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委員会会議録

委員会補足文書

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平成24年6月医療・福祉対策特別委員会
調査の方向性の協議、開催日程と内容の協議 【 協議 】 発言日: 06/04/2012 会派名:


○安間委員長
 それでは協議に入りたいと思います。
 本日は、第1回委員会でお伝えしましたとおり、当委員会の調査をどのように進めていくかについて、委員の皆さんから御意見をいただきたいと思います。
 お手元に、第1回委員会でもお配りをいたしました「医療・福祉対策特別委員会の運営について」を配付してありますので、ごらんください。
 当委員会に付託された調査事項は、医療や福祉分野における人材の確保及び育成に関する事項です。具体的には、3の(2)の調査の観点にあるように、専門性の高い人材を育成するための教育環境の整備や資質の向上策、医療・福祉分野における就業の促進と継続に向けた職場環境や処遇の改善策、医療機関や福祉施設と就業希望者等とを結びつけるための方策などの調査を進めていきたいと考えております。
 また、調査方法ですが、2ページ目の4の調査スケジュールにありますとおり、第3回では執行部に説明を求め、9月の県外視察を挟みまして、第4回では有識者などの意見をお伺いしたいと考えております。
 それでは、調査のポイントや調査範囲、また、調査方法など、御意見を自由に発言いただきたいと思います。それでは、発言願います。

○田形委員
 この資料については、結構幅広いと思うんです。どういう観点で、これから話し合いが進められるかと思うんですけれども、これから県外視察も含めて、他県の就職状況というんですかね、ちょっと私、介護関連について他県の有効求人倍率を調べてみたんですけれども、例えば福岡県なんかですと、有効求人倍率は1.26なんです。結構求人数に対して勤めてらっしゃる方が合致してるんじゃないのかなというふうに思います。こういったところを、これはあくまでも介護関連ですので、ほかにも医療とかそういったところでも、どういった取り組みを行っているのかなんてことも調べてみたらいいのじゃないのかなというふうには思います。以上です。

○安間委員長
 はい、ありがとうございます。

○小野(登)委員
 調査の観点の「専門性の高い人材を育成するための教育環境の整備、資質の向上策等について調査・検討」ですけれど、認定看護師の養成機関をどうするかということが、もう迫られている問題だと思ってます。
 そして、それに付随しまして、普通の看護師さんの看護学校ですね、昔は看護師養成所というようなお名前でしたけれども、これも地域の医療に密接に結びつきながら、大変少なくて、ドクターたちも困ってらっしゃる。このことを少し入って調査し、前進していけたらと思います。
 少子化対策としまして、これはもう何と言っても保育所の問題が挙げられます。そこで、保育所あるいは保育学校、保育ママ等、いろいろ始まりましたけれども、これらを県としてどのように体系化してやっていくかということも研究の材料にしたらよいかと思います。
 それから、4番目といたしまして、専門学校への支援制度です。非常に裕福な専門学校もありますけれども、やはり運営資金が逼迫している専門学校もあるわけで、これをちょっと調査する必要があると思います。
 それから、外国人介護士、看護師等――これはまだ認可されていないと思いますけれども――これをどんなふうに考えるかも調査の対象とするべきではないかと思います。
 最後に、大規模病院等の撤退、あるいは統合、それが大変頻繁になってきましたので、この大規模病院、あるいは地域にある基本的な病院についての市民の安心を考えなければならないと思ってます。以上です。

○安間委員長
 はい、ありがとうございます。
 ほかに。

○岡本委員
 今、6番委員からもね、いろいろ幅広くお話ありまして、こう見てますとね、例えば資料1のこの説明員ですが、これは大体、健康福祉部が主でしょう。すると、常任委員会とこの特別委員会の差というのは、一体どこにあるんだろうと。大体のことは、みんな常任委員会というか健康福祉部で済ませられる問題だというふうに感じているわけですよ。
 だから、特別委員会としての医療・福祉対策は、幅広く2つ以上の部局が、どういうところに目を向けて、どういうところまで突っ込んでいくというのをやっていくのじゃないと。大体のことは常任委員会でやれば、所管の部局が出るわけだから、執行させればいいだけじゃないのという印象を持つんですよ。だからそこをもうちょっとこの特別委員会の使命としても、しっかり方向づけしないと、何か同じことをやるような気がします。
 だから、もっと広げてやっていかないとね。つまり特別委員会のできた趣旨は、一体じゃあどこにあるんだと、一番最初に。だって大半がこれ、常任委員会でできちゃうことじゃないですか。

○森委員
 医師については、私自身はやっぱり県立病院だとか、あるいは特に浜松医大附属病院、浜松医大は定員が100人を今110人にしたのね。県内の医師不足の原因っていうのは、いろんな理由が挙げられてるけどもね、やっぱりその現場の、特に浜松医大あたりの話をよく聞くことが参考になるんじゃないのかなと思う。どういうところに御苦労いただいてるか、どういうところに、医師不足の原因があるのかというようなことも聞いて、そして、それに対して私たちが当局に提言する。だから、まさに現場のそういう浜松医大だとか、現場の病院、そういうところの話を聞いてみる必要があるんじゃないかと。

○安間委員長
 はい、ありがとうございます。
 ほかにございますか。

○蓮池委員
 今2番委員からありましたけど、私もこの医療・福祉対策っていうのがどこに焦点を当てるのかなと、いまだにちょっと結論が出ないんですがね。
それで、これはまた皆さんの御意見をいただいて、どういう角度でってことがあるんですが、調査のスケジュールの中で、毎回この特別委員会っていうのは、1回当局とのやりとりした後に視察をやりますよね。それで、現場でいろんな課題がわかって、県はどうすんだっていうことで、順序がいつも逆のような気がするんですね。本当は、現場で実際にはこういう問題が起きてんだけど、じゃあ県はどうすんだっていう関係する部局からの説明は、少し後ろでもいいような気がするんですよね、進め方として。
 現場を調査して、現場の課題がある程度いろいろとわかった段階で、それについて、県当局はどういう対応を今しているのか。そこから現場と行政とのギャップというのは出てくると思うので、それを特別委員会として参考にしてほしい等を含めて詰めていくというやり方が――ちょっと順序が少しこの後かもしれませんけども――進め方としてはそういう方向で行ったほうがどうかなということ。
 それから、どうしても医療・福祉分野というと、やっぱりこの医療、介護というところが、非常にクローズアップされる。もちろん医療現場では医療従事者が足りないという現状もあり、本県内では地域的にも医療のばらつきがあるという問題があります。
 介護でいえば、これはもう全体で、介護現場では本当にさまざまな人に係ることで課題が山積なので。ただこれは逆に言うと、国の制度の中でどうしようもないという、結論が出ちゃうような可能性もあるので、県としてできることってのは、なかなか難しいもんがあると思うんですね。
 もう1つ、私はこの中で、やっぱり障害分野というか、最近県としても発達障害等のところに視点を当てていただいてるんですが、むしろ障害分野においては、もう1つ先進的な取り組みを検討してやらなくてはいけないんじゃないかなということを思っていて、そのための人材確保ということは、ぜひこの中で少し取り上げていただきたいなというふうには思います。

○安間委員長
 はい、ありがとうございます。
 今、御意見の中でね、当局の話ですが、やっといて、また確認のような格好で、場合によっては取り入れてもいいかなというふうには思ってますので、そこら辺はまた正副委員長で相談しながら決めたいと思っています。はい、ありがとうございます。

○渥美委員
 7番委員さんも言いましたけども、この特別委員会が設置された目的と言うのは、専門性を有した人材の確保と育成、これが課題になってるということですね。ですから、委員会設置のときに、現状についての把握といいますか、認識もあったと思うんですが、そこら辺はどんな程度だったんでしょうかね。そこらをやっぱり踏まえて、ああ、こういうことなんだということを認識した上で、じゃあどういったところがその解決のために参考になるのかとか、そういう順序だと思うんですね。
 ですから、その最初の現状の把握といいますか、そこら辺はどのぐらい、こう明確になってるんでしょうか。何か委員会設置のときに出された資料とか、状況なんかの報告なんかあったでしょうか。

○安間委員長
 それは代表者会議の中の話で、私はそこまでちょっと聞いてないですが、事務方とも打ち合わせしたときにね、皆さんからも話が出るように、範囲が広いなと。場面によっちゃ厚生委員会でやれるやないかっていうような、そういうようなこともちょっと出てるわけでありますが、これは人材の育成とかというと教育委員会の関係にもなると。そういうことも含めて進めたらどうかというような、そんな状況であります。

○櫻町委員
 私もこう、広過ぎるってことで、少し狭くしなきゃいけないなという認識を持ってるんですけども、今お話も伺ってて、やはり福祉の人材が足りないっていうのが、今の県政の中の課題の1つかなと思ってますので、医療・福祉対策と広くしないでも、福祉医療の人材確保のための調査を行うということに主眼を置いたほうがいいんじゃないかなというふうに思います。
1つ御提案というか、先ほど7番委員もおっしゃったように、国で決まっちゃうのが多いんです。であれば、国の流れが今どうなってるのかというのをダイレクトに――視察の日程に含めるということもあるのかもしれませんが――聞きに行くとか、逆に参考に来てもらうとか、そういったこともやることによって、決定権を持ってる国の流れをしっかり抑え込むということが必要じゃないかなというのを思っております。後ほどの視察の日程のとこにも絡んでくるかと思いますが、そういった国の動向調査ということも必要なのかなというふうに思います。

○安間委員長
 それでは、調査の方向性やポイント等につきましては、本日のただいまの御意見を参考にいたしまして、事務方と話をし、正副委員長で取りまとめ、進めていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
 決定する前に、また皆様方に、何らかの格好でお諮りをしたいというふうに思います。それでは、そのようにさせていただきます。

 次に、委員会の開催日程と内容についてであります。
 次回、第3回委員会につきましては、8月7日火曜日の午前10時30分から開催し、調査事項に関する関係部局からの説明と質疑応答を実施するということで、前回の委員会で御了承をしていただいております。
 本日は、具体的な説明員の人選につきまして、案を作成しましたので、お諮りしたいと思います。
 お手元に配付した資料1をごらんください。第3回委員会の説明員につきましては、このように考えておりますが、いかがでしょうか。

○小野(登)委員
 一番目に、大学課長とございます。これはやはり、医師不足対策として、現状では医学部というのはつくることはできないけれど、医学部の大学院大学とか、あるいは少しは抜け道があるというようなことを聞いてます。こういうところで、医師不足対策としては医学部設置について、できるものかどうかということまで踏み込んでいくべきではないかと思ってます。

○安間委員長
 ほかにございますか。

○櫻町委員
 今6番委員がおっしゃった医療系の大学をつくるということの観点と、あと、看護師は今、県大の看護学部がありますね、あれがこの大学課長の所管でいいかどうか、確認をしていただきたい。

○安間委員長
 事務方、わかる。はい。

○事務局
 大学課長を入れてあるのは、県立大学の看護学部と、あと県立短大の看護学科を所管してるということで、今回入れさせていただきました。

○安間委員長
 はい、じゃあいいんだね。

○櫻町委員
 そうすると、6番委員がおっしゃった大学の新規呼び込みみたいなことの所管も、大学課長でよろしいんですか。

○事務局
 医学部に関しては、健康福祉部の政策監のほうで状況を把握してるというふうに聞いております。当然、大学課も絡む話だとは思うんですけども、所管としては健康福祉部の政策監ということになっております。

○森委員
 医務課長は必要ないの。これ入ってない。何か特段の理由があるの。

○事務局
 医務課なんですけれども、県立3病院の関係で、当初、医務課もということでお話をさせてもらったんですが、独立行政法人化したという中で、医務課は経営状況についてはかかわっているけれども、人材育成等々については直接にかかわってないということで、外させていただきました。
 医師については、地域医療課長、県内全般の医師ですけども、看護師については地域医療課の医療人材室長ということで加わっておりますので、そのような形で整理をさせていただきました。

○安間委員長
 よろしいですか。
 ほかに。ございますか。
 御意見も出尽くしたようでありますので、説明員の人選につきましては、この配付の資料のとおりにさせていただくということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 はい。では、そのようにさせていただきます。
 なお、一部の説明員の都合がつかない場合もあり得ることなどを考慮いたしまして、最終的な説明員の決定は正副委員長に一任させていただきたいと考えますがよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 次に、県外視察についてであります。
 まず、日程につきましては、9月3日月曜日から9月5日水曜日の2泊3日ということで、前回の委員会で御了承いただいております。
 皆様、県外視察へは御出席でよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
 それでは、御出席よろしくお願いをいたします。
 視察先についてでありますが、お手元に資料2として、視察先案を配付してございます。ごらんください。
 3に、現在考えられる視察先として、第1案から第3案までを示してございます。第1案は沖縄県、第2案は北海道、第3案は福岡県・大分県であります。視察候補地は以上3案であります。先ほどの内容ですね、調査の内容、これについても多少変更があろうかというふうに思いますが、皆様から御意見がありましたら、お伺いをしたいと思います。

○岡本委員
 これ率直に言って、どこが一番参考になりそうなの。進んでるっていうか。

○事務局
 率直に言いますと、なかなか全国的な課題ということで、各県とも取り組んでいる中では、即効薬があるかとなると、なかなか難しいのかなというふうに考えております。
 一応3案御用意させてもらったんですが、それぞれポイントとなるかなと考えられるのが、まず沖縄県でいいますと、「ゆいまーるプロジェクト」ということで、離島の診療所の医師確保の取り組みをされてます。静岡県内の離島というと、初島1つかなと思うんですけども、僻地医療という点では参考になるのかなというふうに考えてございます。
 2案の北海道でございますけれども、2つ目の「教育アドバイザー派遣事業」ということで、キャリア教育の一環の中で、児童生徒たちに福祉の実際の現場の状況を理解してもらうというような取り組みをされているというふうに伺っております。
 それから3案、福岡・大分になりますけれども、3つ目の大分県立大学の看護学科、こちらが「ナースプラクティショナーコース」ということで、診療看護師の育成コースの全国で初めての学科ということです。この診療看護師は、軽微な診療を医師にかわってやるということで、それが医師不足の切り札になるかというのは、どうも賛否は分かれるようなんですけども、こういった取り組みも進めてるということで、ポイントになるかなということで入れさせていただきました。以上です。

○岡本委員
 それぞれ1つずつぐらいは、特徴があると、そういうことですな。決定的じゃないかもしれんけど。

○安間委員長
 ほかにございますか。

○蓮池委員
 これ今、大分の話があったけど、北海道も同じものをやってるの。

○事務局
 北海道医療大学でございますけれど、その後、同じような取り組みを始めたということで、徐々に全国にできていってるということです。

○田形委員
 ちょっと確認なんですが、北海道の先ほど説明がありました福祉教育アドバイザーに児童生徒って書いてます。これ小・中学校でこういうことをやってるってことでいいんでしょうか。

○事務局
 はい。小・中学校ということで。

○田形委員
 授業でやってるってこと。

○事務局
 どういう形でというのは、そこまで確認してないんですが、希望する学校に対して、アドバイザーを派遣して、実際の車いすの体験であるとか、そういったことをされてるというふうには聞いております。
 学校のカリキュラムの中でどういう位置づけかというのは、ちょっとまだ確認していません。

○安間委員長
 なおですね、先ほどから言いますように、調査内容を絞り込むといいますか、それによってもまた変わるわけでありますが、参考に、関西圏、関東圏、そういうところも今、事務方には調べるようにということで、一応、私の手元のところには資料はございます。
そういうことも含めまして、今ここにお示しをした中で、ここはどうしても行きたいなというのが、もしありましたら、御意見を賜りたいわけでありますし、後ほど皆様の意見を参考にして、今お示しをしてない関東圏、関西圏のほうも含めて、正副委員長で検討するということで、御一任を願えればというふうに思っております。
 ただ、相手方があることなもんですから、早目に決定をしていかないと、相手のほうの都合で、なかなか決定ができないということがございますので、そこら辺は迅速にやりたいというふうには思っていますが、そういうような検討の仕方でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、一応、正副委員長にお任せをいただくということにさせていただきます。
 なお、今、申し上げましたように、先方の都合がつかない場合もあったり、視察までの準備時間が少ないことを考慮いたしまして、最終的な視察先及び行程の決定につきましては、正副委員長に改めて一任させていただきたいと思います。
 次に、第4回の内容についてであります。
 第4回は、有識者等の参考人からの意見聴取及び委員協議を行いたいと考えますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議もないようでありますので、そのようにさせていただきます。
 なお、具体的な参考人の人選については、次回の委員会でお諮りすることとさせていただきます。
 そのほか、御意見はございますでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 御意見も出尽くしたようですので、この辺で本日の委員協議を終了したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 御異議ないようでありますので、そのようにさせていただきます。

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