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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年6月地方分権推進特別委員会
協議の開始、運営方針の協議、開催日程及び調査方法の協議、協議の終了 【 協議 】 発言日: 06/30/2015 会派名:


○阿部委員長
 それでは、これより協議に入ります。
 お手元の資料、地方分権推進特別委員会の運営についてをごらんください。
 初めに、当委員会の調査事項は、1の(1)に記載のとおり、地方の自立を促し地方分権を推進する取り組みに関する事項です。
 次に、2の委員会の運営方法についてであります。
 先ほどの委員長会議におきまして、議長から、委員会の運営に当たっては、執行機関に対する調査に偏ることなく、委員間討議や参考人の意見聴取、現地調査等を積極的に実施すること、また、調査を終了した場合は委員会の提言等として報告書にまとめるとともに、調査結果を本会議で報告することなどの話がありました。当委員会の運営方法につきましても、これらを踏まえて進めてまいりたいと思いますので、御了承願います。
 続きまして、3の調査実施方針等であります。
 当特別委員会としましては、調査事項に基づき、3の(1)の実施方針にありますとおり、活力に満ち、個性あふれる地域社会を構築していくためには、住民に身近な地方公共団体が自立し、みずからの判断と責任において住民生活に密接に関連する行政を行っていくための創意工夫が必要である。こうした視点に立ち、本県の実情に即した地方分権の推進に係る施策について調査し、既存の制度、概念等にとらわれることなく、地方発の理想の地方分権の姿を提言したいと考えております。
 具体的には、その下の(2)に記載しましたとおり、規制緩和――義務づけ・枠づけの見直し、国から県、県から市町への権限及び財源の移譲等について、そして、国の制度改革等を活用した独自の基準づくりや計画策定の推進、まちづくりや人づくりの先進事例等についてを調査し、その上で持続可能な地域社会構築のため、どのような地方分権が必要であるのかについて調査を進めていきたいと考えております。
 それでは、実施方針、調査の観点について御意見がありましたら御発言を願います。

○森委員
 私たちがせっかく特別委員会を設けてスタートを切ったわけだ。1番は、調査の観点のこの規制緩和の条項、何と言っても地方自治を推進するには、権限と財源の移譲、中央省庁がこれをかたくなに譲らないわけだ。だから、こういうことを一番重点的に私たちは調査して、提言もしなきゃいかん。
 具体的に、かつて、ちょっと余談になるけれども、小泉内閣のときに三位一体の改革というのがあった。このときの総務大臣が片山虎之助さん、若かりしころ、静岡県庁の総務部長で自治省から来てた。片山さんが総務大臣で、非常に地方自治に協力的な大臣であったから、三位一体改革で特に税を移譲してくれたわけ。国税である所得税を減税して、地方税である住民税へその部分を、税の負担者我々はプラスマイナスは変わらなかったけれども、国税を減税して地方の住民税を増税する形で、3兆5000〜6000億円を地方へ移譲してくれた。静岡県でも私の記憶だと600億円から660億円、ふえてきたんだ。それ以後、この10年間、ほとんどかけ声倒れに終わっている。なかなか国の突破口を開くというのは難しいけれども、やっぱり私たちや、いろんな都道府県からそういう提言をしていけば、また違った工夫が出るかもしれない。ぜひこの調査の観点の1番上の権限と財源の移譲などを重点的に、委員長、副委員長には指導してもらいたい。そして、調査をして提言できれば、やりがいがあったということになるんじゃないかと思う。

○阿部委員長
 ありがとうございます。
 ほかに御意見はございますか。

○佐地委員
 今、森委員がおっしゃられたことと両輪という形だと思ってるんですが、逆に各市町が何を欲しているんだというところを、やっぱり現場の意向を各市町へ聞くというか、聴取する、もしくは私たちがそれをしっかり理解するということをまず確認をした上で、県の立場から地方分権の考え方を取りまとめていっていただきたいというふうに思います。

○阿部委員長
 ありがとうございます。
 さすが市会議員出身、よく我々もわかります。
 ほかに御意見はございませんか。

○良知委員
 あと、規制緩和という中では、結構幅広いことになるわけですけれども、県独自の規制というものには、当然いろんな規制があります。例えば工場の誘致とかいろんなことも言われていますけれども、そういう中で、何か1つでも、例えば食品なら食品とかでも、いろいろ規制があります。そういうところの何か1つをもって、静岡県の規制というのがやわらかいのか、厳しい県なのかというね。県が横並びならいいんですけれども、誘致、誘致といってもなかなか来ない実情、現状というもの等々も踏まえて、何の規制が1番ひっかかってるのかなって。その辺を他県と、せめてボーダーラインにしてもらうような規制の持っていき方というのを、ここでも、この緩和の中で皆さんで考えていただきたいなと思います。

○阿部委員長
 ありがとうございます。
 ほかにございますか。
 1年間、皆さんで議論していくことなので、忌憚のない御意見があれば、ぜひ。

○田口委員
 余り広がり過ぎてもあれかもしれないんですけれども、きのう、きょうあたりも広域連携の話が出てるんですけれども、権限移譲ばっかりがいいのかというと、僕ももちろん市議会議員を経験してるので、できる限り市や町に近いところにあったほうがいいとは思うんですけれども、中には逆のパターンなんていうのも考えられると思うんですよ。だから、さっき佐地委員がおっしゃった現場の声を聞くというのは非常に大事なことで、欲しいものと、その反対のものというのもきっと出てくると思うんです。そういうのも我々のほうでしっかりくみ上げをして、あるべきサービスの提供のあり方、これを提言できるというのは、県の中でも私は意義があるのかなと思ってます。
 先ほどおっしゃられたような、国に対してのものと、県と市の関係と、この両方を切り分けてうまく進められるといいなと。広がり過ぎるのは大変かと思いますけれども、ぜひやってもらいたいなと思っています。

○阿部委員長
 ほかはどうでしょう。
 よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
 それでは、この実施方針の文面、調査の観点の文面、今の皆さんの御意見は、この中に包括をしていくということで、特に文面は大きく変えなければいけないということはないですね。よろしいですね。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、両副委員長はいいですか。
 それでは、御意見等も出尽くしたようでございます。
 それでは、この原案どおり、実施方針、調査の観点についてはお示ししたとおりということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 
次に、委員会の開催日程と内容についてであります。
 資料の2枚目をごらんください。
 本日、第1回の委員会を開催しておりますが、次回以降の開催日についてお諮りいたします。
 議会行事等の関係で、開催可能な日が限られておりますが、第2回を8月3日月曜日の午前10時半から開催し、執行部に説明を求め、質疑応答を行いたいと考えますが、皆様、いかがでしょうか。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 当局の説明員の人選につきまして、案を作成しましたので、お諮りをしたいと思います。
 書記に、説明員一覧を配付させます。
(資料配付)
 ごらんいただいて、ちょっと幅広なもんですから、幅広く各部から総括できるような人選をいたしておりますが、第2回委員会の説明員につきまして、このように考えております。御意見等がございましたら御発言ください。

○森委員
 これでいいんじゃないか。また必要に応じてお願いすることもあるかもしれんからね。

○阿部委員長
 先ほど出た御意見の中でも、このメンバーでとりあえず今、静岡県の取り組みは御説明できるのかなと思っていますので、特にそれではよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、お示しした説明員のとおりにするということで、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、このようにさせていただきます。
 次に、第3回以降の開催日ですが、スケジュール表をごらんいただきたいと思いますが、第3回を10月16日金曜日、第4回を11月27日金曜日に開催したいと考えております。内容は、資料の4にあるとおり、参考人招致や委員間討議を考えておりますが、本日の協議を踏まえて、正副委員長で検討し、次回以降の委員会でお諮りしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 日程もよろしいですか。第3回、第4回。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは異議なしと認め、このようにさせていただきます。
 次に、視察についてであります。
 特別委員会におきましては、必要に応じて視察を実施することになっております。先ほど委員長会議で、議長から、積極的にぜひ現地調査等を実施してくださいという話がありました。私といたしましても、当委員会の調査上、特に他県への現地視察が必要と考えておりますので、県外視察を実施することとしたいと考えますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
 日程につきましては、先ほどの委員長会議で議長から、諸行事等を勘案し、9月2日から4日、もしくは7日から9日のいずれかの期間で行うよう話がありましたので、この期間で行いたいと思いますが、当委員会は、皆様よろしければ、7日月曜日から9日水曜日で行いたいと考えますが、いかがでしょうか。9月7日から9月9日です。皆さん、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、視察日程は9月7日から9日ということで、そのようにさせていただきます。
 なお、具体的な視察先について案を作成しましたので、これは正副委員長で作成をさせていただきましたので、書記に資料を配付させます。
(資料配付)
 まず、御一読しながらお耳だけお借りしたいと思いますが、当委員会は、私も先ほど感じましたけれども、御意見が出たように、各市町が何を欲しているか、いわゆる県内での地方分権もありますし、また冒頭森委員からもありましたように、国に対して何を、本当に必要なものは何なのかというものを求めていくということ、それからまた、規制緩和が他県と比べて静岡県がどうなのか、また、本来この調査の観点にもあるように、地方の自立というものをどういう形でやっていけばいいのかということで考えました。また、皆さん、たまたまメンバーを見ましたら、市会議員経験者が私も含めてそうですが、多うございますので、やはり市町のお取り組みも含めて見ておくのがいいかなと。また、副委員長にも諮りまして作成をさせていただきました。福井県と富山県でございます。
 もし、この視察先案について、とりあえず1案しか示しておりませんが、御意見等ございましたら御発言を願います。
 方面的にはよろしいでしょうか。
 富山市長は最近有名で、世界を相手に大分活躍をされておられるようで、コンパクトシティという面もありますが。

○田口委員
 住民満足度の高い地域なので。

○阿部委員長
 そうですね。福井、富山というのはそうだと思います。
 それでは、この視察案について、御意見等ないようですので、原案をもとに調整をさせていただくということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 はい、ありがとうございます。

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