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委員会会議録

質問文書

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平成20年6月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:07/02/2008
会派名:自由民主党県議団


○小楠委員
 まず、6番委員の質問の関連の中で、空港とのアクセスについて杉山理事のほうから駅へのアクセスと観光地への直接のアクセスというようなことについて若干答弁があったんですけれども、もうちょっと詳しく聞きたいんですが、例えばついこの間もJALツアーズさんとかANAさんが県庁に来て、早く空港の2次アクセスというんですか、2次交通とかっていう書き方していますが、駅とどうやって結ぶのかというのを決めてくれないと商品開発できないというふうにおっしゃっているわけですよね。県のほうでも空港アクセス協議会というのをつくって、スケジュールを組んでいますが、そろそろ発表が近くなっていると思うですけれども、このもうちょっと具体的に空港と拠点駅、あるいは観光地でもいいですが、とのアクセスについてお聞かせください。

 きょうの説明資料の15ページの子育て支援ですね、しずおか子育て優待カード事業、これはちょうど私が特別委員会の委員長をやっているときに導入が決まったものですから、その後、関心を持っていたんですが、私の地元の浜松市は大分おくれまして申しわけございませんでした。関係部局に大分強く言ったんですけれども、大変遅くなって申しわけございませんでした。
 そうしましたら、この事業概要を見せてもらうと、さらに細かくいろいろ書いてありまして――38ページですね――現在全市町で展開されていると、しかも店舗数も4,762店舗ということでさらに細かく聞こうと思ったことがここに書いてあったもんですから、具体的に利用者の反応とか逆に協賛していただいたお店がどんな反応を示しているのか、そんなことをお聞かせいただきたいと思います。
 これに関連して、広報のほうなんですが、広報局で説明してもらったのが、きょうの説明資料の24ページのところで、実はこの子育て優待カードについて5月に利用促進について広報強化したということが載っているんですけれども、5月にどんなことを広報されたのか、あわせて教えてください。

 鉄道駅のユニバーサルデザイン化なんですけれども、私の地元のJR東海道線天竜川駅というのがまだ未着手になっているんです。もちろん浜松市内の順番というのもあって、そういうふうになっているわけですが、実はこの駅には橋上化も含めた大規模な改築のプランなんかもありまして、それがいつできるのかということが心配なんですね。その中でこの事業は平成22年度までで100%という目標を立ててらっしゃいますよね、説明資料を見ると確かそんなことが書いてあったと思うんですが、16ページの(3)の一番最後のところ、整備目標平成22年で100%となっていますよね。仮に市町の状況等によってこれに間に合わないということあり得ると思うんですよね。単にエレベーターを設置するだけとかというんなら当然いいんだけれども、今言ったような建てかえ的な大規模な駅の改修ということになると、間に合わない場合にはどうなるのかなと。
 もう1つ聞きたいのは、国の補助制度の期限があるのか、この22年というのはひょっとしたら国の補助制度の期限があってこういう時期になっているのかどうかもあわせて教えてください。

 あと広報のほうで、こども県民だより。勉強不足で済みませんでした。初めて見せてもらいました。これはいつから出してらっしゃいますかね。
 それと、この一番下のところに説明もありましたけれども、小学4年生から6年生に対して配付しているということですから――説明なかったんですけれども――小学校で配付しているんでしょうか。どういうふうになっているのか教えてください。

 あと、ちょっと古い話ですけれども、たしか四、五年前に県庁の別館に大変高価な撮影機材を入れた部屋をつくりましたよね。もちろん、あれはリースだったはずですけれども、あの部屋は今どうなっているのか。もっと言ったらどのくらい利用したのか。そのための専門の職員をどうするかという議論もたしかあったと思うんですけれども、実際どの程度使われたのかなということを教えてください。

 もう1つは、きょうの要望事項。私のところにも、たくさん浜松の方がいらっしゃいますが、商工会議所からの要望で文化的施設をというのが出てきたということが配付されています。そのこと自体をとやかく言うつもりはないんですが、これ考え方としてはコンベンション施設という言い方にかわるわけですけれども、沼津駅北口の事業が今年度16億何千万円でしたかの予算化されていますし、今議会の知事の答弁で――伊藤議員もぱっくり口をあけておりましたが――島田市と県と具体的な協議に入っているというような話もありました。
 こういった県内の市町とコンベンション施設について協議をしているところが、一体ほかにどこがあるのか。あるいはその要望をしているところ、私は熱海市がずっと前からコンベンション施設を要望しているというのは承知していますけれども、そういった要望が具体的にどのくらいあるのか、この浜松市のことどうこうじゃなくて、今現在、協議している案件が沼津駅北口――これは事業実施ですね――あるいは島田市のほかにあるのか。要望が出てきているような市町はどのくらいあるのか、教えてください。

○杉山静岡県理事(国際戦略担当兼空港需要担当)
 静岡空港の2次交通、特にこの前JALツアーズが来て、いろいろ要望したときにその話が出たということでございます。2次交通という言い方、例えばJALツアーズさんの旅行業者さんが、あるいは航空業者さんがどういうふうに送り込むかで考える2次交通と、一般的に考える2次交通はちょっと違います。JALツアーズさんはやっぱりお客が北海道、あるいは福岡からここの空港に来たときに、空港に着いてその後どうするのか、それをよくしてくれないと、特に最近FIT、要するに個人旅行が非常に多くて、そこへ重きを置いたときに、団体旅行と違うもんですから、みんな個人で移動すると、そこのいろんな交通とのアクセスが重ねてよくわかりやすいものでないと、お客は困ってしまうよと、それを整備してくれという意味合いが強かったと思います。
 その意味で静岡空港に、例えばレンタカーとか、タクシーだとか、そして新幹線あるいはJRとのアクセスをよくしてくれと、そういう要望の意識が強かったと思います。先ほど申しましたけれども、お話としてはJR新幹線、外から来るお客さんに対しては新幹線とかJRとか、そういうところとのアクセスを工夫して、そしてさらにタクシーとかレンタカーの機能も空港にしっかり備えつけておくことが必要かなと思います。
 そのほかに、やはり荷物を多く抱えている人もいらっしゃいますので、県内の拠点のところとのアクセスのほうが必要になってくるかなというふうに思います。以上でございます。

○伊熊企画調整局長
 子育て優待カードの関係でございます。
 委員御指摘のとおり、全市町村で導入しているものです。これは我々も頑張りましたが、地域、企業さん、あるいは市町村にも御協力いただいた結果だと思っております。利用者の反応あるいは店舗の反応でございますが、一昨年度からタウンミーティングを実施しておりまして、その中の声を聞きますと、利用者からは、やはり何らかのポイントなり景品なり何かいただけるというのでありがたいというところです。ただ、その中では、その優待をしてくれる店舗がなかなかはっきりしないということがございまして、そういった点ではインターネット、あるいはお店の入り口などにその優待カードが使えるお店という表示をつくるように対応させていただきました。
 店舗側も、やはりこういったことをやりまして利用者がふえるということについては「大変いいことだ」という声が多かったです。ただ店舗の皆さん方は本当に御自分の善意といいましょうか、特に県から補助が出ているわけではありませんもんですから、景品だとかポイントをつけるに当たって、特別に県あるいは地元に御協力していただいているという点がありますので、我々も難しいところありますが、ただ、地域全体として子育てに対する意識の醸成ということで御協力をいただけるということで、これまで以上に協賛店舗をふやしていきたいと思っております。

 あともう一点、コンベンション施設について協議している案件があるかどうかということでございますが、委員御指摘の沼津市と島田市以外には、現在ありません。
 要望があるところにつきましては、私もちょっと記憶がありません。特にまとめてございませんが、いくつかあるとは思いますが、やはり地元としての熟度がどの程度高まっていて、私どものほうに具体的な要請があるかということでございますので、私どもとしては現状、2市以外にはないという状況でございます。以上でございます。

○田澤政策推進局長
 空港のアクセスについてお答えします。
 空港のアクセスはいわゆる2次交通という点でいきますと、観光商品の中のツアーの中のチャーターバスでありますとか、タクシーとかいろいろな手段があろうかと思いますけれども、何と言っても主要の駅とを結ぶ、あるいは地域と結ぶのは公共バスではないかと考えております。
 また、これの充実が空港の利用者にとっての利便性を高める非常に重要なテーマであると我々も認識をいたしております。
 昨年の11月にアクセス整備方針というものを策定しておりますけれども、現在、この整備方針にのっとりまして近隣のJR駅であります島田駅、金谷駅、それから中心的な新幹線停車駅、それから人口の多い主要都市であります沼津、三島あるいは静岡、あるいは掛川、浜松といったところとのバス輸送のアクセスについて現在、団体を通じてお願いをしたり、また事業者と個別の調整をしているところでございます。
 完全な需要の予測ができず、なかなか踏み切れない部分も一方である中で、まだ正式に表明をしていただけるところは今のところはないわけですけれども、内々には社内的にそのような検討をしていただいているところもありますし、またそういった意味で、先ほどの御指摘のように商品開発とかPRにはかなりそのための日数も必要でありますので、そういった調整を図りつつことしの9月中ぐらいには正式な表明ができるようなそういうふうな体制整備に向けて一生懸命、調整をしているということでございます。

○塚本交通対策室長
 鉄道駅のユニバーサルデザイン化でございます。
 天竜川駅というお話ございました。今、39駅中の残りの6駅が私どもの事業以外で重要通路の設置等について橋上駅化の工事を行う予定でございまして、これにつきましては、それぞれ例えば人にやさしいまちづくり事業、それから交通結節点改善事業、まちづくり交付金等、国の別の補助制度がございまして、そちらによって実施される予定でございます。
 それぞれ一応私どもとしてはJRさん、それから各市町さんにお願いして22年度ごろの供用開始をということでお願いをしております。ただそれぞれ進捗状況が違いまして、既にもう着手が決定しているものもございますし、あるいは地元との調整がまだこれからという部分もございまして、希望としては22年度ですけれども、それぞれ地元の状況により多少の違いはあってもと、そんなふうに考えております。

○宇佐美広報室長
 お尋ねありました3点です。
 まず1つは、しずおか子育て優待カードの重点広報の件ですけれども、これは県のいろんな媒体を使いまして広報しているんですけれども、例えば5月ですと、県民だよりの5月号に「しずおか子育て優待カードの県内全市町村展開中」という形でPRを載せて、126万部出ていますけれども、これをしながらPRしているということであります。

 それと、こども県民だよりですけれども、17年7月から発行しておりまして、これは県の役割とか仕事を子供たちによりわかりやすくというような視点でつくっております。年4回、タブロイド版で、カラーで4ページ、12万5000部を発行しております。
 これについては県内の公立、私立の小学校、特別支援学校の4〜6年生という対象に、学校へお分けしまして先生方に使っていただくように、また場合によっては家へ持っていっていただき、家族で見ていただくようにという形でつくっております。

 それと、機材の関係ですけれども、これは庁内別館6階に庁内スタジオというのを整備しておりまして、そちらでこの機材を使いながら県政ニュースとか、例えば県議会議長のメッセージもそちらで録画したりしながら、インターネットを使いまして配信するというようなことに利用しております。以上です。

○小楠委員
 空港アクセスのほうはわかりました。ダイヤも100%まだ出てない段階で、なかなか具体的な動きがしにくい中だとは思いますけれども、その辺は一番やっぱり重要あるいは大切なポイントだと思います。

 駅のユニバーサルデザイン化はわかりました。橋上化は別の事業もあると、こういうことですね。

 1点ちょっと落としちゃったもんですから、もう1つ質問をお願いします。事業概要の36ページ、自然学習資料保存事業費とここに出ているんですけれども、これちょっと私の記憶が正しいかどうかわかりませんが、自然史博物館をつくるという構想がある中で、いろんな資料を実は県がもうたくさん持っていると、それを県内数カ所に分散して保管しているというようなことがあったではないかなと。例えば三島市の社会教育施設か何かの跡地か何かにも入っていたんじゃないかというふうに記憶があるんですけれども、それとこの36ページに今回新たに旧庵原分庁舎を利用して置くというのと、同じ意味合いなのか。あるいは私の認識がちょっと間違っているのか、あるいはもともとあったようなところを何かそこに改めて収集場所を統合させたとか、そういうようなことが行われたのか教えてください。

○柴田地域政策室長
 ただいま御質問ありました自然史博物館の件でございますけれども、総合計画のほうで自然史博物館の設置ということが位置づけられておりまして、平成14年度に県の自然学習・研究機能のあり方という調査結果がまとまったということで、それを受けて平成15年度から県内の貴重な自然に関する資料等の散逸を防ぐという目的で実施している事業でございます。その際にいろいろ把握しまして、県内に50万余ぐらいそういった物があるんじゃないかというようなことを調べておりまして、いろんな研究者が持っていらっしゃる物を集める、寄附をいただくということで収集しておりまして、御提供いただいたその標本を順次、こちらのほうで手続を進めているということでございます。ちょっと私、御指摘いただきました三島の教育委員会分館にあったというお話とリンクしているか定かじゃないもんですから、確認をいたしましてまた改めてそれについては御説明を申し上げたいと思います。

○小楠委員
 今、最後のところで、うんと思っちゃったんだけど、この事業そのものは柴田さんの地域政策室で所管している事業ということで思っていいでしょ。ほかにあるかどうかということは――私の認識も間違っているかもしれないんだけれども――自然史博物館そのものは所管が違うって言うんですか。じゃあそれをちょっと教えてください。

○柴田地域政策室長
 十分申し上げないで失礼いたしました。
 総合計画でうたわれておりますその自然系博物館の検討ということで所管しておりますのは、私ども地域政策室でございまして、県庁内で自然史博物館についてそれを目的に検討している部署はこちらということでございますので、標本資料ということで収集活動をやっているのは当方ということでございます。

○小楠委員
 また資料があれば委員長を通じて提出していただければ。答えがあれば、どうぞ。

○柴田地域政策室長
 それで、委員からもお話がございますけれども、清水市の庵原分庁舎ですね、そちらの建物のほうに資料を保管しているということでございまして、ほかの施設では私どもの収集事業では保管している施設はございません。

○豊岡委員長
 ここでしばらく休憩といたします。
 再開は13時15分とさせていただきます。
(休  憩)
 続いて委員会を再開します。
 質問等を継続いたします。
 それでは、発言をお願いいたします。

○柴田地域政策室長
 午前中御質問いただいた件で自然史系博物館に関する資料についての保管に関しまして、お答えをいたします。
 企画部で平成15年度から行っております自然系の学習資料――植物、昆虫、化石などでございますけれども――そちらにつきましては、現在中部健康福祉センターの庵原分庁舎のほうで保管しておりますが、当初から17年6月までは教育委員会三島分館に保管していた経緯がございます。ただ、いずれの場合も分散ということではなくて、1カ所に保管するということで現在も清水の分庁舎以外には保管してございません。
 なお、教育委員会で保存しています埋蔵文化財につきましては、現在6カ所で保管されているということでございます。

○豊岡委員長
 5番委員よろしいですか。
 それでは、発言をよろしくお願いいたします。

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