本会議会議録


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平成21年7月新型インフルエンザ対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:豊岡 武士 議員
質疑・質問日:07/13/2009
会派名:自由民主党県議団


○豊岡委員
 お願いを含めて、3点ほどお聞かせをいただきたいと思います。
 今、6番委員さんのお話とも関連しますが、ことしも5月ごろは、私の知っているホテルなんかでも、納入業者はしっかりとマスクをつけて納入してもらいたいと。検収、受け取るほうの社員も、マスクをつけて受け取れと、かなり過剰な対応をしていましたので、非常に情報、低病原性だということもしっかりと認識してもらったり、対応についても、よくPRをしていただくということが必要かなというふうに思います。このことはいいです。
 まず1つは、ことしのワクチンですけど、さっき、先生のお話だと、関係者が先になるだろうみたいな話ありましたが、どのようなプライオリティーを考えてらっしゃるのか、どのぐらいの量が静岡県には来そうで、それをどういう人たちに、どのようにワクチンを打っていこうというふうに考えてらっしゃるかということを、1つお聞かせいただきたいと思います。
 それから、2つ目は、肺炎球菌です。65歳以上は、インフルエンザでは亡くならないけど、肺炎になって亡くなってしまうということで、肺炎球菌のワクチンが非常に重要だというお話がありましたけれども、肺炎球菌のワクチンの需給状況あるいは供給体制、どんなふうになっているのかということをお聞かせいただきたいと思いますし、長泉町とか清水町は、そのワクチン接種を奨励しているようでございますが、料金体系なんかどんなふうになっているのかも、あわせてお聞かせいただけますと幸いです。
 それから3点目は、6番委員さんからお話ありました、学校の手洗いとかうがいとかの励行なんですが、保護者のほうから、高校生でも相当学校に備えつけの消毒薬がないというようなお話が、5月ごろにはしばしば耳にいたしました。通知は行っているでしょうけども、その辺の指導なり、あるいはしっかりと消毒薬が常備されているかどうかということについても、ぜひ指導の徹底をお願いしたいと思います。これはお願いでございます。以上です。

○竹内厚生部疾病対策室長
 まず、ワクチンについてお答えをいたします。
 新型インフルエンザ、今回の豚インフルエンザのワクチンにつきましては、国のほうで、当初2500万人分用意をして、11月以降接種ができる見通しという発表があったところですけれども、先週あたりから、ウイルスの増殖能力が弱いということで、なかなか量産体制に問題があるということで、報道によれば、1400から1700万人分ぐらいにとどまるのではないかというふうな情報もありますけれども、現在のところ、国から正式な通知はございませんので、報道提供で知る範囲では、現在そういう状況ということであります。
 ワクチンにつきましては、現在、国においても、ガイドラインがまだ未策定の状況でございます。そういう中で、どのような方々に優先順位を設けてやるか、正式なところはまだ国のほうでも定めていないということですので、この夏中に検討するというふうに聞いておりますので、その中で医療従事者の方々あるいは一般の方々等々、どういう順位になるかというのは決まってくるというふうに考えております。
 それから、肺炎球菌のワクチンの需要状況につきましては、このワクチンは、現在予防接種法の中では任意の対象ということになりますので、基本的に公費負担の対象外で、希望する方が自費で医療機関に個別に申し込んで、医師との契約の中で注射をしていただくという形になっております。その中で、委員御指摘のように、高齢者の方々の肺炎に対する重要性ということで、全国的にも一部市町において導入がなされているところですけども、現時点においては、一律に助成をしているという都道府県は聞いておりません。このワクチンについては、高齢者全般の方々の健康の保持、増進という観点から、他県の状況も注視しながら検討していく必要があるのではないかというふうに考えております。以上です。

○豊岡委員
 ワクチンにつきましては、ぜひ早く方針を決めていただいて、ワクチンの対象外の人たちに対しては、どのような指導なり、情報提供なり、啓発なりするのかも、できるだけ早目に用意していっていただければということを要望して、終わります。

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