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委員会会議録

質問文書

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令和2年10月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:10/15/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 JA全般について、このコロナの大変な時期を乗り切ったという状況がよく分かりました。誠にありがとうございます。
 私、実は沼津出身なものですから、当然ミカンとお茶が非常に話題になっていまして、今、選果場の話がちょっと出ました。1つの例なんですが、アルバイトという話で、当然このコロナの問題というのは、生産だとか、いろんな問題もさることながら、人の雇用の問題も非常に大きな課題になっていると思います。
 それで、私は、ミカン園に知り合いが結構いるんですが、この時期なかなかミカンのもぎ手がいないと、非常に悩んでおられまして、実際、静岡県中部と沼津のほうでは大分様子が違うと思うんですけれども、まず人の問題で、生産、刈取りとかそういう問題に関しては今、どんな状況でしょうか。

○石川和弘参考人
 収穫用の雇用といいますか、短期の収穫雇用については、静岡県全体でも、東部地区でも全く同じ状況であります。三ヶ日のほうでは、できる限り、花卉等とかタマネギと交換でやる、リレーをするような形も見られていますし、外国人労働者が若干減っていますけれども、外国人を今まで活用してやってきたことは事実でございますけれども、なかなか新しい手が打てない。新しい手というか、確実にこの11月、12月だけ雇用するのが、非常に厳しい状況です。その点については、やっぱり今後も続くのかなと思いますし、それは愛媛県でも全く同じような状況でありまして、やっぱり集中するときにはみんな取り合いになってしまうもんですから、先ほど三ヶ日の話をしましたけれども、タマネギのときには収穫を手伝うけれども、ミカンのときには収穫を手伝いに来てねという実例が多々見られています。また豊橋の柿と三ヶ日のミカンと調整して人のやりくりをするとか、そういう実例がありますけれども、現時点でJAグループが人を派遣するところまではいっていないのが現状でございます。

○曳田委員
 その点で、例えば群馬県だと、予定していた外国人が来なくて、大変刈取りに苦労していると、ましてや刈り取る寸前のものが腐っちゃって廃棄しているという状況もあるんですね。結局そのときに、例えば外国人を雇いたいんだけれども、管理団体とかいろんなものがあって、なかなか難しいと。そういう中で、JAがそういう管理団体と組んで、人の配置をやっていると聞いたんですが、静岡の場合、その辺のところはどうなんでしょうか。

○石川和弘参考人
 JAグループでは、静岡県農業協同組合中央会を中心に、雇用力の確保のための専門の部署で、そういう対策を打っていますが、派遣業は取っていませんので、人を集められるようなサイトで募集はしています。その募集をした中でお客さんに紹介をして、お客とお客で商談してもらい、契約してもらうという事業は行っていますけれども、雇用し、人を集めて派遣するところまでは、静岡県のJAグループではまだそこまで進んでいません。農協の事業の中で、お助け隊だとか、南駿だと、手伝いに行くという研修も含めて積極的にやっていますけれども、相手はもう営農で、そこで金を取るもんですから、なかなか1日や2日行っただけでは意味がなく、継続的にたくさんの人が欲しいということになりますと、まだ生産者の方は満足していないのかなというのが現状です。
 あとコロナの関係で、若干、こうやって人を集めているもんですから、集めている農家、雇用者も、今年については、例年にも増して、消毒だとかうがいだとか三密対策だとか、いろんな部分の中で去年に比べると、相当費用もかかるということは言っていました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp