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委員会会議録

質問文書

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平成24年10月産業育成支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:源馬 謙太郎 議員
質疑・質問日:10/12/2012
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○源馬委員
 先ほど太田専務理事からお話があった、フロントランナーを引っ張り上げていかなければいけないという話、すごくそのとおりだと感銘を受けたのですが、我々もこの特別委員会で、特に新たな産業の発掘とか支援とか、あと今世界的にイノベーションが必要だということを言われていて、まさにイノベーションの枠組みをつくられていると思うのですけれど、現状を見ると、実際はなかなかイノベーションって起きてきていないと思うのです。新たな小さなニッチなところでの、新しい技術というのは生まれてきていると思いますけれど、やはり産業構造を一変するようなイノベーションというのは、なかなか生まれてきていないという現実があって、これを抽象的な質問で申しわけないのですが、イノベーションを阻んでいるものは一番の要因というのは何なのか。特にこの日本でなかなかそういうのが生まれてこない原因というのは、何だとお考えなのか。お考えを聞かせていただきたいなと思います。

○太田純司氏
 またまた難しい質問ですけれど、浜松なんかにおいても、その異業種交流は昔からやっています。ただ、私が見る目では、異業種交流、異業種交流と言っても、ちょっと自分と業種・業態が違うぐらいの異業種交流が多くて、本当の意味の、それこそ右脳と左脳がぶつかるぐらいの、そういう異業種交流でないと私は本当の異業種交流ではないと思っています。やはり、そういう意味でいうと、いろいろな異業種交流研究会のうちの団体の中に八つぐらいがありますけれど、VB・VC研究委員会とかそのテクノポリスができたころ、テクノポリスの中に立地した企業でつくった異業種交流がありますけれど、異業種交流と言っても本当に少し限られたテリトリーの中の異業種交流に終始しているという、私は感想を持っているのですけれど、もう少しそういう殻を破って、今までにないような、それこそ何と言いますか、もう根っからの技術屋、ものづくりの機械加工の職人さんと、食べ物を扱っている人が、この日本の将来について語ったらどういう議論がというと、なかなか予想ができませんけれど、それぐらい異質な文化の違う人がやっぱりぶつかって議論をしないと本当の異業種交流から新しいものが、まさにソフトバンクの孫さんがスティーブ・ジョブズを評価して、技術と芸術を融合したのがあの人の最大の評価ということを、私はテレビでたまたま見たのですけれど、まさにそれぐらいの異質な考えられないようなものがぶつかるところに、新しいエネルギーが生まれたというか、今まで想像もしなかったものが生まれたりとか、どうしてもいろいろ議論するとなると、専門的な議論になかなか素人が入っていけないということがありますので、意外と素人の感性のほうがもののポイントをついている意見が出たりとか、そういうことは往々にしてあると思うのです。
我々何げなくいろいろ道を歩いていても、何げなく通りますけれど、やっぱりそういう意味で、僕は1つポイントは感性だと思っています。感性を養うような、やっぱり感性といろいろな技術を融合させるということも重要だと思いますし、長期的に当然教育というのをそういう観点から、そういう人材を育てていくということが必要だと思いますし、貯金の話で言えばそういうことで今までにないような、考えられないような組み合わせで議論をする。今、個人的に仕掛けているのがありまして、こういう昼間の活動ではなくて、そういう意味で今までにないような枠組みのナイトセッションを、今やろうかなと思って、今、いろいろな今までにないような組み合わせのセッションを仕掛けているんですけれど。

○坪井務氏
 非常に難しい質問だったのですけれども、いろいろな障害というのは、多分いろいろな制度上とかいっぱい出てくると、挙げれば切りがないんです。むしろそれを挙げるよりも、私コーディネーターといいながらコーディネーターの言葉自身非常に嫌いなんです。こっちのものと産と学のものをコーディネートしてこれつくるというこういう言い方なんですが、それではだめだと思うのです。
 我々が今回採用するこの11人のコーディネーターは、単にマッチングするためのだけに来てもらったら困ります。自分で事業を起こすつもりでやってくださいと。だから、コーディネートだけではなくて、自分がまさにリードできるものにしてくれというぐらいのつもりでやってくれという話を実は言って採用しました。なので、いろいろな業界の中で、どういうふうに持っていくかということに対してのどちらかというとファシリテーター、要するにガイド役、もうちょっとこう背中を押してやるとこういくぞというところを見せる人が必要、これがないと、いろいろな異業者が集まってもそれぞれの議論は言うんですが、持っていき方が全然わからないのです。どっちに行ったらいいかわからない。議論が違ってしまいます。なので、そこはある程度、今一生懸命このコーディネーターに4つの戦略をつくれと言って尻を引っぱたいているのですけれども、こうするぞというのをつくったら、それに向かってのきちっとガイド役のファシリテートをやるそのスキルをつけないと、多分うまくいかないなと。たまたま私、前職でそういう仕事をいろいろやってきたので、ファシリテートをどういうふうにするかということで、わかっていてやっていますけれど、そういったことを一個一個実践の中で実現してやるというのは、多分重要かなというふうに実は思っています。最終的にはやはり人になってしまいます。

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