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委員会会議録

質問文書

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平成26年11月人口減少対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:11/18/2014
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 我が国と言おうか、静岡県と申しましょうか、いわゆる子育て支援が働くお母さんへの支援に私は偏重していると思うんです。ですから、むしろ保育者としてのお母さんとか、教育者としてのお母さん、いわゆる福祉も御案内のとおり施設福祉と在宅福祉とあるわけですよね。だから保育も施設保育と在宅保育ということで、要は家で保育するということです。そういう保育者としての、教育者としてのお母さんへの支援をもっとすべきだと思うんです。どうも働くお母さんへの支援だけは、これを見てもいっぱい出てくるんです。ですから、私はこの一番大きな問題は、我が国の人口減少の問題を、生産力が低下するとか国力が低下するという、そういう側面で捉えていくので、こういう問題が出てくると思うんです。その辺についてはどのようにお考えですか。要するに、働くお母さんへの支援に偏重し過ぎているということです。

○山下千鶴氏
 実際そうです。本当に普通に働くお母さんたちの支援が主になっていて、保育者とか、学校の先生への支援がないということでしょうか。

○吉川委員
 家で保育をするお母さんへの支援をもっとすべきではないかということです。だから、もちろんそういう意味では、地域子育て支援センターの充実というのは絶対に欠かせないことなんです。もっと言うと、要するに働くお母さんへの支援を、保育所とか認定こども園でも幼稚園でもいいです。一体1人当たりこの国がどのくらいかけているのか。そのかける分だけ、同じ金額を家で保育するお母さんにも――お金で物は割り切れないにしても――私は例えば子育て支援の給付金で渡すとか、そうすればパートタイマーでいく必要がないです。だから、その辺は不公平だと思うんです。園に預けている子供たちには補助金がたくさん出てくるわけです。家で育てているお母さんには何も出ていかないです。こういう子育て支援センターへ通うということはできてもです。だから、家で育てているお母さんにも同じように金銭的にも私は支援すべきだと思うんですけれども。その辺はどういうふうに捉えているのか。不公平ではないでしょうか。

○山下千鶴氏
 昔からお母様方、お家で子育てをして、御主人さんというか、お父様方からお金をもらって家事をしていたという部分だけしかお金というのはなかったです。結局働いている方は自分のお金が入るということです。そこは本当に思います。在宅でやっている方は支援センターに来るぐらいで、そこでうっぷんというか、文句というか、話をしてそれで終わりという感じでしかいかないので、在宅の方への支援があれば、皆さんお家で子育てをしてくれると思います。

○吉川委員
 私は高齢者福祉の仕事をしているのです。認可外ながら幼稚園もやっておりまして、つくづく思うことは、国は高齢者に対する福祉のお金は結構使うんです。子供に対して、全然お金を使わないんです。それが、なぜかといって突きつめていくと、高齢者には投票権が1票あるよ、子供には1票ないからといったようなところへうがった見方もついついしてしまうのですけど。高齢者福祉にかけるぐらいのお金を子育てにかければ、私が今言ったように、家で保育するお母さん、教育者としての、保育者としてのお母さんへ実質もっと支援できると思うんですけれど。
 
○山下千鶴氏
 在宅で子育てするお母さんへの支援があると思うと、気持ち的に安心してというか、うれしく子育てができると思います。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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