本会議会議録


質問文書

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平成30年11月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:森 竹治郎 議員
質疑・質問日:11/28/2018
会派名:自民改革会議


○森委員
 台湾の修学旅行に大変御熱心に取り組んでいただいていることうれしく思うんです。実は、先ほど三ッ谷委員のお話にありましたように、私ども、静岡県会議員全員で加盟している台湾との友好議員連盟がありまして、10年間毎年1回、台湾へ行って、台湾の国際修学旅行協会の会長さんや役員の皆さんと意見交換をして、静岡県に修学旅行へ来ていただきたいとお願いにあがっています。おかげで、静岡県からもことしは公立高校で大体30校、私立高校で5校ないし6校、修学旅行で台湾に行っています。海外修学旅行は台湾が一番です。台湾からもそれ以上に今、静岡県に修学旅行が来るようになりました。私たちはこれからも続けて台湾へ行ってお願いをしなければいかんと思う。私の地元の南伊豆も今来てもらっています。南伊豆は全員ホームステイでやっています。30人、40人で来ます。ホームステイで、1泊ですけども。都内や横浜に泊まって、南伊豆に来て一晩泊まって友好交流をしてお帰りになる、そういう状況なんです。前段が少し長くなりましたけれども、川根地域の観光の振興は、私たち議会としても大いに支援をしていかなきゃいかんと思うし、旅館を初め、大井川鉄道にも大いにもうかってもらいたい。
そこでお尋ねは、先ほどの三ッ谷委員のお話のように、農家民宿は現在農業と民宿の兼業で、やはり農業が一家の年間収入の多くを占めるようですけれども、先ほど今7軒ある農家民宿を15軒程度にふやしたいというのですが、皆さん方は熱心に取り組んでいるようですが、ふえる可能性はあるかどうか。それで、専業民宿になるような状況が出ていると、やっぱり三ッ谷委員と同じように農家民宿を考えると兼業でおやりになるほうが長く続くんじゃないのかなと、そんな思いもしますけど、その辺の実情はどうですか。これからふえていく可能性があるかどうか、専業民宿になる可能性はどうなのか、その辺の状況はどうですか。

○浜谷友子氏
 今移住してきた方たちは専業でやっている方が1軒、それから、古民家カフェと一緒にやっている方が1軒います。それと、旦那さんが移住してきても、まだお勤めに行きながら農家民宿をやっている方が1軒で、その方は息子も手伝ってくれているんですけど、その3軒ですね。ほかは最初申し上げたように、お茶はやっているんですけども、もう高齢の方たちなので、でもその方たちは若い人たちも一緒に住んではいないですけど、お茶をやっていて、あとは、お茶のときには回るけども、農家民宿は本当に自分の楽しみという方など、そんな感じでやっています。
 私は、農家民宿だけでやっぱり専業にはならないと思います。なので、遠くから引っ越してきたりする人たちの中で割とヨガの先生とか、そんな希望の方たち、自然を好むみたいな方たちもいらっしゃるので、そういう教室と兼ねるとか、それぞれ農家民宿と何か自分の得意なものを組み合わせてやっていけばいいと思います。農家民宿一本で何とか食っていこうなんて思ったら、本当に旅館と同じで、たくさんのお客さんを受け入れなくちゃいけなくなります。それは農家民宿じゃないです。だから、農家民宿一本でやっていくことは、無理だと思います、年金をもらっている人はいいかもしれないですけど。

○多家委員長
 わかりました。

○浜谷友子氏
 それともう1ついいですか。台湾の方たちが、今お見えになっていると言いましたけども、私たちの農家民宿でも、台湾に行っている方たちがいます。子供たちとその学校に行って、交流して、給食もらったりした人たちもいます。ただ、静岡空港を使ってきた人たちは最初の1校だけです。あとは全部成田空港から行って、どこかへ出ていくという感じです。最初の静岡県観光協会からのお話のときには、静岡空港を使って、だんだんふやしたいという話だったんです。だけども、やっぱり台湾の旅行社がいろんなところを入れないと、自分の旅行社が選んでもらえないという実情があるんです。だから、本当に移動距離がすごく長くて、子供たちが気の毒です。子供たちのために日本はもっとよいプログラムをつくってもらいたいなと思っています。静岡空港から入ってきてほしいし、プログラムももうちょっと移動のないものにしてもらえるようにできればなと思っています。

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