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委員会会議録
質問文書
平成25年11月富士山保全・活用特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 四本 康久 議員 |
| 質疑・質問日： | 11/26/2013 |
| 会派名： | 民主党・ふじのくに県議団 |
○四本委員
マイカー規制のところをちょっとお尋ねします。
先ほどやはりこれは保全と活用なものですから、やはり第一は保全だと思うのですね。その中でどういうふうに観光振興だとか活用していこうという、その中でやはり制限が必要、ある部分制限と言いますか、規制というものが必要ではないのかなというお話だったのですが、私もこのマイカー規制をことしは大変よかったと思っています。それが結果的に混乱もしなかったというようなところだと思うのですが、来年に向けて、これからやはり規制を、例えば私の地元であれば、今度はもう７月１日から８月31日まで規制してもいいよというような声が非常にあります。ただ一方で、余りしないところもありますけれども、この辺はやはりもう少し統一していったほうが私はいいと思っています。それが観光に、目先ではマイナスになるのかもしれませんけれども、結果、富士山を長く伝えていくというものが必要と思いますので、その辺のお考え、いかがでございますか。
○今井利昭氏
先生のおっしゃるとおりでございまして、毎年私は、機会あるごとに富士山の５合目あたりはうろうろしておりますので、山小屋の皆さんもこの規制に関しては非常に歓迎しているというのが本音であります。確かにあまり規制を強くすると、お客さんは少し減るというような、山梨県はそのとおり減ってしまっておりますけれども、しかし富士山の許容量を考えますと、トイレの問題とかいろいろなものの中で、ある程度のやはりコントロールをしなければならないというのは強く感じております。水ヶ塚の駐車場、シャトルバスあるいはトイレも整備されまして、非常にあそこにお客様が来ていただいて、そこから富士山へ誘導するという仕組みがかなり落ちついてきましたので、ぜひこういう部分では、来年以降も実行していく必要があるのではないかなと思います。
さらにゴールデンウィークとか連休のシーズンになりますと、夏山登山以外にもかなり富士山５合目はきつい状態になることがございます。そういう皆さんにも安心してハイキングを楽しめるような部分なので、一部そういう中でも、コントロールが必要な、夏山登山以外にも必要な時が見受けられますので、その辺はこの実績を見ながらやっていく必要があるのではないかなと思います。
もう１つ、私が思っているのですけれども、今の静岡県、富士宮の例えば登山道の山小屋の皆さん、一生懸命やっていますけれども、今の状態の山小屋でずっとこれでいいのか、彼らに任せっ切りでいいのか、この辺の部分は、我々山へ行っている人間として大変心配になっている事項でございまして、そういうものに対してもマイカー規制以外に、山小屋の受け入れという部分についても、なかなか経営者は自らは発信しないと思いますので、いろいろと情報交換をされることがよろしいのではないかと考えております。
○四本委員
ありがとうございました。
最後にちょっと要望を。この資料の24ページ、県道223号なのですけれども、実はこれ昨年の２月、私が代表質問のときに御提案を申し上げた。そのときの発想は、まず海の道、山の道、登山道は県道になっているのですよね。海のところを何とか県道にしようと。それじゃたまたま223が欠番だったので、これはごろ合わせで223（ふじさん）、もっといいねというような、やはりそれで海の県道と書いてあるのですけれども、ぜひまた海の道とか、富士山の登山道、山の道というようなことのまた発想を何かあれば、それと前のページに神の道という、せっかくここに神の道があります。山宮浅間神社と富士山本宮浅間大社、ここは昔、昭和の初期まで御信仰ということで、山宮から里宮の大社にこれ移動してきたのですよね。これ歩いてやったのですよね。数年前に1200年祭のときに記念に復活しましたけれども、それ１回で終わってしまいました。やはりこの神の道というのも、非常にいい表現だと思いますから、神の道、山の道、海の道ということでよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
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