本会議会議録


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平成25年11月子どもの人権擁護特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:11/26/2013
会派名:自民改革会議


○天野(一)委員
 大阪府の教育委員会が体罰マニュアルの中に人権教育の大切さを強調しているんですね。今の教育委員会はこの体罰問題で、人権教育と何となく遊離して別々のような感覚があるわけですけれども、人権教育と体罰の問題を融合させるという仕組みとか、そういったものは、先生はどういうふうに考えているのですか。

○大野木龍太郎氏
 それは、私が最後に言った子どもの権利条約というのが、そこを橋渡しする一番大事なものじゃないかなと。かつては、やはり子供たちというのは保護される存在で、いってみれば大人や教師が子供たちを導いていくという。だけど、今、起きている問題に対して、子供たちは意見をいっぱい持っているし、それから自分たちがそのことについてかかわりたいというふうにも考えている。そうすると、そのことを学校の中でも子供たちの意見がきちんと出せるような教育、それは人権を大事にするということに、まさにストレートにつながると思うんですね。
 だから、静岡県も多分、人権を大事にしようというふうにしていると思うのですけれども、その後ろ盾になるものが何なのかということで、私はやっぱり守るだけではなくて、子供たちが今のさまざまな問題に参画していけるような、そういう存在として位置づける。そうすると、先生の役割って何だろうかなということで、子どもの権利条約というものをただ字面を読むのではなくて、なぜそういうものがこの時代のこの時期に出てきているのかというと、子供の捉え方を大きく変えていこうというのがあるのではないかなと思ったので、それを酌んで、ぜひ静岡県でも人権というものを柱にして部活動のあり方を見詰め直すと、さまざまなものが見えてくるのかなと思いました。

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