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委員会会議録

委員会補足文書

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平成27年3月(閉会中)総務委員会
参考人の意見陳述、資料要求の決定 【 意見陳述 】 発言日: 03/18/2015 会派名:


○竹内委員長
 休憩前に引き続き、総務委員会を再開します。
 傍聴人の方に申し上げます。
 傍聴証の裏面の記載事項をよく守って、厳粛に傍聴されるようお願い申し上げます。
 それでは、審査に入ります。
 参考人に対する質疑を行います。
 本日は、参考人として木桂藏さんに御出席をいただいております。
 参考人に一言御挨拶を申し上げます。
 本日はお忙しい中、本委員会のために御出席をいただきましてまことにありがとうございます。総務委員会を代表して心からお礼申し上げますとともに、委員会審査に御協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、初めに木さんから教育論、静岡県の教育に対する抱負等について、恐れ入りますが、10分程度御発言をいただきたいと思います。座ったままで結構ですのでお願いいたします。

○木参考人
 皆さん、本当にきょうは呼んでいただいてありがとうございます。
 私は、もう全くこの3週間、一方的に言われていて、私が言う場が全くなかったんですけど、きょうが初めて。私の話を聞いていただきたいということを申し上げました。
 で、もうはっきり申し上げます。旅券法違反幇助、これは事実です。私は否定をしておりません。そういうことはあったということです。あるいは皆さんのお手元に、何かジェトロから手に入れた香港自由報東京支局長とか、一緒にやってる人間が台湾の大佐だという話は、それは向こう側の人間の後ろはわかりませんけれども、私が知ってる限り普通の人間でして、私は香港自由報東京支局長ではありません。日本人です。それで何か中国人だと言われてて、結構ばっと出まして、結局皆さんに申し上げておきたいのは、私自身はちょうど文化大革命のときに、大陸から逃げてくる、もう本当に大変な思いをして逃げてきた人々をやむにやまれずに救っていたと。今考えれば考えられないような、例のベトナムのボートピープル以上のことでございました。それをしていて、日本に帰ってきて、東京プレスセンターという通信社におりました。それでもいろいろ、香港とか大陸から来る人を支援していたんですけど、何か私のところへ出入りしている人間が、何か私の姉婿の戸籍を入手して、日本のパスポートを手に入れていたんですね。おまえは一緒にやったんじゃないかということ。私は全くそれを知らなかったんですけど、ただ弁護士が、ここでノーと言えばあんたは何もないけど、彼は中国大陸に送られて犯人それでいくと。ということで、しかもこれは文書違反だから、選挙違反とか駐車違反のようなものであるので、何とかかばってくれないかということで、それで私やりましたという話になりまして、それで認めて、旅券法違反幇助です。要するに私が不正な旅券を入手したわけではありません。それで幇助ということで、私自身は罰金刑になりました。皆さんのところへいってると思いますけれども、この……

○竹内委員長
 木参考人、後ほど質問もあるかもしれませんけど、まず最初に教育論とか、あるいは静岡県の教育に対する抱負をお願いします。

○木参考人
 はい、わかりました。済みません。きょうはうれしくてちょっと興奮しました。
 本当、それで、私の教育論というのは、実は私は子供4人、孫がもう7人、間もなく8人目になりますけど、ずっとPTAとか子供会とか、かかわってきました。PTAの役員も随分やって、学校評議員もやりまして、教育のことはそれなりによくわかっております。はっきり申し上げて、今の静岡県の教育界の一番の問題は、末端の先生と上の行政との風通しがよくないと。だから先生の意見を聞くべきだと、私はこう前から思っております。
 それでもう1つは、やっぱり褒めるとか、ありがとうという、そういうことを言う必要があると。要するに人をけなしたり、くさしたり、けちをつけるというのはひどいので、褒めようじゃないかということで、率先して私は人を褒めることと、静岡県はいいところだと。我がふるさと静岡ということを言ってまいりました。
 ですから、教育論ですからあれこれあります。具体的に申しますと、理想としては、静岡県の教員は全員修士を取ってもらいたい。だから大学、専門学校へ行って修士を取って――フィンランドは全員教員が修士です――だから急には取れなくても、教員免許の上のものを取るなり、あるいはほかの科目を取るなり、これは大学で依託学生制度って言ってあります。県立大学もできたときから開いてあります。これは無試験で入れます。勤務先から推薦すれば入れますので、どんどん行って勉強してもらいたいと思います。海外にも出てもらいたい。先生がしっかり勉強してもらいたい。これがあります。
 それともう1つ申し上げたい。これは恐らく私のことが実現したら、日本で初めてになると思ってますけど、先生の日を設けたいと。教師の日ですね。これは新学期になって――4月になったら、二、三週間後に親たちが学校に行って、先生、あなたのような方に私の子供の担任になってもらってうれしいですって花束だけ持ってって、ありがとうございますって帰ってくると。今、学校へPTAなんかの会合へ行かないですよね。行く者しか行かない。そうやって先生を褒めてあげる。そして可能ならば――これは皆さんにもお願いしたい――先生の待遇を上げたいです。
 これは、私が大学にいたころですが、田中角栄内閣があって、人材確保法といって、随分先生の給料を高くして、いい人材が入りました。私の同級生あたりでも、優秀なのが民間企業へ行くのから先生になりましたね。だから、その先生の給与を上げると、そういうことをすると。そして、もう少し先生方も社会に出ていろんな人と話をすると。そういうことをやっていくと。具体的にはあれをどうするとか、こうするとかとあります。
 私個人として、直接学校教育に関係ないかもしれないけど、地域の偉人ですね。きょうも今そこで私、点字の名刺をもらいました。実はこの点字というのは、石川倉次という浜松の人がつくったんです。点字は浜松の人が発明したんですね。それから、白いつえで3本に折れる、あれも発明したのは浜松の人なんです。そういうふうに、地域のために尽くした人。
 それから、ほかにあります。生徒の命を助けて、それで生徒は助かったけど先生は溺れて死んだというね。その河西訓導という方がおられて、2年後に没後90年。今、都田川のそばに石碑が建ってます。全く忘れられてるんですね。その未亡人を教え子がついこの間までずっと見て、ずっと見守ってくださって、私も行って今でも涙が出るんですよね。こんな麗しい人間関係があったんだと。だから、そういう麗しい人間関係を教育関係に復活させたいなと思ってます。それが私の望みです。
 教育って、こんなことやったら学力が上がるかどうか。これは技術的な問題ですけど、もう1つ可能性として、もしも私に教育長という話があったら、現場を回って先生の声を聞きたいと。県下全部回ると思う。これは、県立大学時代、県下の高校120幾つを私は全部回りました。そして特定のところに行って、県立大学公開講座を高校生相手にもやったことがあります。そういうことを踏まえて私は回れるし、今でもその人間関係が物すごく生きております。それで、木君よくやったと。
 それからもう1つ。これは皆さんにもぜひ御賛同いただきたいのは、この県の予算ではなくて、民間の寄附をして、それぞれの学校にとかですね、養護学校とか聾学校。例えば変な話、孤児院というか、静岡ホームがあります。親のいない子――この子たちが高校へ行くとき、静岡県が全国で初めて学費を支援すると、これは大変なことだと私は頭が下がりますけど、私はできれば、みんなが一生懸命寄附を集めて、高校へ行く高校生に自転車を寄附するというね、そういうことをやりたいと思ってます。
全体的に静岡県は、私は先生方はいいと思ってます。教育は悪くない。電車に乗っても、どうぞとお年寄りに譲る割合はすごく高いし、おはようとかこんにちはとか、やあ何とかって、そういう子供が声をかけてくれますね。これはかわいげがあるというか、私はそういう点では静岡の子供はすごくいい子だと思ってます。だから、そういう心豊かな、知識だけじゃなくて、心豊かな子供を育てていって、教育界がほのぼのとするようなことをやりたいと。そして地域のことをみんな、足元をしっかり見ようということで、可能ならば、学校で地元の童歌、子守歌をみんなで歌おうじゃないか。
 今、申し上げた子守唄、童歌を幼稚園、保育園では、全く教えていません。これは文部科学省が禁止してるんですね。そういうのがあるので、だからみんなで歌おうと。そういうことを思って、はっきり申し上げて、明るく楽しくて、学校へ行ってよかったと、そういう雰囲気の学校にしたいと思っております。何か時間になりました。ありがとうございます。

○竹内委員長
 ありがとうございました。

○加藤委員
 本日はありがとうございます。
 今回の付託議案の審査に当たっては、候補者であります木桂藏氏の経歴が大変審査の重要なポイントの1つであると考えております。つきましては、今回の議案の提案に際し、木氏から提出された履歴書の写しと、県立大学採用時に木氏が提出した履歴書の写し、それについて当局に対して、当委員会への資料提出を求めたいと思います。
 また、参考として当局が3月2日に総務委員会に提出しました履歴書についても、あわせて提出していただきたいと思います。お願いします。

○竹内委員長
 ただいま1番委員から、木桂藏氏の履歴書についての資料要求がありました。このことについて御意見があれば発言願います。
(「なし」と言う者あり)
 ほかに意見がないようですので、本件についてお諮りします。
 木桂藏氏の履歴書について、資料要求することに賛成の委員は御起立願います。
(賛成者起立)
 全員起立と認め、よって資料要求することに決定しました。
 ここでしばらく休憩します。委員の皆様はそのままお待ちください。
(資料配付)
○竹内委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 それでは、参考人への質疑に入ります。
 なお、参考人に申し上げます。
 参考人は委員長の許可を得て発言し、また委員に対して質疑や要望することができないことになっておりますので、御了承願います。
 なお、委員の質疑にお答えいただく際には、意見を求められた事項に限定して発言をお願いします。
 それでは、質疑を開始します。発言を求めます。

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