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委員会会議録

質問文書

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平成21年6月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:08/03/2009
会派名:自由民主党県議団


○遠藤委員
 せっかくいただいた時間でありますので、自分の思いといいましょうか、考えも含めて質問と要望をいたしたいと思います。
 たしかこの空港問題につきましては、斉藤滋与史知事が就任をしてすぐに、空港のないのは静岡県だけだっていうことで、その問題がにわかに出てきたわけでありました。そして昭和62年に榛原・島田の地域に決定をした。これになるまでには非常にいろいろな論議がされてまいりました。県議会も幾つにも分かれて、最終的には3箇所に絞られたわけでありますが、この争奪戦を今でも昨日のように思い出してるわけでありますが、最終的には、東部も中部も西部も納得できるのは、やはり真ん中にある榛原・島田ではなかろうかという形の中で決まってきたんですが、この決めるときから霧の中の空港というのはあり得たんですね。当時からやっぱりそういう話はかなりあったわけであります。
 まさにその21年ですか22年ですか、この歴史は。
何か霧の中で何となくいろんな運動がされてきたような感じがします。これは私が少しひねくれてるからかもしれませんが、そんな形であったと思います。恐らく二十数年かかったっていうのは、日本でほかにないとは思うんですが、そういう中で大変先輩や仲間たちそして後輩たちが頑張って、そして今日開港となったわけでありますが、その開港の土壇場へきて、立ち木の問題等々ありまして、ここでもつまずいたということであります。そして、平成21年6月4日に2,200メートルで暫定運用で開港された。そういうことであったわけであります。
 それから、この資料によりますと8月27日には2,500メートルの完全運用という形になられるということで、これでやれやれと思うんですが、私はきょうは物議を醸すつもりは毛頭ありませんが、私はこれで完成したと思っておりません。
 と申し上げますことは、かつてこの榛原・島田のところに決める段階において、1つのみんなが納得する条件があったわけであります。それは、皆様方御承知のように、新幹線の地下駅の問題であったわけであります。今さらということも言われるかもしれませんが、私はそういう形でこの駅が誕生を見る1つの大きな要因だったということは、皆様方も御承知かと思いますが、そういう中において、いろいろなJRとの関係がございまして、石川知事が「のぞみ」の通過税を取るのだと言って、そんな話も承ったことがあるわけでありますが、大変な大きな問題であったわけであります。
 この問題につきまして、この2,500メートルで完成して後のことは考えていないのか。それから、アクセスの問題が非常に騒がれてきてるわけでありますが、そのことも含めて地下駅はどうなってるのかなっていうことで、お答えができましたら御答弁をいただきたいと思います。

 それから、国際線の拡大について若干お尋ねをいたしたいと思いますが、これは企画部のほうでも金曜日に話があったわけであります。
 平成22年5月1日から10月31日まで上海万博が行われるということで、実はことしの春先に堺屋太一先生にお会いすることがありました。その中で堺屋先生は、この日本の出展の代表者になられてるようでありますが、先生から言われました。静岡空港が開港するので、ぜひ静岡から多くの人たちを送ってくださいということでお話があったわけであります。
 この辺につきまして、この説明書の中にもあるんですが、上海万博に向けて旅行商品の造成っていうんですか、こういう形もとられてるんですが、具体的な内容について御説明をいただきたいと思います。以上であります。

○岩ア空港部長
 新幹線新駅の取り組みにつきましては、現知事のもとで、新総合計画が恐らく具体的な策定の運びになるかと思います。
 これまでも新幹線新駅については、構想として取り組んでまいりましたけども、空港部といたしましては企画部とよく相談をしながら、新総合計画でどのような位置づけになるのか、これはまた研究、検討してまいりたいというふうに考えております。

○白井空港部理事(空港運営・就航担当)
 国際線の拡大に関しまして、上海万博の旅行商品の造成ということです。
 まだ具体的に取りかかっていないということでございます。今後エージェントの皆さんと一緒になって、まず上海万博の様子等をしっかり確認をして、そちらに向けて多くの皆さんが、県内の皆様が上海万博を訪れていただけるように、しっかりと準備をしてまいりたいというふうに考えております。

○遠藤委員
 部長にとってはそういう答弁しかできないと思うんですが、ただこの静岡空港というのは、時間もかけたけれども、非常にお金もかかってるんですね。
 空港本体自体はここにも書いてあるように490億円でありまして、グランシップより安いんですね。しかしながら、全体では1900億円という多額なお金がかかってるわけでありまして、周りの整備等々、いろんな形で取り組んできたわけでありますが、これを生かすためには、やっぱりこれからの将来に向けてアクセスの問題について、新幹線の地下駅も含めて、やっぱり新幹線をどうやっていくかっていうことも大きな問題だと思いますし、課題ではないかと思います。ぜひそういうことで、これからの新知事のもとで、やはりいろんな運動を展開をしていただきたいと思います。
 それで、静岡空港をこうやって長い間大変苦労されて皆さんがつくってきた、我々がやってきた。しかしながら、まだ東部の人たちは羽田、浜松のほうの人はセントレアっていうような感じがまだあるんですね。静岡の空港になってないということもありますので、そういうことも含めながら、やはり本来の静岡県民のための空港だっていう意識を持てるようないろいろな施策があると思いますので、そういうことも考えていただくことを要望しまして、私の質問を終わります。

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