのかなと、今の1番委員の意見からしますとですね。ただアクセス道の整備とするよりも、委員会として早急にかかってもらいたいという意見を出すのであれば、アクセス道の前倒しと早期整備という形で入れていくほうがいいかと思いますが、いかがでしょう。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そういう形で行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
 (2)の5番目、大会成功に向けた各種計画の策定については、これは先ほどのラグビーワールドカップと同じような文言を後ろへつけるという形で中に盛り込んでいきたいと思います。よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 次に、サイクルスポーツの聖地づくりということなんですが、これについては、コースの調査をちょうど今現在やっている最中であり、レガシーとしての記念館等については全くまだ具体的なものがないという話であります。

○佐地委員
 今回の中間的な形で要望するよりも、最終的な結果で提示すればいいかとは思うんですけれども、サイクリングコースって今までも何回も何回もやってきていますよね、いろいろ浮いたり沈んだりで。だから、当然サイクリングコースを指定していくということ、それから設備が後々必要になるのかもしれないんだけど、それはそれですごく大事なことなんですが、例えばうちの場合だと、静岡と焼津でつくるとか、静岡と島田でつくるとか、そういう形でやっぱり市町を超えた広域的なサイクリングコースっていうのも、県ならではでありじゃないかなと思っているんで、広域的な観点から考えてほしいっていうのが1つございます。
 それから、サイクリングコースとはちょっと別なのかもしれませんが、例えば東中西の中でツール・ド・何とかとかいうような形を本県の中で今後採用していくという意味合いの中で、やはり可能性のある場所ですかね、それを含めたサイクリングコースっていうものを検討願いたいなっていう気持ちがあります。
 それから、レガシー関係につきましては、前回、少し発言させていただいたんですが、イメージしているのは長野の冬季オリンピックのときに活用した競技場に、必ずレガシーというような形で、ここでこういう形でやりましたよっていうことであったり、選手紹介であったりというような場所がありますので、これに関しては県のほうでやっていくということで、また伊豆地区の盛り上げにもつながるんじゃないかなというふうに感じて発言させていただきました。
 ですので、今後のベロドロームの改修には、静岡県も応分の負担という形が考えられるという部長からの発言もどこかであったと思いますので、それに準じてレガシーの関連についても御検討願いたいという部分の、できれば語句を記載していただきたいということでお願いしたいと思います。

○山田委員長
 そうすると、それについて最終提言のほうに入れたらどうかということですが、いかがでしょうか。そういう形でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 そうしましたら、サイクルスポーツの聖地づくりについては、今回は盛り込まないということで、最終提言のほうに入れていくという形です。
 次に、関連施設のバリアフリー化、これは駅とか宿泊施設等のバリアフリー化という形であります。
 予算については、ある程度県のほうでも予算をつけて、補助金等をやっております。国全体でも、観光庁が全体予算として80億の予算をつけてきています。これをどこまで検討してやっていけるのかということもあるかと思いますが、これについて御意見、いいですか。

○土屋委員
 バリアフリー化っていうと、ちょっと自分とすると、駅と宿泊施設だけがそういう人たちに必要な施設ではなくて、来た人は食事もするし、トイレも行ったりとか、さまざまな観光施設を見に行きたいとかっていったときには、全ての部分を受け入れられる形にしていかなきゃいけないんだけど、なかなかそれは難しい話があるんで、駅と宿泊施設っていう形になってはいるんですけれど、今すぐにっていう話で言えば、少なからずそういうところへと働きかけをする予算ぐらいはつくってもらいたいなっていうふうに思ってはいるんです。
 というのは、当然ベロドロームはバリアフリーにしていなければ選手も困るんで、それは当然の話なんですけど、じゃあ、そこに仲間として応援に来た人は飯を食わないか、トイレに行かないかっていう話になるとそれは別の話で、当たり前に飯も食うし、この近くの観光地、何かないかなって言ったときにも見に行くような話になるんで、そういうところへも少し働きかけができるようにして、予算を少しでもつけて整備していただけるところはしていただくような形に。
 ここで駅と宿泊施設に絞ってしまうと、それはそこだけの話になってしまうんで、そういうところへの働きかけをしっかりとやるように、はっきり言って3年、4年かけてもお金がある人たちばかりじゃないので、補助金が幾らか出たとしても、それを前へ進めるためには年数がどうしてもかかるということになりますから、もう来年度からそういう人たちにも当然対応できるようにということにすれば、高齢者の人たちにも使いやすくなってくると思いますので、その辺をここでは強く言っていただきたいな。
 ユニバーサルデザインは県でやってきているけど何もできていないんで、特にオリンピックではそれが一番みんなに評価されやすいところですから、特に伊豆のお客さんが来るエリアについては、その辺ができるように進めていくという予算を少なからずとるという形にしていただきたいなと、そういう思いがあります。

○大石(裕)委員
 私も1番委員と同じ考えで、伊豆や関連施設に来た方々に、伊豆だけでなくて、県内のいろんな施設を見て、周遊して帰っていただきたいという思いが当然あるわけですから、そういった意味で、できるところできないところはあるし、民間だと特にそうなんですけど、例えば県が、今回のこのオリンピックなりラグビーワールドカップなりのバリアフリーに対して、どういうビジョンなり方針なり考え方があるのかということを、まずしっかり出すべきだと思うんですよね。その上で働きかけをしていくと。もちろんできるところ、できないところあるし、予算づけを県がするべきところ、できないところもあるんでしょうけれども、そういったことで方針を出して、その上でやっていくべきだという提言にしてもらうと非常にいいんじゃないかというふうに思いますけど。

○山田委員長
 はい、ほかには、御意見は。

○増田委員
 皆さんおっしゃるとおり、関連施設のバリアフリー化はもう必須といいますか最低限ということで、やっぱりレガシーっていうのはずっと言われていますので、パラリンピック開催によったレガシーとして、ユニバーサルデザイン施設整備が一層推進することは県内にとっても非常にいいことだと思いますので、それを加えた提言にしていただければというふうに思います。

○山田委員長
 はい。今、皆さんからそういった御意見が出ましたが、具体的に文言を考えたいと思います。
 関連施設のバリアフリー化は必須のことだとして、それ以上に県内の観光地、そういったものを含めてユニバーサルデザイン化の推進というような形、それを12月で入れるのか、あるいは3月にするのか、どういう形にするか。これは来年度予算の中で当然もうつくっていってもらわなきゃ困るという形もありますので、いかがなんでしょうか。関連施設のバリアフリー化と県内、何て言えばいいんですかね。

○林委員
 駅と宿泊施設以外に、各周辺の関係する観光地を含めて、そうした受け入れも支障のないようにという部分で、やっぱりバリアフリー化的なものを進めていただくように、委員会としては強く要望するという文言をここに入れちゃったらどうかね、中間の中で。

○山田委員長
 そういうことですね。

○吉川委員
 ここで議論するなんていうことじゃなくて、当たり前の話ですよ。この前、専門家が来られたじゃないですか。もう海外じゃ当たり前だって言っているじゃないですか。だから、オリンピックだからということじゃなくて、県有の施設なりをつくるときはもうバリアフリー化は世界的には既に常識だといったような物言いで入れる必要があるんじゃないのかな。この前、そうだったよね。
(発言する者あり)
 世界ではもう当たり前の話だっていうね。

○大石(哲)委員
 7番委員がおっしゃったように、県がある程度、ビジョンをね。民間の施設をこうしてほしいっていうのがあるから、促すような形で、持っていきたい形を早く出すっていうことで、今回の提言でいいと思いますね。予算云々以前にね。姿勢ですね。

○佐地委員
 他県の事例で、バリアフリー化に特化した形でまちづくりをしているということで、それによって車椅子で来られる宿泊客の方とか、家族で来られる方が非常にふえて、要するにお客さんが倍増したっていう事例が出ていたんですが、今言われたお話の中で考えると、例えば本県もただバリアフリー化するという形だけではなくて、県として、その後どういう形で戦略につなげていくかっていうことが非常に重要なことかなという気は正直します。もし、そういう形でどこかの県内の市町が手を挙げていただけるんであれば、そうしたところに集中することもありかなという気は正直するんですけど。そういうことも一つの、整備をする上での民間の方々との連携につながるような気がします。

○山田委員長
 わかりました。

○土屋委員
 県はバリアフリーって言葉が嫌いで、ユニバーサルデザインっていう言葉を使ってバリアフリーもその中の一部だっていう言い方をしていて、バリアフリーっていうのは言葉で見ると障害をなくすっていうか、自由というかね、単純に日本語に訳した場合って。そうすると障害者を連想させるっていうことでユニバーサルデザインっていうことを県のほうでは言っていると思うんで、誰でも使いやすいっていうのを考えた場合にはユニバーサルデザインという言葉に。バリアフリー化っていうと、そういう人たちのためだけにやっているように見えるんで、ユニバーサルデザインの推進とかっていう形にして、さまざまなところにも対応してもらうようにしたほうがいいかなと思いますんで、言葉はちょっと変えたほうがいいかなと思います。

○山田委員長
 そうしましたら、関連施設のユニバーサルデザインの推進という形で、先ほどもう1つあったのが、県としてそういったユニバーサルデザインを進める目標をつくったほうがいいんじゃないかという御意見もありましたが、まずはここを推進という形で入れて、3月のときにはそういったものも、いわゆる県として、先ほど7番委員からも話があった整備方針というんですか、県全体としてのビジョンですね、そういったユニバーサルデザインに向けてのビジョンを策定する必要があるんじゃないかと。そういったものは、3月のほうへ盛り込むような形で、まずは関連施設のユニバーサルデザインの推進という形で入れていくということでよろしいですか。

○林委員
 県はユニバーサルデザインを進めていて、予算もついて、ことしもやっているんだけども、特にこのオリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップの受け入れというと、もっと範囲が、ある意味では広くなる。来場者も全然違うということもあるもんで、ユニバーサルデザインの現状をより見直して、さらにこれをきっかけに促進させるということの部分を、やっぱり強く文言として入れたほうがいいと思うけどね。

○渥美委員
 3月でもいいじゃないかっていう意見もあると思うんですが、やっぱりこれ、県はできるとしても、関連の市町だけじゃなくて、民間も含めて全体として取り組んでいくという、いわゆる県全体の機運を、オリンピックに向けて、あるいはパラリンピックに向けて醸成するという意味でも、このテーマっていうのは非常に大きな意味を持っていると思うもんですから、ビジョンづくりについての提言は早いほうがいいと思うんですよね。
 予算はこれからやっていくにしても、市町が動いたり民間が動くには、それなりの期間も、また予算化については特に必要になってくるもんですから、その方針を打ち出すのは早いほうがいいんじゃないかなっていう気がしますよね。

○山田委員長
 そのような御意見がありました。そうしましたら、今まで出た意見をまとめたいと思います。
 関連施設のユニバーサルデザインの推進ということと、先ほど話に出た、それに伴う県全体のビジョンの策定ということで、推進及び県全体のビジョン策定という形で入れていくということでいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そういう形で入れさせていただきたいと思います。
 次が、文化プログラムになります。
 伊豆地域での先行開催など、県全域と伊豆地域の先行という形があります。
 資料の2ページ目を見ていただくとわかりますが、文化プログラムについては県全域では4000万円の予算が今現在ついております。28年度モデルプログラム11件を選定、展開していると。伊豆地域での先行については、まだ調整中という形であります。
 これについて、御意見がありましたら。

○池谷委員
 これは特にオリンピック・パラリンピックなんですが、この文化プログラムというのは、ラグビーにも共通するというか、ラグビーでもこういうことをやっていいんじゃないかと思うんですよね。前に御殿場で、サッカーワールドカップのキャンプをやったときにはウルグアイが来たんですけども、ウルグアイのプロのバンドを呼んで、市民と選手と一緒に交流したりというようなこともやったもんですから、やはりオリンピック・パラリンピックの文化プログラムと同じように、ラグビーにも検討しろというような話ですね。これは3月でもいいと思うんですけど、そんな話を、この委員会としてしたらどうでしょうかね。

○佐地委員
 オリンピックでは、文化プログラムを事業展開しなさいっていうのが必須条件になっているのは御承知のとおりで、今お話しいただいたように、私もラグビーでもあっていいと思っています。であるならば、当然ラグビーワールドカップのその前の年には試合会場のところを上手に使ったプレの大会等をされると思いますので、もう来年しかないんですよね。というと、時期がもう遅いぐらいだということで、次年度の中ではラグビーの文化プログラムというか、地域の方と異国の文化の交流という形の内容のテーマで募集をかけてもいいのかなと感じています。
 それから、これも本当に個人的な見解で、例えば伊豆なんかで今先行してやっていただいているんですが、ボランティアをされる方々をこういうところから引っ張ってくるということも非常に重要なことだと思っているので、文化プログラムに合わせてボランティアと地域の意識の醸成というものを、ここは当然連携すべき内容だと思っていますので、そこを少し意識していただきたいということ。
 それから、これも個人的な見解ですけども、せっかく伊豆でこういう形でやられるんで、文化プログラムの中で、川端康成とか、関係する伊豆の地域の作家とか、もともとは旅館に作家さんを囲っていたような時代もあったわけなので、そういう形でいま一度文化プログラムを通じて、静岡県伊豆地区の作家とかをこれからも育てていくみたいな形のつなぎになりながら、また宿泊をふやしたいなというふうに願っています。

○山田委員長
 そのほか、御意見ありますか。

○土屋委員
 文化プログラムっていう中身が、何をどういうふうにするかっていうのが、まだ広くみんなに知られていない部分がありますんで、先ほどのラグビーのワールドカップにもという話であれば、その辺の詰めを早くしてもらって、来年度にやらなきゃならないっていうようなものであれば、即その辺を実施できるような体制をとってもらいたいと。
 この中では中身がよくわからないままなもんですから、自分も大変不勉強で申しわけないんですが、もし中身がわかっていれば、これはまだいいだろうとかって言えるんですが、今から準備しなきゃならないものについては、やはり早目にみんなに知らせるべきだし、それを実行できるような準備もしなきゃならないということであれば、これらについても早期に中身の検討をしてもらって私たちに情報を流してもらいながら、予算をつけていくということであればそれに協力していくという話もできるんじゃないかなと思いますんで、その辺は早期に中身の検討をしてもらいたいというような形でいいんじゃないかなと思うんですが。
 あと、中身のことについては何も言えないんで、その辺はこの中間のということであればそのような形で、何も触れないでいると、これらについてはこの委員会の中で必要ではないというふうにとられてしまうと意味がないですから、少なくてもしっかりとその辺の検討をしろということは投げかけるべきじゃないかなと思います。

○山田委員長
 そのほか、御意見ございますか。

○渥美委員
 おっしゃるように、イメージが湧かないんですよね、やっぱり文化プログラムって言われてもね。11の選定をしてということになっていますけど、恐らく県民の多くはほとんど承知していないと、知らないというふうに思うんですね。ラグビーワールドカップのほうは19年だし、また世界選手権を19年にやるということになると本当に17、18しかなくて、18年にいきなりやったり19年にいきなりやっても、何か取ってつけたようなことになりかねないもんですから、そういったものを地についたものにしていくためには早目の対応と言いますか、情報も早く広めていただいて、具体的な取り組みがそれぞれの地域でできるように検討をしてもらうことを早く投げかけたほうがいいと思いますよね。

○山田委員長
 そうしましたら、ここはただ文化プログラムと書いてありますが、文化プログラムの早期の構築と広報というんでしょうか、広げていかないことには、多分始まらないのかなと。ちょっと私も、非常に、この文化プログラム自体が、ぼやけたものなのでわかんないんですが。

○増田委員
 11モデルをやっているだけなんですけど、これ実は、本番になるとですね、おびただしい数の何でもありみたいな世界になっちゃうはずなんです。県のほうも、数的には文化プログラムを県内全域でやろうという意図はあるんですけど、ラグビーのことにかこつけてやっていただいたら本当にありがたいですし、やっぱりオリンピックは伊豆でやるんで、伊豆が先行というよりも、成功してほしいというかですね、文化プログラムの普及振興が図られて訪問客もふえるとかですね、そういった振興が深まるというのが一番ポイントだと思いますので、端的に伊豆の先行というか、成功に向けた先んじた取り組みと、ラグビーに絡めた文化プログラムの作成、振興ということで入れていただけるといいなと思います。

○山田委員長
 そうしましたら、文化プログラムの早期構築と推進というような形で、非常にこれ、どういうものが出てくるのか私もわからないですけど、早期にやれと。
(発言する者あり)
 そうですね。文化プログラムの中で機運醸成していって、最終的にそれをもっと盛り上げていくと。
 昔の伊豆カエルの二の舞にならないように、しっかりやってもらわないといけないかと思います。
 では、そのような形で入れるという形でお願いします。
 次に、観光誘客や交流の推進になるんですが、観光誘客への取り組みということで、資料1の3ページ目になります。
 案内表示の整備、外国人向け観光情報の提供、観光関連施設の整備という形で出ております。
 私からも、これについてはもうやるのが当たり前だっていう思いがあるので、これをここで入れるのかどうかっていう問題になるかなと思うんですが。まさに、これはオリンピックとかワールドカップに限らず、要は静岡県にインバウンドをいかにして入れてくるかということを考えれば、もうおのずとやらなきゃいけないことであって、この委員会で特に取り上げるのかどうかっていう部分でいくと、どうなんでしょうか。

○林委員
 観光誘客もやっぱり事前に、オリンピックの年じゃなくてその前から続いている部分があるので、前倒しも含めて早期にこうしたものを、きめ細かな誘致策というのを進めてもらうということは、委員会としては、特段、やっぱりそういう面で、言う必要があると。

○吉川委員
 当然のこととして、これは入れておくべきことだと思いますね。委員会の、ある意味での大眼目かもしれませんし。
 そして、もう1つは、やっぱりこれはいつも思うんですけど、行政がいかに民間とタイアップしていくかという、その辺の接点の持ち方ですね。というのは、結局宿泊客を受け入れるのは民間ですのでね。だから、民間のそういういろいろな知恵を、もう少し引き出していくようなことが、私は行政にもう少しあってもいいのかなと思うんですけどね。

○山田委員長
 私からなんですが、今現在、静岡県ではブロードバンドの関係の入っていない地域、例えば伊豆半島とか、あるいは、どちらかというと過疎地域になっているところは、なかなかそういったものが入っていないこともありますし、外国人のインバウンドを誘客する中で、やっぱりいま一つ課題になっているのは、無料のWiFi。要はどこでもWiFiが使える環境づくり。これがないというのが非常に外国人からすると不便だという。
 いわゆる日本人と同じようにスマホなりタブレットを使って、その現地の情報とか、さまざまなお店の情報とか、そういったものを得ている中で、やっぱりそういったものが整備されているのが外国では当たり前なんですけど、日本というのはどちらかというと、公共WiFiっていうのがなかなかおくれている部分もあります。
 そういった部分での公共の通信網の整備っていうんですか、そういったものも、ちょっとこの中には入っていないんですが、そういったものをやらないと、やっぱり来た方々が不満を持って帰るという、非常にプラスにならないんではないかなと。これは、もっともっと静岡県はやらなきゃいけないと私自身は思うんで、そういったものも入れたらどうかと。

○吉川委員
 それは当然、民間からもそういう話が出ているわけですよ。民間のいわゆる旅館やホテルを経営している人たちの間からも。ですから、この観光誘客へ向けてのインフラ整備をしっかりやれと、そういうことですね、早く言うと。

○山田委員長
 そうですね。

○吉川委員
 もちろん道路も含めて、インフラ整備をしっかりやれということです。特に、その光関係ね。

○土屋委員
 ベロドロームの近辺は、光は来ていません。全然来ていませんので、あの近くのゴルフ場も含めて、その辺では使えないと。だから、それは来年度あたりに市のほうから要望が出てくると思うんですけれど、少なからずそういうこともしっかりと整備をやっておかないと、本番のオリンピックのときには、ケーブルを会場まで持っていって、海外用にやるということになるんだけど、ふだんのところではないんです。
 だから、そういうことも含めて、整備ということであれば看板とか何かっていう以前の問題で、少なくてもそういうところは、なるべく早く整備をすべきじゃないかということで、当然ここではそういうことも一言入れてもらって、整備を進めてもらいたいな。
 来年度あたりにその辺を整備しにかかるようなうわさは聞きましたけど、確実にそれができるかどうかもわかりませんので、少なくても県は4分の1なんで、その部分で持つのはね。ですから、やっぱり市やそういうところがやる気にならないとそれはできないし、県が全部やれということで進められる話ではないんで、その辺も含めてどんどん市や町と協力しながらやっていくべきじゃないかなっていうふうに。

○吉川委員
 富士宮市も整備してほしいということで、陳情を県に上げているんですよ、観光業界なんかとともに。徳島県なんかは、知事が先頭に立って、全県に光ファイバーを敷設しましたよね。それによってあそこは、ITによって産業を興したりしているでしょう、過疎化対策としてもですね。そういう意味においても、別に観光誘客にとどまらず、産業振興という意味においても、今言った光ファイバーの敷設は重要なことじゃないですか。ですから、当然これは観光誘客という名目の中で入れておけばいいと思いますね。

○山田委員長
 そうしましたら、観光誘客のための取り組みというよりも、観光誘客の取り組みで、中にそういったものを入れて、こういう表示とか、情報の提供なども書いてあるんですけど、それ以外にやはり、今もう本当に時代が情報通信になっていますんで、情報通信網の整備という形で、これは公共のWiFiも含めて、やっぱり外国の方は特に、いつでもそういった情報をとれるということを、一番望んでいますので。日本人ももうかなりそういうふうになっていますけど、やっぱり外国の方がくると、当然携帯電話の会社は、自分たちの国のものでやっているんで、やっぱり外へいくと、WiFi中心になるのが当然ですから、そこら辺をしっかりと整備をして、皆さんが来ても困らないような環境づくり、これは結果的には、ずっと将来にわたって観光にも、必要なものだと思いますので、そういったことを入れる形でお願いします。
 最後に本県のスポーツ振興ということで、これについては、2つあります。
 1つは、県有スポーツ施設の長寿命化計画に基づく維持管理ということと、もう1つが、障害者スポーツの所管をスポーツ局に移管。これは今、健康福祉部に所管があるんですが、やっぱり1つのスポーツ局に移管をしたらという意見。
 この2つがありますが、皆様から、これは12月に向けて入れるか入れないかというところを、御意見いただきたいと思います。

○林委員
 長寿命化は進行中だよね。やっぱりこれも入れる必要があるし。

○山田委員長
 12月に入れておくのか、3月でも十分なのか、その議論をちょっとしていただければと思いますが。

○林委員
 僕は12月のほうがいいと思うよ。

○山田委員長
 12月ですか。皆さんからはいかがですか。
 そうしましたら、県有スポーツ施設の長寿命化の計画の策定及び推進ですね。策定だけしても困りますんで。

○吉川委員
 このスポーツ局というのは、私、昨年議長をやったとき、東京オリンピックの機運の醸成ということで、宮城県の知事と一緒にパネリストになって、全国の議長さんの前でいろいろやったんですけどね。その中で、国があのとき、ちょうどスポーツ庁をつくったもんで、それを受けて、静岡県では早速スポーツ局の設置に向けて、取り組みを始めたといったようなことを、私が言ったんです。まだそこまでいってなかったんですけどね。どの県も非常に注目してくれまして、そのことを知事に、私が話をして、じゃあという機運の中で、これは始まって。
 ただ、いろいろ問題がありましてね、例えば学校スポーツとか、今言った障害者スポーツどうするかとか。各部局に横断的にまたがってるやつを、1つにまとめてくるというのはなかなか難しいという作業だということの中で、だけど、国に比べれば、国はもう各省庁縦割りですが、県はそこまで縦割りじゃないじゃないですか。だから、決してできないことはないというところから始まったんですけど、ですからもう当然、障害者スポーツの所管なんて、スポーツ局に置くべきだと思いますよ。当然ですよ、これ。そうしなければ、何のためにスポーツ局なんかつくったかということになります。

○山田委員長
 今そういう御意見がありますが、これについて、皆さんからほかにありますか。

○土屋委員
 賛成なんだけど、個別にこの部分だけの話で言ってきてるんで、これはどうなんですか、障害者スポーツの所管をスポーツ局に移管という。ここまでストレートにいう話は、必要かなと。はっきり言って、今、2番委員がおっしゃったように、そのほうが当たり前だと思うんですけど、これを12月の中間でいうべき話かといったら、本当だったらストレートに言いたいぐらいですもんね、こんなところに書かずに。だから、うまくこの辺は、書き方をかえてもらうしかないんじゃないかな。これはストレート過ぎないかなって、ちょっと思うんですね。

○山田委員長
 ずばり、これ見ると、本当にそのまんまですからね、この文字でいくと。確かに学校スポーツについては、教育委員会が非常にもう大きく絡んでいますから、これは別としても、やっぱりオリンピックにパラリンピックがくっついてくるということを考えると、障害者のスポーツも、スポーツとして一つの大きな柱として考えていかなきゃいけないという中で、障害者スポーツの何ていうのかな。12月に入れずとも3月に、ここの部分というのは。

○土屋委員
 だけども、4月からやってもらいたいじゃないですか。

○吉川委員
 組織編成になるから。

○土屋委員
 そうですね。4月にもう変えてもらいたいぐらいです。

○山田委員長
 そうなると、もうこのまま、この文章が一番、ストレートなんですけど。

○土屋委員
 その辺はお任せします。

○山田委員長
 移管っていきなり言い切るか、あるいは、スポーツ局の充実というような形にして、括弧で障害者スポーツも含めというような形で、そういう形でいかがでしょうか。
 そうしましたら、県のスポーツ局の充実強化というふうにして、後ろの中のほうへ、障害者スポーツなどを含みと、そういう形でまとめたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにまとめさせていただくということで、そうしましたら、最初からもう一度、おさらいをしたいと思います。
 まず、ラグビーワールドカップのほうからいきますが、まず、キャンプ候補地の市町への支援ということを、1つ。
 そして、エコパスタジアムの改修。
 そして、ラグビーワールドカップの成功に向けた各種計画の策定と早期の情報提供。私、さっき情報提供といいましたが、その後ろに、ポツの中丸で情報提供・発信という形でいったほうがいいかなと思いますが。そして、括弧の中は除いてしまっていいかなと思います。
 次に、選手及び観客輸送に支障を来たさない交通環境の整備ということで、これは県道磐田掛川線を、具体的に。

○増田委員
 オリンピックのほうがアクセス道の整備となっているので、シンプルに同じようにしたほうがいいんですかね。

○佐地委員
 いいじゃん、名前入ってても。

○増田委員
 いいんですかね。

○土屋委員
 ストレートに、さっきの一番最後と同じようでいいじゃない。わかりやすくて。

○山田委員長
 具体的に県として整備する場所ですから。

○佐地委員
 ある意味、意識してますよ、でいいと思うよ。

○山田委員長
 では、そういう形でいきたいと思います。
 次に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会、(2)のほうです。これについては、上のほうを足して、やっぱり同じようにキャンプ候補地の市町への支援という形で、これについては、当然のことながら、上と同じように施設の整備は、この市町の支援をする中で連携していくという形で、考えといていただきたいと思います。
 次のベロドロームについては、3月に改めて出すと、載せるということで。
 その次が、アクセス道の整備という形でなっているんですが、これは単なるアクセス道でいいのか。ちょっともう少し、何か文言を書いたほうがいいのか。

○大石(哲)委員
 早期整備するとか。

○山田委員長
 アクセス道の早期整備。アクセス道の前倒しを含めた早期整備という形で。
 それで、次が大会成功に向けた各種計画の策定というのは、これは先ほどのラグビーワールドカップと同じように、その後ろに、と早期の情報提供・発信と、ポツの発信ですね。
 そして、その次、サイクルスポーツのメッカに向けた具体的な戦略。これについては、3月に向けるという形でいきたいと。
 次の関連施設については、関連施設のユニバーサルデザインの推進及び県全体のビジョン策定という形で入れたいと思います。
 その次が、これは文化プログラム。これは何てしたらいいかな。文化プログラムの構築と推進でしたか。

○大石(哲)委員
 ラグビーも入れると。

○山田委員長
 ラグビーのほうにも入れないといけないんで、文化プログラムの構築と推進という形にして、ラグビーワールドカップのほうにも、同じように入れると。

○大石(哲)委員
 ラグビーのファンゾーンというのが、ある意味、これと似てるのかなと思うんだけど、ファンゾーンとは全然違うのか。

○山田委員長
 ファンゾーンは、もう本当に大会のある期間だけなので。

○土屋委員
 文化プログラムというは前から、例えば、先ほどの話であれば、前から選手とその国とその地域の人たちとの交流をというのがありましたよね、8番委員からの話で。そういうのも含めたのが文化プログラムだから、ファンゾーンというのは、その試合を見るために集まって。

○大石(哲)委員
 時期が一緒ということですね。

○山田委員長
 そうです。大会開催中にほぼやるのがファンゾーンです。それより前のキャンプをしているときに、例えばキャンプで来ている選手との交流をしたりとか、そういった文化的な交流をやったりするのは、文化プログラムに入ってくると。

○大石(哲)委員
 そういった意味では、ラグビーのほうにも文化プログラム的なものが欲しいね。

○山田委員長
 そうですね。いいじゃないですか、文化プログラムって書いてしまっても、わかりやすいと思いますので、文化プログラムの構築と推進という形で。
 その次が、大きい2になります。観光誘客や交流の推進ということで、これについては、観光誘客の取り組み。

○大石(裕)委員
 インバウンドのための基盤整備とか、そういう感じでもいいんじゃないですかね。

○山田委員長
 インバウンドだけというと、外だけになっちゃう。

○池谷委員
 国内にブラジル系って多いじゃないですか。この県観光協会へ負担金を出してるんだけど、だから観光協会事業なんですけどね。これを見ると、中国語、韓国語、タイ語のパンフレットなんですよ。要するに、スペイン、ポルトガル語がないんですよね。国内にいる人たちも、いきたいと思うんですよね。そういう観点でいくと、外国のパンフレットの増刷の中にはポルトガルとか、スペイン語とか入れて、国内にいる外国人を呼び込むような、そういうことも必要じゃないかなと思うんですけどもね。

○山田委員長
 そうですね。そうすると、これについては、いわゆる外国人に向けた情報の多言語化ですよね。ここの3ページ目のところに書いてありますけど、課題というところでフランス、イタリア、ドイツ、スペイン語などの版は未作成で、それについては予算の関係上というものが、書いてあるんですけど。

○土屋委員
 予算をとれという話だから、それらも考えて予算つけろよという話にすればいいんじゃないですか。

○山田委員長
 そうですよね。ですから、観光情報の多言語化。そして、あとは情報通信インフラの整備。道路等はもうやるのは当たり前だとして。そういう形で後ろに情報通信インフラ整備ですね。

○佐地委員
 標識関係で、今年度1000万円といってるんですけど、通常、一基つけるのに、大体1000万円ぐらいかかるわけですよ。だから、当然、車で来るからとか、そういう方に対しても標識等のインフラ整備もちゃんとした予算確保はしてほしいと思います。しかも、静岡県は少ないんで。

○山田委員長
 そうすると、案内表示もそうだし、観光情報の提供もそうだし、いわゆる多言語化を進めろと、そういう形で。もう提供なんていうんじゃなくて、多言語化の推進ですよね、こういったものも全て、当然整備を進める中で。それと情報通信の部分と。よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 次が、本県のスポーツ振興。これについては、県有スポーツ施設の長寿命化計画の策定と推進。
 もう1つは、スポーツ局の強化充実、括弧で障害者スポーツも含むという形で、そういう形でまとめたいと思います。
 それでは、これについて、また事務局のほうで、しっかりまとめるような形で進めていきたいと思います。
 それでは、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、御意見も出尽くしたようですので、委員間討議を終了したいと思います。
 本日の議論を踏まえて、先ほどある程度まとめをさせていただきましたが、正副委員長において中間提言案という形で取りまとめ、次回の11月25日の第6回委員会においてお示ししたいと考えますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、御異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了いたします。

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