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委員会会議録

質問文書

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令和2年11月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 節子 議員
質疑・質問日:11/26/2020
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○鈴木(節)委員
 先生、ありがとうございました。
 伺っていて、なるほどと共感するところがたくさんありました。特に、私は静岡生まれ、静岡育ちですけれども、要は静岡県の魅力というものが、まだまだ私自身、よく情報として受け止められていない部分が確かにあったと思うんです。
 東京に住んでいる友達が伊豆に旅行しましたということで、フェイスブックに上げているのを見ましたら、すごくすてきな景色、お料理で、再認識させられたような景色などが、どんどんフェイスブックに上がっていたんです。それを見たときに、ああ、私は静岡県の魅力をまだまだ知らなかったなと、物すごく痛感させられたんです。
 ですので、やはり先生のおっしゃっているとおり、これからの観光は、時間があって財政的に余裕のある方たちがどこに行こうかと選ぶ先に、特に首都圏から見ると、静岡の伊豆、熱海というのは大変近いし、1泊ぐらいで行き帰りできるということでは、目的地としては最適だと思うんですね。その辺で、伊豆周辺全体で魅力を再発信というか、その戦略的なものは、県としてももっと必要だと思うんですけれども、もう少し何か指摘があればお願いしたいと思います。

○八木健祥参考人
 まずは、先ほど申しましたように、どういう人を連れてくるのかによって、戦略って変わってくると思うんですね。もし若い人、20代、30代の人を連れてくるということであれば、やはりもっと海を使ったほうがいいと思うんです。伊豆の海は、非常にきれいですよね。でも、このきれいだということを、首都圏の人も含めて、静岡県民もそうですから、あまり認識していない。例えばSNS、インスタだとか、こういうのできれいな海の景色を発信してあげることで、それは多少時間がかかるかもしれませんけれども、関心を高めていく方法があると思うんですね。
 今度は一方で、高齢層となったら、温泉、食事は切っても切れないので、例えば箱根との差別化をどう図るかということかなと思います。
 ただ、伊豆の場合はジオパークも含めて、まだまだ埋もれている素材がいっぱいあるので、それをやはり掘り出して伝えていく地道な取組が必要だと思うんですね。100件掘り出したら1件ぐらい当たるんじゃないかとも思うので、そこを取り組んでいきたいと思っています。

○鈴木(節)委員
 ありがとうございます。
 静岡県の観光戦略としても、コロナがだんだん広がり始めたときに、県外へは到底観光客は行かれないので、県内の周遊に力を入れようということが今年の春先にはありました。県内は、東部、中部、西部ってありますけれども、県内をぐるっと泊まりながら回る、それも必要なんですけれども、要は富士山と海があるということと、駿河湾フェリーも今なかなか苦労しているんですけれども、フェリーを使って富士山の魅力と、伊豆半島の魅力と、海の魅力。この辺も含めて、総合的に静岡県の魅力を発信する。食べ物もおいしいし、風光明媚なところはたくさんありますので、県内全体の周遊について、面的に広げる魅力発信の必要もあると思うんですけれども、その辺はどうお考えでしょうか。

○八木健祥参考人
 静岡県って他県と比べて実は観光資源が多過ぎるんです。例えば、山梨県を見てください。観光資源って、富士山、富士五湖、あとは石和温泉とか、昇仙峡とか、あと清里とか、挙げても10個いかないです。静岡県は10個どころじゃない、30ぐらい、ざっと出てきますよね。
 だから、そういう面で、全ての観光資源、観光地を一律に押し出しても、そこはやっぱりどうしても難しい。だから、どうやってめり張りをつけるか。なかなかそこは、対各市町との関係とかあって、何で俺のところだけ宣伝するんだとか難しいところはあると思うんですけれども、やはり、そこは消費者、観光客のニーズに合わせて、こういう人には海、こういう人には富士山、こういう人には温泉だとか、そういう形でセグメントを分けて、たくさんある観光資源をPRしていくことが必要なのかなと思いますし、それは静岡県民に対してもそうです。
 うちの大学の学生もそうなんですけれども、もう先入観で、静岡は大して面白いところはないとか、富士山は毎日見ているから別にいいとか。でも、それはやっぱり見せ方で、静岡市内から見る富士山と、例えば富士宮へ行って見る富士山は違うわけですよね。御殿場へ行って見る富士山も違う。なので、これは学校の教育なのか、大学生の教育かもしれませんけれども、教えていくことも必要なのかなと思っています。
 なかなか短期的にはいいけれども、中長期的にはやっぱり着実にやって認知を浸透させていくことだと思います。

お問い合わせ

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