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委員会会議録

質問文書

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令和2年11月新型ウイルス等感染症対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:11/26/2020
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 すみません。1つだけお伺いしたいんですけれども、このコロナによって、勝ち組、負け組みたいな形が両極で出ていると思うんですが、こういう経験をされて、今話を聞いていてすばらしいなと思ったのは、逆に言うと、今までこのコロナがないのであれば、ここまで一気にそういう考え方が進んでなかったんじゃないかなと思うんですね。それをうまく利用してというか、逆手に取ってというか、逆に言えば、これをばねにしてというか、そんな形の中で、校長先生の考え方も含めてですけれども、学校の考え方が前に進んだのかなと。これが、簡単にこれから先の話ですから、多分さっきの話、Aプランから云々という話になってくると思うんですけれども、公立の話になってくる、ワクチンができて云々という話になってくると、来年度とか再来年度にはまた元に戻っていく可能性があるなと思います。この辺で多分差がついてくると思うんですけれども、学校は学校のやり方で当然進んでいかれると思いますが、ほかとのところとのギャップが出てくるのかなと。逆に言うと、勝ち組がもっと勝ち組としていってしまうことも考えられるのかなと思ったので、その辺の考え方というか、どんなふうに将来のことを思われているのかお聞きしたいと思います。

○星野明宏参考人
ありがとうございます。
 こちらにも書かせていただきましたけれども、本質の顕在化と現象の二極化というところです。
 本質的には、私たちは、多分5年後、7年後ぐらいに、オンラインで授業をやったり、遠隔でという時代が来るだろうなと、2年ぐらい前から感じていました。それは首都圏とか世界の潮流を、先ほどのミネルバ大学とかを見て、あとN高校の台頭とかですね。それが、思いのほか早く来てしまったというところなので、実はゼロからのスタートでは全然なかったわけです。
 まず、そこの部分を公立の学校の関わる人たちが本当に考えているのかどうか。誰もが昨日、おとといと同じ明日を望むんですけれども、そうはならないということを今、考えているのかどうかというと、元に戻すことはもうできているし、今、元に戻っていると思うんですね。ところがもう私たちは、取りあえずやってみたことによって、物すごいノウハウも蓄積されていて、どんどんテクノロジーも進化していくので、もう二極化どころではなくて、多分もうそこに人がいなくなってしまうんじゃないかぐらいのことになると思います。ただスタート地点は、今回たまたまコロナだったんですけれども、実は幾らでもリスタートできるチャンスはあったと思います。エリアによっては公立でも。東京都、横浜市でも、春休みを活用して、4月から、先ほど言ったメディアと連携したホームルームをやったりとかですね。あと、ゴールデンウイーク明けから新しく施策でやっているところとか、あと6月の再開のところからってあったんですけれども、でも静岡県はそこがずるずるって来てるかなという感じは、正直否めないと思っております。ですから、リスタートは今からでもやるべきだと思っています。
 コロナがなくなっても、次のウイルスがきたりとか、何か有事があったとき。しかも、もし地震だとか富士山の何かがあったときに、もうこの備えがあれば、実はある程度の担保はできると思うんですね。そこの部分を今からでもリスタートとか、いつでもスタートできると思っていますので、このままいくと、委員がおっしゃっていましたとおり、現場は元に戻したい。ところが、何の備えもなかったから、二、三年後にまたプリントを配っていることが、もう明白だと思います。

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