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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月25日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:11/25/2021
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 今日はありがとうございました。情報化社会といいますか、コンピューターが割と存在感を示す社会というのは、前に中国に行ったときに、どこに行ってもカメラが置いてあるわけですよ。こんなこと今までの民主主義と言われた範疇の国ではできないなと。それを考えるとテクノロジーというのは、我々がいいものだと思ってきた民主主義の国よりも全体主義の国のほうが適しているのかなという感じがします。
 そういう中で、最後のほうに言われた個人情報の問題とか、それをある意味、最重要の価値のような形ででき上がってきた国家体制に、それとは違う技術が今覆いかぶさろうとしているイメージを持っているんですけれども、そういう意味では、ここまではよしとすべきなんだとか、こっから先はやるべきだなというところがなかなか分からないものですから、実際にどこからどこまで取り入れていいか分からない。それからまた、地方自治体は国レベルで方向性が出ないと、なかなか地方自治体、県レベルなんかじゃやりようが分からないなと感じているんですが、その辺のところでお考えになってることは、今日最後にまとめでアドバイスみたいなものも入れていただいているんですけれども、我々が具体的に何かしら施策として考える場合に、どういったことがあるというのがあれば教えてください。

○坂下哲也参考人
 1つ言えるのは、デジタル人材をつくることです。デジタルが分かる人材を、とにかく1人でも多く持っていなきゃいけないと思います。私はデジタル庁の採用の委員もやりましたけれども、もともと昨日まで駆逐艦に乗っていた人が今日から空母に乗りなさいということを是とするのが国家公務員の人事制度です。もともとあなた潜水艦乗りでしょうといってずっと育成しているのが専門人材です。そういう人たちが、ITの世界では日本にはすごく少ないんです。静岡理工科大学とかあるし、ああいうところをちゃんと活用してデジタル人材をつくっていくことはやるべきだと思います。
 もともと日本というのは、東京に地方から優秀な人材が流入していって国が活発になったところがあるんですけれども、今、吸収した人たちがそこで子供をつくっちゃっているから、地方からなかなか入らない状態になるわけです。ですから、地方で中央が必要な人材をどんどんつくっていって、またその流入をつくって文化をつくったり、産業を興したりということをやっていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。一番最有力が、そのデジタル人材の世界ではないかと思ったりします。

○河原崎委員
 橋渡しになるような人をいっぱいつくっておくというか、先生のような方にお知恵を頂く場をたくさん設けることしか多分ないんでしょうけれどもね。

○坂下哲也参考人
 優秀な方ってたくさんいますし、静岡理工科大学の水野先生はデータ解析では非常に有能な先生ですし、あと、静岡大学だったかな、もう1人経済学で有名な先生、若手で優秀な先生がおられますけれども、優秀な方はたくさんいますし、高専なんかを使っていく手もあります。そういう手だてをするためのツールはたくさん世の中にあるので、そういうものを使いながらデジタルの知識を持った若い人たちを10年かけて育成することはやるべきではないかと思っております。

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp