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委員会会議録
質問文書
令和３年２月定例会産業委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 鈴木 節子 議員 |
| 質疑・質問日： | 02/18/2021 |
| 会派名： | 日本共産党静岡県議会議員団 |
○鈴木（節）委員
一問一答方式で、今御説明頂きました補正の内容についてお聞きします。
令和２年度関係の議案説明書14ページの中小企業等危機克服チャレンジ支援事業費助成についてお伺いします。
この事業は、昨年来１次、２次と募集がありました。そしてコロナ禍における地域経済の支援という形で予備費を活用して３次募集がありました。
２月１日から10日までの短い募集期間でしたが、応募状況をまずお伺いいたします。
○高橋商工振興課長
２月１日から10日までの10日間という短い期間で３次募集を緊急に行わせていただきました。
その結果、飲食、宿泊業をはじめ幅広い業種から130件を超える御応募を頂きました。内容につきましてもＥＣサイトの構築をはじめ、ワーケーションサービスの導入など１次、２次と同様に非常に多様な御提案を頂いております。
現在、審査委員会において応募案件を審査中でございまして、明日までには採択者を決定したいと考えております。
○鈴木（節）委員
10日間で130件とは、大変皆さんの関心が高い事業だと思います。
今回の２月補正予算に計上された１億5000万円の事業は、第４次募集でしょうか。
それと、第３次の採択者は明日までに決定するようですが、第４次募集についてはどのようなスケジュールで行っていくのかお伺いいたします。
○高橋商工振興課長
今回の補正予算につきましては第４次募集のためにお諮りしております。
スケジュールですが、議決頂きましたら速やかに公募を開始し、事業者が一刻も早く事業に着手できるようにと考えております。
おおむねスケジュールとしては、２月下旬――明日か来週早々から３月上旬まで公募を行い３月中には案件の採択、交付の決定まで行い、その上で事業期間を約３か月取りたいと考えております。
○鈴木（節）委員
４次募集は３月中に採択、交付決定し、事業期間は３か月と説明がありましたが、４次まで延ばしていただいて、自営業者の皆さんには大変要求の高い事業だと思います。しかし中小企業や零細事業者もあり、なかなか自分たちだけではアイデアが浮かばないため、いろんな県内の優れたアイデアをヒントにして、ぜひ自分たちも取り入れたいと思っている方は大勢いらっしゃると思うんです。
今ホームページを見ましたら、事業費の補助金実績25件の事業内容や取組のポイント及び効果を一覧にしていただいているのでインターネットに行き着いた人は分かりますが、常にそういうことに慣れていない零細事業者もいらっしゃいますので、もう少し採択事例をほかの方にも幅広く見ていただけるような冊子をつくると伺っていました。その事例集の作成状況はどこまで来て、どのような対象の皆さんに幅広く周知していくのか、その方針をお伺いします。
○高橋商工振興課長
事例の横展開についてですけれども、先ほど御説明した第１次募集の事業期間が昨年の12月末まで、第２次募集の事業期間が今年中旬１月15日までで、今は順次その実績が上がってきているところです。
実績が確認できた取組の中から、特徴的な横展開ができる、皆さんの参考になるものを抽出しまして、今事例集と動画の作成を大至急行っております。遅くとも３月初めには完成させて、まず商工団体等を通じて配布したり、あるいは動画配信も開始するために急いで業務を行っているところです。
なお、御紹介頂きましたホームページに一覧の形で載せているものにつきましても、今は７番委員がお持ちのものから十数件ほど増えていて、さらに採択案件の全てを一覧の形で載せていくことを考えておりますので、そういった取組を通じて皆さんがヒントを得てチャレンジしていただければと考えております。
○鈴木（節）委員
ありがとうございます。
こうして、中小企業と零細事業者に対してもかなりきめ細かくヒントになる事例集を作成していただくのは大変前向きな取組と思います。商工会を通じてとなるとそこに行かないと冊子が手に入らないこともありますし、ホームページはなかなか見慣れない方もいらっしゃいますので、さらにきめ細かく事例集が手に届く取組も何か考えれば披露していただきたいし、ぜひこれからも取り組んでいただきたいと申し上げておきます。
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