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委員会会議録

質問文書

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平成27年11月地方分権推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:11/27/2015
会派名:自民改革会議


○良知委員
 今、町長のほうから、いろいろお話を伺いまして、職員の皆さんは5役とかというような話もありましたけれども、僕はまさしく、町長は10役どころか15役とかね、かなり多く。逆に本当は感謝しなければならないなと思うのは、県がやることを市町がやられて、それを場合によっては直接国のほうへね。先ほど、公平、公正、透明と同時に、スピーディーだなといつもそういう印象を持って見させていただいています。
 ですので、そういう中で、本当は県がこう変われば、もっとタッグを組んで、本来はもっと町としても伸びていけるんだよという点があるんだろうなと、先ほど防災面の話も出ました。レベル2、もう11メートルでやるぞと。でも、焼津側ははっきり言って堤防高が全然違うもんですからね。何だかそっちは来ないけれども、こっちには流れ込んでくるのかななんていうふうに、正直思って。やっぱりそういうスピーディーな正しいジャッジを出せるか出せないかという中で、その先ほどの熱意がすごく伝わってくるんです。本当に県の役をしょっていて、逆に言えば、いつの間にか答えが国のほうから来て、何だこれは、これ、吉田町の件なのか、何だ何だというちょっと蛍光灯的な、情報がおくれて入ってくるような部分も、場合によってはあるというふうに私も感じているんですけれどもね。そういう点も含めて、また何か、少しでもこうしてもらえればなという点があったら、本当は教えていただきたいなと。

○田村典彦氏
 静岡モデルという形っていいと思うんです。しかし、静岡モデルって言うだけで、県はその実現のために全力を挙げてやるとか、宣言が何もないですよね。言葉は流れるんですよ。静岡モデル、静岡モデルって。やるのはおまえら感覚なんですよね。だから、もうちょっと県としてその静岡モデルの実現にはどうのこうのという宣言をしてくれれば、県もやる気になってくれたかなと。市町にしてみたら、そういう気持ちというのはあるんでしょうけれども、なかなか静岡モデルというのは、言葉だけが踊ってて、現実にそれが県の本当のやりたいことなのかどうかというのは、よくわからん部分があるんですよね。

○阿部委員長
 安心安全をしっかり意識しているのかという部分が。

○田村典彦氏
 そういうことですね。うちの町も、県の第4次被害想定が出るまでは、東海地震が起きたときにうちの町を襲う津波予想が2.4メートル、昔、県にやっていただいた6.2メートルの防潮堤が海岸にありますから、それで耐えられるわけですよね。だから、単純な話、安全を確保されていたわけですよ。安全が確保されていれば、住民は安心して暮らせるし、企業は安心して新規投資とかをすぐできるんだけれども、南海トラフでいうと9メートルぐらいの津波がきますから、安全はないわけですよ。今の防潮堤は意味もないということになると、安全がない町。この前も職員に話をして、ロータリークラブなんかでも話をしたんですけれども、安全がない町からは人間は逃げますよと。その最たるものはシリアですよね。あそこは自分の命すらも確保できないわけですから、当然逃げますよね。あれが最たるものですよね。安全がなければ。そういう事態というのを、現実に時間はかかってますけれども、南の浸水地域から北のほうに人間が移動を始めている。
 それと同時に、その浸水地域の土地の売買はゼロ。そういうことなんですよね。
 だからこれはまさに、その市町にとってみたら、危急存亡の危機ですよね。それに対応するのに誰もやってくれないから、その町のトップが腹くくってやるしかないということなんですよね。
 だからそういう、それしかもうないんですよね。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp