ここから本文です。
委員会会議録
委員会補足文書
平成27年11月地方分権推進特別委員会
| 質疑・質問等の終結、調査の終了 【 議事運営 】 発言日： 11/27/2015 会派名： |
○阿部委員長
わかりました。大変参考になりました。
ほか、皆さんどうでしょう、よろしいですか。
（「いいです」と言う者あり）
もし、町長、まだ言い残したことがあれば遠慮なく。
○田村典彦氏
やんやの喝采を受けたことが１つあります。
○阿部委員長
はい、お願いします。
○田村典彦氏
男は極端なことを言うと、家庭のことを顧みずに働くことができますよね。大体そうですよね。女性も男と同じように働きたいんですよ。家庭のことを顧みずに自分の社会的経歴を積みたいんですよ、女性に聞くとそう言うんです。ただ、女性は種の再生産の役割をジェンダーとして、いわゆる性として受けとめなきゃならないんです。男性は受け持つことができませんから女性しかいない。だから、女性は子供の妊娠出産とか育児の役割を引き受けますと。引き受けるけども、それが１人の人間として社会の中で自分の思いどおりに働きたいということに対して阻害要因になるんです。リスクなんですよ。このリスクを社会が引き受けてと言ってるんですよ。女性の最大の願いといったら、このリスクを自分も背負うけども、このリスクを社会も受け持ってくれってこと。
だから、出産、育児に伴うところのリスクを社会が受け持ってくれるような仕組みをと言ったら、女性たちからやんやの喝采を受けました。女性も男と同じように働きたいんです。家庭のことは顧みず働きたいんです。ようやくわかりだした。
○諸田委員
それだけ育児が大変だってことですよね。
○田村典彦氏
その部分を全部、社会が引き受けてくれって、そう言ってました。それを言ったらやんやの喝采を受けました。女性から。男性はわかんないんですよ。それだけです。
○阿部委員長
最後にまたすばらしい御示唆を、御教示をいただきましてありがとうございました。
では、皆様、よろしいですか。いいですか。町長もよろしいですか。
○田村典彦氏
はい、もう。
○阿部委員長
それでは、田村町長、大変ありがとうございました。質問等も出尽くしたようですので、以上で田村町長への質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
（「異議なし」と言う者あり）
御異議もありませんので、これをもって質疑を終了いたします。
田村町長には、お忙しい中、当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本日いただきました御意見は、非常に厳しい中にもさまざまな御教示に富んだ、またいろんなヒント、これから誰もが本当は触れなきゃいけないんだけれども、触れちゃいけないんじゃないかとか、アンタッチャブルになってしまって、知らず知らずのうちになってしまった部分などをストレートに、きょうは御披瀝いただけたと思います。大変参考になりました。我々も、このきょうの時間を無駄にしないように、しっかりとまたいい提言をまとめるようにしたいと思いますので、今後とも御指導、御鞭撻をお願いして御礼と申し上げます。どうもありがとうございました。
それでは、ここで休憩といたします。
再開は15時25分。委員間討議をさせていただきます。よろしくお願いします。
お問い合わせ
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 電話番号(県庁案内)：054-221-2455
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.