本会議会議録


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平成30年11月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野田 治久 議員
質疑・質問日:11/28/2018
会派名:自民改革会議


○野田委員
 ありがとうございました。今ちょっと消防の話出ました。一般の宿泊業、旅館、民宿等は許可が大変で、監督官庁の指導が物すごく厳しくて、特に旅館とかにとってみると、食事を提供する上では、保健所は鬼のような存在なんです。この農家民宿は、規制緩和の中でそういう許可とかを極力外した特区のような形の中で、本当に中山間地域の発展を目指してやられていると思います。そういう観点から回していくためには15軒欲しいというお話でしたが、その辺の軒数については何か行政側とこのぐらいが適正だよとか、これ以上はどうだよというようなお話はあったんですか、規模とか、軒数とか。

○浜谷友子氏
 行政からはないです。行政は別にかかわっていないし、かかわっていないというか、していないので、私たちは成果だけを行政にあげようと思っています。なので、特に相談はしていなくて、町からのお金も何ももらっていません。15軒の農家民宿があっても、みんながなりわいにする方たちじゃあ困るんです。もうけたい人たちが半分ぐらいいて、あと半分は団体を受けるときにやっぱり人数を受け入れる軒数が必要で、そのときにちゃんとおもてなしをしてくれるような、いろんな形の農家民宿が入っていることを今目指しているところです。

○野田委員
 そのあたりのすみ分けは私はしっかりとできると思っているんですが、これは1つアドバイスなんですけど、何か事故を起こすとその辺が非常に厳しくなるという傾向は強いですから、やっぱりお客様を泊める以上、その辺の問題意識としてサービスが低下をしないようにというよりは、意識が低下しないように気をつけていただいたほうがいいなと思います。
 私がお話を伺いたいのは、観光はもともと人だと思っておりまして、浜谷さんのように、交付金の制度など、やっぱりそういったものにアンテナが高くて、意識を持っている人がチームの中にいないと、なかなかこういうものはうまくいかない。本当に問題意識が高くて、行動力のある方がいらっしゃることが大事。私は伊豆なんですけども、我々の周りにもそういう地域があるんだけど、そのリーダーがいなくなっちゃうと途端にしぼむということがあるんです。ですから、そういうことのないように、それからもっと広げていくためには、同じような仲間が全国にいらっしゃると思うんだけども、そういう皆さんとのネットワークづくりとかは頻繁にやられているのでしょうか。

○浜谷友子氏
 全国の人たちとネットワーク会議をするとか、そういうことはありませんが、交付金の関係で、関東農政局の会議でいろんな方たちと会って、そこで情報交換することはあります。でも、みんなのほうがちょっとおくれているというか、私たちが発信することのほうが多いです。やっぱり農家民宿に泊まるお客様と、普通の一流のホテルとか、旅館とかに泊まる方たちは違う方たちだと思っているんです。だから、本当はバッティングしないわけなんです。
 その中で、農家民宿に泊まってみたい、それから、体験してみたいという流れはこっちにもありますので、そういう中でレベルが落ちないように、安全意識も落ちないようにしています。うちの地域の中では、そこのところについて、集まって話し合ったりとかそういうものはやっております。ほかの地区に私が行ったり、こういうような会議の場に呼ばれたり、自分が出席させてもらったりして、その中で話すことはありますが、特に協議会みたいなものはありません。

○多家委員長
 ほかにありますか。

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