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委員会会議録

質問文書

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平成28年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:03/08/2016
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 7番委員の質問に加えて、先ほど25ヘクタールという話も出ましたが、今想定しているこの遠州灘の野球場ですが、草薙球場クラスっていう言葉も出ていましたが、2万2000人規模の野球場をつくろうとしたらどのぐらいの面積が必要なのか。
 それで今、役割分担が不明確との新聞報道もございますが、用地補償から地盤改良、本体はどこがつくるか、設計はどこがやるかという役割や費用の負担が決まっているかどうかをあわせて分割質問方式でお伺いします。

○濱田公園緑地課長
 まず、野球場の規模が2万2000人と基本構想ではお話ししてありますが、これについて必要な面積についてお答えいたします。
 まず、野球場本体としましては約3ヘクタールの土地を要します。その周辺部、円形、ドーナツ型と考えていただければいいんですが、周辺部に約4.5ヘクタールの管理用のスペース及び荷さばき等のバックヤードが必要になります。
 そのほか、駐車場は2万2000人に対応するわけではございませんけれども、一部の関係者の駐車場と公園としての緑地1.5ヘクタールを合わせて約9ヘクタールを要すると今基本構想の中では考えております。
 費用負担についてでございます。
用地補償費につきましては、浜松市が負担することで浜松市も公表しております。浜松市と今後詰めていくべき問題点としましては、野球場に特別に設けるL1を超える防災機能と造成費、地盤改良等野球場本体にかかわらない公園部分につきましては、今後、浜松市と費用負担について勉強会で詰めていきたいと思います。まだ概算の状況でございますので、費用の額につきましては、今後基本計画の中で明らかに精査していきたいと考えています。

○大石(哲)委員
 ありがとうございました。
 およそ9ヘクタールの広さが必要で今、費用負担として決まっているのは浜松市が用地を用意してくる部分だけということですね、それ以降はこれから決めていくと。東日本大震災でもそうでしたが、沿岸部はどうしても液状化現象の発生が心配される。この地域で野球場の建設を進めていく場合には、どのような地盤改良が必要と考えているか。
 それから、先ほど国からの補助金が話に出ました。費用についてどのぐらい国の交付金なり補助金が見込まれるのか、わかれば教えていただけますか。

○濱田公園緑地課長
 地盤改良――液状化に対する対策につきましては、来年度地質調査をもって明らかにしていきたいと思いますけれども、今現在、隣のところに建っております浜松市総合水泳場トビオは建築物としては野球場よりかなり小さなものと考えます。この地盤につきましては、液状化対策として現地盤から2メートル程度の地盤の入れかえ改良をやっていると聞いております。ですので、今後地質調査を踏まえて詳細を明らかにしていきたいと考えております。
 また、国の補助金でございます。
 現在、交通基盤部で考えておりますのは、都市公園としての補助を考えております。ただし、都市公園の補助として大規模な野球場施設は全額が補助対象とはならないことになっておりまして、おおむね国体を開催するレベルの野球場――1万人規模ぐらいのレベルが補助対象と限っておりますので、これについても今後、補助金や交付金をいただけるように認可をとりながら進めていきたいと考えております。

○大石(哲)委員
 ありがとうございました。
 今、国の補助金という話が出ましたが、2万人規模の野球場でもそのうち1万人に対する野球場については出るということで、枠を超したら補助金の対象外ということではないわけですね、確認させてください。

○濱田公園緑地課長
 そのとおりでございまして、1万人規模に対する、相当する費用について交付金の比率で浜松市の負担をいただけると聞いております。

○大石(哲)委員
 先ほど、増田交通基盤部理事からお話があり、濱田公園緑地課長からもお話がありましたが、篠原地域は都市計画法の網をかけて約50年、私たち会派で現地を見に行きました。要するに構造物がつくれないから、耕作を放棄されたか、昔ながらのタマネギをつくっている土地ぐらいしかなかったんですね。この人たちが50年待ってた気持ちっていうのは、やはり県として大事にしてやらないかん。
 それから、30年間にわたって浜松市から要望書が継続して出されている。これも、尊重しなくちゃいけないし、この裏に浜松市民の理解が得られてないなんて誰も考えない。申しわけないが私は三十何年浜松市から給料をもらってきまして、その私が浜松市の職員のときには、浜松市議会と浜松市当局がこんなに違う方向を向いてた時代はなかったと思うんですね。浜松市が30年継続して要望してきたのを、浜松市議会の1つの会派が時期尚早だとか、浜松市民のコンセンサスを得てないと、それは誰がやるって思っています。
 知事もかねがね300億円を出してくれた民間企業に言及していますが、その人のためでもあるけど、地域のために県も何かしてあげたいと常々知事がおっしゃられた。それをこう形にしてくれたのが今度の基本計画だと思います。今、基本構想を練っている中で資料をいただくと、浜松市と一緒になって勉強会をやっていると。要するにこれ3000万円の費用で今、基本構想を練っています。だけどこのうちの一部、300万円は浜松市からいただいているんですね、合わせて3000万円にしてお金ももらう。お金も出し合う、知恵も出し合うってことで、勉強会を継続してやっていると伺っています。どのぐらいの回数の勉強会をされてきたのですか。

○濱田公園緑地課長
 勉強会につきましては、平成26年度11月ごろから始めまして、ことしの1月まで合計10回行ってきております。

○大石(哲)委員
 その10回の勉強会の中で、例えば、浜松市当局も300万円を出すに当たって、予算を浜松市議会にかけています。そのときにこんな話があったよ、どこかから反対の意見が出たよっていう話は出ていますか。

○濱田公園緑地課長
 確認してございませんけれども、浜松市との勉強会の中では、そのようなお話は伺ったことはございません。

○大石(哲)委員
 予算がね、県に出すよという予算が可決されているんですからね。反対があってもね、少数だったのかもしれないし、批判的な意見は私には聞こえていません。浜松市職員とも私、話し合いをしましたが、10回の中で順調に県と作業を進めてきたという話を聞いています。
 その中で、浜松市議会議員がまじっている勉強会はあったのでしょうか。

○濱田公園緑地課長
 昨年の10月から11月にかけまして、県議会議員の方から要請を受けて、県の事務当局も入りまして勉強会のメンバーとして浜松市とともに、浜松市議会議員の議員団に2回ほど、途中経過でございますけれども野球場の篠原地区の公園基本構想について御説明申し上げた機会がございました。

○大石(哲)委員
 そうですね。ですから、浜松市議会議員の方々がその時点で万が一初めてだとしてもですね、予算を通しているんだから、浜松市議会の委員会の方は知っているかもしれませんが、初めて知ったとしても、それからだって浜松市民にPRする時間はあったわけですよね。
 浜松市職員OBとして、また浜松市選出議員として非常に今、恥ずかしい思いをしています。申しわけございませんでした。では、私の質問を終わります。

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