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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年6月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:堀江 龍一 議員
質疑・質問日:07/31/2009
会派名:自由民主党県議団


○堀江委員
 3つか4つ、簡単に聞きます。
 まず1点、モザイカルチャー世界博についてですけど、この3000万円かけた作品は、これが終わると廃棄物になるんですか。

 それから、上海万博は4725万円負担というのですが、これは日本産業館出展合同会社へ負担金を出すんですか。それと3分間程度の映像というのは、負担金の中へ入っているのかどうなのか、どういうものをつくるのか、映像内容。それから終わった後、この映像はどういうふうにされるのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

 それから、東静岡南口の県有地の埋蔵文化財の調査は終わったということでございますけれども、この跡地は、当面計画ができるまではどういうふうに利活用していくのか。以前は駐車場として使っていて、現在は市の土地を借りて駐車場としていましたが、どうされるのか。

 それから、少子化対策ですけれども、皆さんのおっしゃるように出会いというのは大変大事だと、出会いの場をつくることは大変重要だと思うんですが、結果が出ていないということだと思います。
 この資料の10ページと11ページにある安全の問題と人づくりの問題。道徳性や思いやりを持った人がふえていると感じる人の割合が後退をしています。それから犯罪被害遭遇に不安を感じる県民の割合が横ばいと。この辺が一番問題じゃないかなというふうに思うんですが、これに対して少子化という面で対策を講じていかなければいけないと思うんですが、どうお考えかお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、統計データの電子化促進事業ということですが、主要統計調査の調査結果の電子データ化を行うということでございますけれども、今まで行った主要統計調査の結果を電子データ化するのか。また今後、新たに統計調査をやっていく場合に、このデータ化にあわせて調査の方法等を変えていく考え方があるのかどうなのか。以上、お聞かせいただきたいというふうに思います。

○小関総務室長
 まず、モザイカルチャーの作品の処理ですけれども、モザイカルチャーは11月23日までやりますけれども、一応撤去予定は12月末でございます。
 委員御指摘のように、できるだけもたせたほうがいいんですけれども、移設や移設後の維持管理というものは、やっぱり草花ですので非常にお金がかかります。90作品の出展者は、おおむね年内に撤去するということでありますので、私どもの作品も年内に解体撤去すると。お金については3000万円の中に、その解体撤去費も含まれています。

 続きまして、上海万博の4725万円。2年間で1億500万円でございます。平成22年度分も議会にお諮りしております。その中には、映像展示経費だとか、上海万博への出展料とか、今度は産業館は終わりましたら解体撤去します。そういう設置から、解体撤去から、映像の展示料あるいは合同会社の運営経費、そういうものがすべて込み込みで1億500万円となっております。その著作権は当然、県のものになります。以上です。

○伊藤総合計画室長
 グランシップ西側のいわゆる情報センターゾーンでございますけれども、埋蔵文化財調査で昨年まで発掘調査を行ってまいりまして、ことしからは発掘した埋蔵文化財の整理ということになっております。
 ここにつきましては、もともとグランシップの駐車場として使ってまいりまして、埋蔵文化財調査を行っている間は、グランシップの東側にあります市有地をお借りしまして、そちらを暫定駐車場としてまいりました。昨年で発掘調査が終わって埋め戻しもしました。土地としては利用できる状況になりましたので、本年度1年かけまして、それをまた駐車場に再整備するという形をとりまして、来年度以降グランシップの駐車場として再度使っていくということでございます。
 ただこれが最終形かと申しますと、もともと東静岡地区の整備を進める上での情報センターゾーンと位置づけをしておりましたけれども、さまざまな事情変化等の中で、情報センターゾーンのコンセプトであった、例えば放送局の移設であるとか、そういったものが現実問題としては成り立たなくなっておりましたので、今後、東静岡全体の再整備――地区をどう整備していくかということを静岡市とともに検討しながら、ここの静岡市に残された唯一の、いわゆる都市部の一団の土地ということになりますので、今後、静岡県それから静岡中部の高度都市化といいますか、そういったものを図っていくための貴重な種地として、しっかりと検討を重ねまして、県として具体化に当たっての検討を今後進めていきたいと考えております。

○伊藤企画調整局長
 少子化対策の関係です。
 委員から御指摘がありましたように、犯罪被害遭遇、また道徳心の思いやり、こういったものが後退していると。まさに、もう大分前から規範意識の低下が問題になっていますよというような話、いろいろなところで指摘されております。そういった中で、やはり人づくりは非常に重要になってまいりますし、家庭や学校、また地域、また社会も含めて、さまざまなところでやはり子供をきちんと育てていく、また子供がそういった中で自由に伸び伸び育っていくという環境づくりというのは、非常に重要なのかなと考えております。
 そういった面では、少子化の観点からも非常に大切な分野と考えておりまして、先ほど全庁的にワーキンググループをつくっておりますと申し上げましたが、子育て、教育、健康、企画部も入っておりますけど、県民部、厚生部、産業部、教育委員会、県警、そういったところが入って設けていますので、そういった中でいろいろ重要な問題ですので、議論も深めてプランの中に反映していきたいと考えております。

○田澤政策推進局長
 統計データ電子化促進事業についてお答えします。
 まず、何を電子データ化するのかという御質問でした。これにつきましては、紙ベースでしかデータが残っておらず、またすべての調査の基本的、中心的なデータであります国勢調査の平成2年、昭和60年、昭和55年の3年分のうち、特に重要なデータであります人口とか、労働力状態であるとか、そういったものについて電子化するものでございます。
 それから、今後これによって調査方法が変わるのかというお話ですけれども、あくまで以前に行われました統計データを時系列的な分析が可能になるように、より学生あるいは研究者、また県民が、そういった分析、また利用がしやすいように紙ベースのものを電子化するということで、これからの統計の仕方というのは、もう既に発表時は電子化されておりますので、これによって調査方法が変わるということはございません。以上でございます。

○堀江委員
 3000万円かけてもったいないなというふうに思いますけれども、これはしようがないことだと思いますので、利用できるものは利用していただきたいというふうに思います。

 それから、この上海万博は万博で利益が出たら戻しがあるとか、そういう花博みたいなことはないんですか。先ほど花博のほうは、モザイカルチャーのほうの費用に充当するというようなお話がありましたけど、万博のほうはそういったものはあるんでしょうか。ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。

 それから人づくりの関係は、小さいときからしっかりやっていかなきゃ、大きくなってから男性と女性が一緒になろうと思ったってなかなかならないと、去年文教警察委員会で言ったんですけれども、小学校へ行くと大きな女の子の横にちっちゃな男の子がいたんじゃあ、もう小さいときから男は卑屈になっちゃって、とってもだめだと。あんなやり方でいいのかと、こう言ったんですけれども、もうそこから考えていかないと、僕は男女の出会いの場はそこから始まっていくというふうに思いますので、その辺、教育委員会としっかり話をしていただいて、対策を講じてもらいたいというふうに思います。

 それから、統計データなんですが、我々もたくさんいろんな紙をもらうんですけれども、環境に配慮する時代ですから、紙ベースの資料というのはもうちょっと考えていく必要があるんじゃないかなと。我々は紙でもらうほうがわかりやすいんですけれども、若い人たちは、電子化された中で育ってきていますから、その辺、調査の方法も変えて行く必要があると思いますので、御検討をいただきたいというふうに思います。

○小関総務室長
 3000万円かけてもったいないというお話、ごもっともでございまして、実は浜松市は4500万円かける物すごく大きな作品で、私どもは3000万円かけるものですから、浜松市からも内々そういう話はあるんですけれども、先ほど申しましたように、冬場をずっともたせて春までもっていくというのは、非常に気候上だとか人手もかかりますし、やはり草花ですのでなかなかそこは難しいと。利用については、まだ具体的にはありませんけど、今設計上では撤去費も含めて3000万円ということで、12月末には一応撤去となっています。

 あと、2点目の上海万博でもうけた場合にはどうかという、浜名湖花博の例でございますが、私どもは、会社に出展負担金として払っているもので、あくまでも中国が主催者なものですから、私どものほうへ戻りというのは、主催者である上海市のほうでどうするかちょっとわかりませんけれど、戻しはないと認識しております。以上です。

○中村生活統計室長
 調査方法についても電子化の方向で、これから考えたらどうだという御意見でございましたけれども、実は国のほうでやっております大きな調査についての電子化――直接パソコンで回答するような形にできないかという検討は進めております。
 ただ、来年は国勢調査がございますけれども、それで一遍にというのはなかなかできないものですから、例えばことし全国消費実態調査を私どものほうでやりますが、その調査の中でも、例えば富士市だけで、電子入力で回答していただける方がいらっしゃればやっていただきましょうというような形で、試行的には始まっております。以上です。

○岩瀬企画部長
 先ほど、モザイカルチャーの3000万円というお話が出ましたけれども、基本的にこれは植物の管理をしていただくということで、赤富士をずっと維持するために、例えば山頂部分を白くして、だんだん赤をいろいろ配置をしてふもとまで、いろんな花を管理しながら富士山をきれいに見せようという維持と管理をしながらやっていただく、あるいは場合によっては、ちょっと今お願いをしていますのが、夜間になりますと、例えば山頂を目指して登っていく人の電灯の灯も見えるような、何かそんな工夫もできないかなとか、もろもろお願いをしているところでございまして、そうしたものも含めて何とかこの金額の中でお願いをしているといった状況でございます。

 それから、上海万博のほうは3分間の映像でございますが、この会場へ入ってもらう方に、その映像をスクリーンで繰り返し繰り返し見ていただくということを考えておりまして、ちょうど今、富士山静岡空港から上海線も飛んでおりますので、そうしたことを見ていただいて静岡県のイメージを高めていただく、そういう効果にしたいと思っております。

 それから、少子化につきましても出会いの場、なかなか私ども行政の場でしにくいことを、先ほどブライダルサミットの関係もやっていただきましてありがたく思っておるわけでございますが、今、少子化対策の中にも、やはり地域における子育てを支援するとか、お子さんやお母さんの健康の確保とか増進をどうするのかとか、それから先ほど委員からお話がありました子供の教育関係、これを整備していく必要がある、また先ほどもお話がありました仕事と家庭との両立、いわゆるワーク・ライフ・バランスというふうなこともございますし、それともう1つの項目として、子供の安全の確保をどうしていくのか、あるいは保護や支援を必要とする子供と家庭への取り組みとか、そうした項目を掲げまして、今のプランが43ほどの数値目標を設けまして、みんなで推進をしていこうということになっております。
 今度のプランのほうもやっぱり働き方と子育ての両立とか、それから支援を要するお子さんへどういう対応をしていくのかと、その辺をポイントにしながら、これをどういうふうに組み立てていくかというようなことでございますので、私ども各部局と連携しまして、その辺の充実を図っていきたいと思っております。以上でございます。

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