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委員会会議録

質問文書

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平成27年11月大規模スポーツイベント対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:多家 一彦 議員
質疑・質問日:11/20/2015
会派名:自民改革会議


○多家委員
 今の質問とかぶる話になると思うんですが、2014年の3月1日に森会長がエコパスタジアムの視察にお見えになりまして、1年後の2015年の3月2日、国際ラグビーボードから12会場の1つとして静岡県のエコパを選んでいただきました。
 そのときにしみじみおっしゃっておられたのが、このエコパスタジアムが持つ環境ですね、これ恐らく日本のラグビー会場に選ばれる中で最も優れている会場の1つになる。それはメーン会場は御案内のとおり5万人を超えると。それからさらにアリーナ、サブアリーナ、それからサブトラック、そして芝生広場、それから小笠山総合運動公園の中に入り込む交通アクセス、新幹線、在来線、在来線の駅、愛野駅、それから国道1号、東名高速道路、それから静岡空港、全て整って、やれるようなところを静岡県は選んでいると、大変なことだと、そんな評価をいただいたわけですが、そのときに、もう1つあったのは、ラグビーの楽しみ方、先ほど説明の中にどこでも会場が社交の場となると、それから文化、観光の拠点になり得ると……。
 それにはスタジアム周辺にさまざまな形の出店があって、焼きそばとか、フランクフルトとかギョーザとか、ピザとかパスタとか、さまざまな出店を持ち、さらにビールそのほか飲み物を出せるような環境がある。そういう場合に、ここは最も優れたところになり得ると思うと、そんな感想を漏らされたんですが、言われてみて、その世界、例えばイングランド、ニュージーランド、やられたところが、そういう形でつくられてきていると思うんですが、日本にはその文化がないですね。
 言われたときに、そのことがわかるわけですが、じゃ、わかるとて、露天商が出るのか、どんなふうにするのか、そういうことの考え方をですね、組織委員会として選んだ12の地域にどんなふうに伝えていくのか。
 当然、静岡県は、組織委員会からニュージーランドへ視察に行きなさいと言われて行ってます、スポーツ交流課で。それからイングランドにも事前に行きなさい、それから今回の大会にも合わせて、掛川、磐田、袋井、浜松、静岡、県、みんな出ていると思いますが、そういうことを見てきていると思うんですが、果たしてその文化が、我々に伝わるのかどうか、その辺が大変不安ですが、どんなふうに思ってらっしゃるか、お聞きします。

○西阪昇氏
 いろんな形で対応はあると思うんですけれども、最低限、ファンゾーンというのをそれぞれの開催の競技場というか、開催のところの近くにつくっていただく必要がございます。
 ファンゾーンというのも2種類ございまして、1つは競技場の内というか、競技場の近くでいろいろなそのグッズを手に入れられるとか、ファンの方々に、会場に来られる方々に楽しんでいただくような、そういう会場周辺の盛り上げというか、そういうのが必要になってくると思います。
 それはまあいろいろな形で、これから会場の方々と連携してやっていくことになると思います。
 もう1つは、少しその会場から離れたところにファンゾーンというのをつくっていただく必要がございます。これは、会場には入れない人、あるいは会場じゃなくて、そういうところで子供連れでラグビーの試合を楽しみたいという方々用のスペース、これは結構広いスペースをどこかにつくっていただく必要が出てくると思いますけれども、屋外でのそのビジョン、試合を映す大きなスクリーンもどこかに入れていただくとか、あるいは屋内でそういう観戦できるところを設けていただいてもいいかと思いますけれども、先ほどおっしゃったように、そこに来てラグビー関係のグッズが手に入るとか、あるいは食事をしながらラグビーの試合を見るとか、いわゆる一般の方々の社交ができるようなスペース、ファンゾーンと呼んでおりますけども、そういうところをどこかに幾つかつくっていただくということが必要になってきますので、それはこういう形でというのが大体決まっておりますので、そういう一角をどこかに確保していただいて、そういうところをつくっていただくということになると思います。
 それは、地元の開催地、自治体の方々と今後御相談しながら、地元のほうでまずは考えていただくということになると、相談しながら対応していくということになります。
 
○多家委員
 野球とかサッカーとかですね、一極集中型でさっと行ってさっと帰ると。これが日本のスポーツ文化かスポーツ観光か知りませんけども、そういう形が出てますが、ラグビーはある意味では滞留型というか、大きなその1週間、先ほどの話ですと、2週間とか、静岡県、エコパは多分、瑞穂とセットになって、トヨタの会場とジュビロの会場がセットになってやられると、そんなふうに聞いておりますけれども、三河と遠州と組んで、さまざまな先ほど地域の話が出てきましたけれども、そういう交流の場というのも、組織委員会がこんなふうに考えてますよとかいう縁組みというんですかね、そういうようなのは出されるんですか。

○西阪昇氏
 最低限そのファンゾーンみたいな形でこういうものをやっていただくということは、私どもお願いすると思うんですが、そこをこうどういう形でやられるかというのは、まさにそれぞれの開催地で工夫を凝らしていただいて、そこがやっぱり来られた方々へのアピールになると思いますので、そこはもういろんな形で工夫を凝らしていただくのが地元の自治体中心となって、あるいはその関係の団体と一緒になって、いろんな対応でやっていただくということになると思います。

○多家委員
 もう1つですね、これも先ほど地域というか、日本国かもしれません、静岡県かもしれませんし、ラグビー協会というのは、ほとんど組織化されてあります。現実に静岡県ラグビー協会ってありますけれども、静岡県の中に多くの、サッカー協会とか野球協会とかさまざまなスポーツ団体の組織があるんですが、ラグビー協会というのは、恐らく非常に組織力がない。やっているところが少ないからないわけですが、それらについてもう少し何か頑張っていただかないと、県として、それから地元の自治体としても困るんではないのかななんて感じを受けますが、ラグビーフットボール協会として、そんなことをどんなふうに地域におろしていくのか、その考え方を教えてください。

○西阪昇氏
 ほかのスポーツの団体も似たりよったりではないかと思うんですけれども、スポーツの特に地域のスポーツ団体の方々は、皆さんほとんど一方で仕事を持たれて、協会の仕事はボランティアでやられているということがほとんどだと思いますので、なかなかその組織として何かこう長期的に対応していくというのは難しいという現状になっていると思います。
 そこの部分はなかなか今現実的に考えたら、すぐに何かこうきちっとした事務局があって、行政とタイアップして何かやれるようなところにはなかなかならないんじゃないかと思っておりまして、私どもできるだけいろんな形で、地域の協会の強化ということは考えていきたいと思っているんですけれども、なかなか実際にはそういう組織をきちっとしていくとなると、人とお金ということに多分なっていくと思うんですけれども、それは現実的にはすぐになかなか解決できないなと思っております。

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