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委員会会議録

質問文書

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平成22年8月産業連携推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山田 誠 議員
質疑・質問日:08/09/2010
会派名:自民改革会議


○山田委員
 私から質問をさせていただきますが、先ほどから事業と需要と例えば農林水産の事業者との連携というのはいろいろ話が出ているようですが、これから非常に法案というか、国の考え方もだいぶ緩やかになってきたわけですが、実はグリーツーリズムですね。これが非常に一つは農山村、あるいは海に面した漁村とか、そういったところとまた都会あるいはいろんな方々との交流というのを滞在型というのですね。それも最初は滞在型じゃないとだめだという話だったんですが、だんだん今、日帰りも何とかいいんじゃないかというような形で、緩やかになってきているような話ですね。やはりそういう中で、農業とか、あるいは漁業で連携をしている中で、地域の産業として、本当に目玉になる商品もあるわけです。これはグリーンツーリズムというよりも、地域の方々との連携もあるかと思いますが、それ以外に、例えば、静養施設を活用してさまざまな形で滞在をしてもらう。そしてまた、企業にも協力をしてもらって、例えば自分たちがそれを取って、今度、別のところで加工をしてもらって、帰るときには持って帰るといった連携というのが、やはり必要になってくるんじゃないかと思います。ただ、企業がつくって加工したものをそのまま市場に出すだけじゃなくて、それが静岡県の一つの大きな財産であるという形でPRすること、これは観光の面も含めて非常に重要ではないかと思います。
 そういった考え方が制度の中で施策として今、考えられているのか、そういったものがあるのかどうか、伺いたいと思います。
 それから、グリーンツーリズムの話は今、させていただいたわけですが、やはりいかにPRをしていくか。この産業連携という中で、農林水産業と企業が連携をする。それを確かに県議会等でPRすることも非常に大事な部分だと思います。それだけでは結果的には、この部分で終わってしまう。それを今度生かして、この中にもありますアカザエビのように、レストランに供給するとか、そういった形で、本当に静岡をPRする。そういったことをもっと例えばホームページ等で、こういったものについては、こういう連携をしているんですよということで、より一層これからその部分に力を入れて、見やすくする。あるいは観光部分でNPOを立ち上げている方々も当然いらっしゃると思うんです。そういう方々にそういった情報を流すことによって、そういうところから逆にPRをしてもらうということを考えていく考えが私は必要じゃないかなと思うんですが、その点についてお伺いしたいと思います。以上2点ですが、よろしくお願いいたします。

○池谷文化・観光部観光政策課長
 御質問の点のグリーンツーリズムの最初の件についてお答えします。
 県内でいろんな形でグリーンツーリズム、そういう意味を使ってのいろんな活動がございます。観光のほうでもいわゆる物見遊山的な観光ではなくて、いわゆる体験型の観光――滞在して、いろんな形で体験をしていただくと。地域を知っていただいたというようなことで、例えば農業を使ったものとか、あるいはエコツーリズム、いろんな形がございます。そうしたものを総称して、今、ニューツーリズムと呼んでいるんですが、それについて、今、観光の大きな施策の一つとして推進しようとしております。
 そうした中で、例えば具体的な例として、西伊豆で、今、ちょうど8月の1カ月間なんですが、西伊豆のほうで伊豆の体験観光協議会というところが主になってやっていただいている伊豆のほんもの海遊びフェスタという形で、例えばその中には櫓こぎ体験とかというのもございますけれども、イカをさばいてみようとか、あるいはちょっとわさび漬けの体験とかいうことで、具体的にその地にある農水産物と観光を結びつけた動きがございます。そこをもう一つものづくりの中のいわゆる農商工連携の中の商のところまでいっているかというと、まだまだちょっとそこは不十分なんですけれども、そうした動きをこれから検討して支援していきたいと思っておりますし、ちょっと観点が違うかもしれませんけど、やはり同じ西伊豆で特産の塩ガツオを使って、塩ガツオうどんとして御当地グルメとして売り出していこうという動きがございます。これなんかはカツオがあって、それから塩ガツオの製造工程、伝統的なものがあります。それをグルメという形にしてPRしていく。やはりその場に来ていただかなきゃいけない、食べれないということでのPRをしていって、地域全体を盛り上げていくというこんな動き等の例がございます。いずれにしても、今申しましたように、体験型、ニューツーリズムの観光についてはこれからも非常に大きな課題として認識しておりまして、支援していきたいと思ってます。以上です。

○影山(洋)経済産業部振興局長
 県産品のPRに関するホームページ等の取組の状況について、お答えします。
 県では、連携をして新商品を開発する取組などの支援を行っておりますけれども、新しく開発された商品等に関するPRや情報発信を国内外に向けてやっていくということで、一つは、しずおか銘品ガイドというホームページを立ち上げております。これはふるさと食品コンクールの入賞作品に関する情報や、農水産物の認証制度で認証された農水産物の情報、また、単に農水産物だけではなくて、グッドデザイン静岡を受賞した工業製品、あるいは伝統工芸品とか、こういったものを主に情報発信するホームページを運営しております。
 そのほか、県産品愛用運動推進協議会というところが主体になっておりますが、静岡こだわりの逸品ガイド、それから美味しい静岡百選ドットコムというインターネット通販の取組を行っているサイトを紹介するホームページ、さらに、しずおか食の情報館という主に農水産物の認証制度を取得した農水産物を紹介するホームページを運営しております。
 また、地産地消に関する取り組みを積極的に進めていくということで、地産地消のホームページを今年度、新たに立ち上げることとしております。以上でございます。

○山田委員
 ありがとうございました。
 グリーンツーリズム、来ていただいて、そして体験をしてもらう、あるいは見てもらう、それによって広げるという――来てもらった人の口コミでその後、こういったものがよかったよということが、一番だと思います。本当にこれを、観光だけに限らずに、もっと広いところでさまざまな形で広げていただきたいなと思います。
 先ほど、西伊豆の体験フェアですか。1カ月間やっているという形ですが、済みません。私もちょっと認識不足で、そういうものがあるというのは知らなくて、さまざまな形でそういったものをPRするのに、そういったものの中にこの連携の部分を盛り込んで、こういうふうなものも今、開発をされつつあるというような形で、PRしていく。ですから、ただ単に来て、体験するだけじゃなくて、そこに今度、もう一つの部分で新しいものはこういうものがありますよというものをやはり入れていかないと、ただ単に紹介だけで終わってしまうのかなと。ですからそういった部分はやはり積極的にこれからも取り組んでいただきたいと思います。
 ホームページ等の活用というのは、県のホームページだけじゃなくて、先ほども答弁にもいただきましたけど、やはり他団体、さまざまなところでPRをしていくというのは、非常に大きいと思います。やはり今、皆さんが情報を得るのに、インターネットというのは情報を得るための装置として、非常に大きいと思います。本というのはどうしても買わなきゃいけないものですから、なかなかそれを買って、今度、手にとって見て、それでというとなかなかそれが情報が行き渡らないですけど、インターネットというのは、これからますます普及していく中で、もっともっと県として、県のホームページの活用とかも大事だけど、もっともっと、本当に外の団体――こういうのに参加してくれている銀行とか、そういったいろんなところを活用して、中に少し入れてくださいというような形で、より積極的に運動を進めていただければ、私はもっともっと県のPRにもなっていくし、例えば県内にある会社、企業においてもそういったものが関係するようなところがあれば、そういったところもまた勉強してもらうというような形をとっていくほうが一つの方法であると思いますので、そういうところもぜひとも検討していただきたいと思います。
 私からは要望としておきます。

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