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委員会会議録

質問文書

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平成25年11月富士山保全・活用特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中澤 通訓 議員
質疑・質問日:11/26/2013
会派名:富士の会


○中澤(通)委員
 1つだけお伺いしたいのは、山梨との対抗もあるでしょうけれども、要は静岡県にたくさん来ていただくということと、それからファンづくり、リピーターということを言われましたよね。静岡県に泊まったときに、何でこの食なのかな、このお茶なのかなというのが、連動しないのですよね。特にお茶などが。それぞれ安い料金ということになってくると、そういうことに行き届かない。これはせっかくあるのに、食材の宝庫と言いながら、なかなかそれが結びつかない。それが逆に言うとファンにならなくなってしまうのですね。静岡県は特に今度は和食のこともありますよね。それは観光施策としてせっかくこの富士山を追い風とするならば、何が問題なのか、どうすればそれクリアできるのか、何かヒントがありますか。

○今井利昭氏
 例えば、静岡市のビジネスホテルの中で、お茶のティーバッグで、ちゃんとやって静岡のお茶だよと言って堂々とやっているところと、いや、どこのお茶かわからないようなのを出している。そういうことがお客さんを、先生がおっしゃるのは結びつかないとか、裏切っている。経営者に言わせますと、非常にそれも1つの宿泊のコストアップにつながっているのですよね。その辺の難しさをいつも私は感じるのですけれども、本気のやはりそのホテルが、本気に静岡のそのホテルのファンづくりということであれば、やはり本物志向でしっかりした静岡のお茶を提供するような、やはり営業をやっていかないといけないのかなとは思っておりますけれども、なかなか観光の部分、それをこうすべきだと申し上げても、彼らもそろばんをはじいていますので、難しい面がかなりあるなと、私も悩んでいるところなのですけれども。

○中澤(通)委員
 いずれにしても答えは出ないでしょうけれども。ただせっかくそれぞれの旅行会社が組んで、それから県もバックアップして、こういういろいろな売り込みをやりますよね。やはりそういうところについては、きちんとした食、お茶1つについてもフォローができますよというところを旅館施設等もお勧めすると。それでないと、せっかくこういうキャンペーンをやって、がっかりしたということになると、逆効果です。ですから、ホテルについても厳選していく、この中に適合できませんよということをやれば、キャンペーンのところについては大丈夫だと、そういうことになりますよね。ただコストのことはありますけれども、期待するでは何もならないので、逆に協力してきたところについては、きちんとお客さんを誘導できるようにするというシステムを協会、それから旅行会社が組んでいくといいのかと。あとはそれ以外にもたくさん協力していただければいいわけですから。やはりファンクラブをつくるなら、リピーターをつくるならそこからまず始める、動機づけも仕組みとして必要なのかなと思っています。また御努力いただければと思います。

○太田忠四郎氏
 私の仲間と伊豆に県道223号を通って行きました。私は満足してもらうためにその前に下調べに入っているのですよ。私と大体同じ年代のメンバーですが、非常に満足しました。ですので、先生おっしゃるように、それをどういうふうに規定してやっていくのか、なかなか難しいのだけれども、やはりこだわりと言いますか、そういうそれぞれ経営される方もこだわりを持ってもらうし、我々も一緒になってやっていく。お客さんを誘導してくるということをやはり積み重ねていく。私どもも知るし、地元の人も一緒だと。それをつなぎあわせてやはりやっていくということが、時間はかかりますが、私は今からでも遅くないので、こつこつやろうかなと思っています。

○中澤(通)委員
 安いのはうれしいと、しかし正しくないという言葉を言われた方があったのですが、やはりそうなのですよね。そのことを受け手の側も、それから消費者側も理解していただくことが必要なのかなと私は思っていますので、何かしらそのことが皆様方に御理解いただけるようにしていただければと思っています。

○太田忠四郎氏
 個人旅行が非常に多くなっているので、やはりそういう人たちに感動していただけるような、実際にさっき言ったように本物でやはり仕掛けるということで感動しました、また行きたいなという気持ちをやはり起こすかどうかがリピーターにつながるわけですので、この辺やはりしっかり我々もやっていきたいなと、このように思っています。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp