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委員会会議録

質問文書

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平成22年6月就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:06/10/2010
会派名:平成21


○四本委員
 きょうは、どうも貴重なお話、いろいろありがとうございました。
 我々静岡県からの発信がやっぱり少ないのかなと。私は富士山のふもとの富士宮市ですけれども、例えば就航先の九州では「富士山は山梨県じゃないですか」とか、中国の皆さんと僕もちょっと交流があるんですけど、「山梨県でしょう。何で静岡の人が富士山のことを言うんですか」と、こう言われちゃうんですね。これはやっぱり私たちがまだまだ宣伝不足ということで、きょうのお話を聞く中で、もっともっとやっていかなきゃいけないなと、ちょっと感想を持ちました。
その中でちょっとお尋ねしたいのが、ただ来てくれと言ってもね。やっぱり目的を持って言わないと。私は地元で富士山抱えてますから、富士山の木材をどのように加工して中国に出せるかというようなことで勉強会をやっているんですけれども、その中で中国に対しての招聘状が大変難しいんですね。これは、私ら富士宮は、それなりのノウハウ持っていますから、印鑑を押してぱっと現地の領事館に出せますけれども、でも、そこの中で、じゃあ静岡県としてもっとやっていくうえでこの招聘状が非常に難しい。全部の日程を責任持ってというのはなかなか難しいんですけれども、例えばそういうことをジェトロさんでうまくやれる、そういう何かノウハウがあるのか、経験があるのか、その辺をちょっとお尋ねしたいです。

○藤本和彦氏
 ノウハウはありましたが、ジェトロも非常に慎重です。ですので、例えば中国から1000人の招聘というのがあったんですけれども、もちろんトップから「やれ」と言われてやったんですけれども、非常に大変ですね。もうこれは時間と物理的に人をかけて、1つ1つチェックしていくということなので、それしかないですね。ですから、それを経験として持っていれば、例えば1,000人呼ぶと何時間かかるというのがすぐわかるんですね。マンパワーがどれだけ要るか。それをわからずに1,000人呼べと言われてしまって、「一人でやれよ」と言われると、その職員が2カ月間拘束されてしまうということがわかってもらえない。現場の職員の嘆きというのをわかってほしいというのはあるんですが、それがノウハウだと思います。ですから、今のところは、国交の関係で、査証をとるためには1つ1つの手続、招聘状をつくらないといけないので、これはもうどうしようもないと思っています。

○四本委員
 だから、また逆にそういうところを、うまくノウハウを活用していくところが、今、僕は静岡の武器だと思っているんですけどね。なかなかほかでできないんですよね、今ね。
 それともう1つ。その中で大使館の活用というか交流。例えば、それは現地の日本大使館、あるいは東京にある相手国の大使館、こういうところとの交流というか活用、連携というようなものは、やっぱり私は必要だと思っているんですけれども、その辺のお話をちょっと聞かせてください。

○藤本和彦氏
 大使館は、あそこは外交をされるので政治になってしまうことが多くて、民間になるとなかなか動いてくれないというところがあります。ただ、私どもも、情報共有とか環境ビジネスをどうするかといったところで、首脳会談の中でミッションステートメントの中に、環境産業でジェトロの展示会を開催するとか、そういうふうに盛り込んではいただくんですが、なかなか大使館というのは難しいと私は思っています。
 ただ、情報共有をすることで、先ほどの中国側が、利益、あるいは何か求めているものを引き出して、環境について知りたいんだというのであれば、そこをうまく大使館に戻すと、じゃあ今度送るからねという、そういうコミュニケーションのノウハウを蓄積する。ですので、大使館と情報を共有したほうがいいんですが、大使館が何を欲しているかというか、大使館にお土産を持っていくぐらいの気持ちで行くと、大使館も情報をくれるという感じかなと思っております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp