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委員会会議録

質問文書

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令和2年9月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 節子 議員
質疑・質問日:09/04/2020
会派名:日本共産党静岡県議会議員団


○鈴木(節)委員
 最後に1点だけお聞きしたいんですが、先ほどから委員のほうから先生に、行政に対して提案すべきことでお伺いしていました。その中で、特に東部のほうが、首都圏からの観光のお客様も多い中で、医療機関が少ない。それで、あと保健所の体制も逼迫している。それと、伊豆半島の南端のほうは、特に医療機関が本当に少ないので、安心して観光のお客様を受け入れたいという気持ちは大変強いんですけれども、何かあったときに、今の状況では大変心細いと観光業の皆さんもおっしゃっています。特に保健所の体制と、それから今、ホテルの設置については、裾野市のホテルが受け入れていただくことになったそうですけれども、医療体制と保健所の充実の問題などで危惧されていることがあると思うんですけれども、その辺は先ほども少しお答えがありましたが、もう少し詳しく教えていただければと思います。

○倉井華子参考人
 御指摘のとおり、非常に東部が一番厳しいです。幾つかその理由はありまして、1つは東部自体が感染者が収まらないと思います。それはやっぱり東京、首都圏の影響を受けて、患者が散発していることが1つだと思います。2つ目の理由は高齢者が多く、重症化しやすいのが静岡の東部の現状です。3つ目は、御指摘のとおりやっぱり医療機関が少ないです。重症患者が受けられる病院は、東部には一切ないです。あと東部自体がやっぱり、病院自体の規模が小さく、医師も不足している、診療所も不足している。あと、患者さんが出た場合に、下田のほうですと、搬送だけで非常に時間がかかります。下田から何例か搬送していますけれども、一番遠い方ですと浜松まで搬送していますので、片道だけで3時間です。
 あともう1つの問題点は、救急隊が受けてくれないんです。運んでくれないんです。救急車が少ないからとか、そういった理由もあって、救急隊が運んでくれない事例もあって、保健所が運んでいるところもあるので、その距離と搬送の手段を確保するのに、東部ではいつも困っています。
 あと保健所のマンパワーもやはり、東部が一番厳しくて、今、東部の保健所長と御殿場の保健所長が兼任で動いている状態です。人数も東部のほうは非常に広い地域をカバーしていますが、今、保健師等が実際に3人か4人しかいない状態です。ですので、こういう有事のときには、やはり保健所の人数を増やすとか、でも全く動けない方を入れてもしょうがないですので、使える人材を育成して、そしてそこに入れておくという配分をしていただけると助かります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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