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委員会会議録

委員会補足文書

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平成22年6月産業連携推進特別委員会
協議の開始、調査の方向性の協議、開催日程及び調査方法の協議、説明員についての協議、県外視察の日程及び視察先の協議、 協議の終了 【 協議 】 発言日: 06/08/2010 会派名:


○野澤(洋)委員長
 それでは協議に入りたいと思います。
 本日は、第1回委員会でお伝えしましたとおり、当特別委員会の調査の方向性、ポイントなどについて委員の皆さんの御意見をいただき、集約していきたいと考えています。
 お手元に、第1回委員会でも配付しました産業連携推進特別委員会の運営についてを配付してあります。当特別委員会の調査事項は「六次産業の推進及び供給地との消費地が一体となった経済産業構造の構築に関する事項」であります。私としましては、調査事項に基づき3の(1)の実施方針にありますとおり、「個々の事業者による連携に加え、消費者の視点に立った製品づくりを目指して、第一次産業、第二次産業、第三次産業を圏域内で組み合わせ、新たな産業を興すために有効な施策及び独自の技術や製品を持つ中小企業者が新たな分野に進出するための支援策について調査し、提言したい」と考えております。具体的には、その下の(2)に記載しました事項を端緒としながら、調査を進めていきたいと考えておりますが、委員の皆さんに御意見をいただき、調査の方向性を具体的に決めていきたいと考えております。
 なお、今取り組まれている国の施策等についての参考資料をお手元にお配りしております。それらを御参考にされ、静岡県における産業連携の推進に関する提言につながる御意見をいただきたいと考えます。
 それでは、発言を願います。

○中沢委員
 この内容自体は全く異存はないですが、例えばこの地域の特性に応じた産業の創出だとか、もしくはそれによってのビジネスの拡大というのが、もしくは雇用に対する支援とかというのもあるのかなという気がするし、その辺というのはどうなるんですかね。雇用関係というか。
 ビジネスとか産業創出の中で雇用がつきものだと思っていて、そこら辺をどこまで配慮するかと同時に、我が県としての特徴の中に障害者の法定雇用率の問題があります。法定雇用率は5年か6年連続で上昇はしてるけど、国の定めたものにはまだ達してないという状況がある中で、障害者雇用の関係もこの産業連携の中に含まれていくのかいないのかという、その辺はどうなるのかなという。産業連携の中には雇用というのはついて回りますよね。

○野澤(洋)委員長
 雇用も含めて一緒に調査するということで皆さん意見がまとまればそれも関連のないことでありませんので、そういう角度からもやっていったらいいじゃないかなと思います。また、それに対して皆さんいかがでしょうか。もし、関連して御意見があれば。

○櫻町委員
 今の中沢委員の提言はごもっともだし、ぜひ雇用を創出ということでですね、ここの特別委員会でも議論すべきだと思います。
 あと、私からも提言というか、ぜひ御議論いただきたいと思っていることがあります。産業連携ということでキーワードとして考えたのは地産地消ですね。地元でつくって地元で消費するというもの。それから知事はしきりに議場で「ものづかい」という言葉を使いますけども、本県の「ものづくり」と「ものづかい」という観点に関して、本委員会でどう取り上げていくのか。最後は一・二次産業をうまく連携させるためのコーディネーター役ですね、つまり人材。どういう人たちにお願いしていくのかというようなところ。この3つがポイントになるのかなというふうに思っておりますけども。これは昨年度の産業委員会でもかなり議論をして、県は少しずつですが形になりつつあるような状況ですけども、さらに本委員会でそこはもっと議論をし、ポイントになる意見を聞いて高レベルの委員会ができるような形にすべきではないかというふうに御提言申し上げます。

○野澤(洋)委員長
 そのほか、ありませんか。

○勝又委員
 雇用についてということで、私も入れていくべきだというふうに考えます。その雇用についてですけども、障害者の雇用も含めまして。あと、今、一番大きいのが60歳の定年を迎えた方々ですね。一般企業というよりは六次産業化を進める中で一番大きいのがNPO等ですね。実際に全国では幾つかやってる例もあるんですけども、基本的にNPO自体は企業体とほとんど変わらないんですが、雇用という面では六次産業にしろ一次にしろ二次にしろ、非常に推進をしていくために、退職された方がいろんなそういうふうなNPO等設立していくと――施設等もあると思います。そういうふうなことを推進しているところをぜひ見てみたいということと、この委員会の中でも、そういうふうなNPOを立ち上げていくというような雇用の促進もありますので、それも含めてぜひ取り上げていただければなというふうに思います。
 あともう1つは、櫻町委員もおっしゃってましたけども、コーディネートをするという中で、どうしても今、足りないのは、一次、二次、三次を結びつけて、――フーズサイエンスとかもあるんですけども――マネジメントをする組織なり、マネジメントする人材ですね。そういうふうなもの、確固たるものが位置づけされていないということがありまして、その組織と人材育成にかかわるものを、ちゃんとこの委員会で、どういうふうにすべきかということを位置づけたほうがいいんではないかなというふうに思います。
 もう1つは、農芸品ということで全部で現在219あるんですけども、この中で主に取り上げていきたいという物も幾つかございまして、できれば各地区でしゅんの物であればそれはそれでいいんですけども、農産物も一つには輸入に頼ってるのが非常に多いし、コストの話もあるんですが、できれば輸入品を減らして、国産にしていけるような物を――輸入から国産に振りかえができないものかと、この中で調査・研究できればいいかなというふうに思います。以上でございます。

○大石(哲)委員
 基本的には皆さんがおっしゃっている、それから委員長が説明していただいたような方針でやっていただければいいんじゃないかなと私も思います。
 これはちょっと脱線しますけど、農業を中心にして考えていく場合に、企業感覚を持って進めていかなくてはならないということが基本的なものにあるように思うんですが、これは私どもの立場で言うと言いづらい面もあるかもしれませんけど。例えば一方で農業基盤整備とか――川勝知事も言われてますが――飛び農地の再編とか中山間地の振興とかいうような1つの論点が出てきております。一方で最近ある市が政権政党に要望されてる中で、農家の直接保障というような問題がある。特に山間地茶業の救済というか、永続性のことは言われておりませんが、その窮状を察して支援すべきで、その制度を確立してほしいということになると、元の意味での農業の改革につながってくるのかなというふうに思わざるを得ないものですから。また、やりとりの中でそんなことも少し話題にさせていただければありがたいかなという程度でございます。

○安間委員
 運営方針、実施方針としては中小企業者への支援というようなことは、当たり前と言いますか、これを主にというふうに私も思うわけであります。今、大石委員からも話が出ましたが、耕作放棄地   対策の関係も1つ取り上げて――そればっかりやってるとまた時間がなさそうかなと、そこら辺がちょっと難しいと言いますか時間が十分に取れるかなということがあるんですが――重点にも入れてもらえるといいかなというふうに思います。
 それから、どうしても新しい事業ですと資本力がないとなかなかできないということもあろうかというふうに思います。そういう中で、現地視察の中で――商社が多分主になってくると思うんですが――そういうところも1つ見させていただいて参考にできるような、そういうのも盛り込んでもらいたいなというふうに思います。以上です。

○阿部(時)委員
 確かに幅が広いですよね。だから、できるだけ的を絞っていかないと。提言する中身になるわけですから、あんまり広げちゃうと的が絞れなくなっちゃって、それこそ所管事項を扱う常任委員会みたいな話になる可能性もあるですね。だから、委員長が実施方針としてこの中に書いてあること。また調査の観点。今の農であるなら農のいろんな技術、それと商におけるそれをかみ合わせて何がそこで販売できるかというノウハウの部分もここで提案するとなると、かなり非常にレベルの高い話ですね。それがものになるのかどうかという問題もありますね。ですから、できるだけ逆に県内で――県外もそうですけど――そういった事例をしっかり我々ももう少し勉強して、その上でそういった現地視察へ行く。商社――確か昔、兼松江商かなんかでもかなり海外へ出てそういういろんなことやってるらしいですね。余り表に出ないもの、何かそういったものも見るのもいいんじゃないかと――今、兼松と言わないですよね――そんなふうに思います。よろしくお願いします。

○野澤(洋)委員長
 どうもありがとうございます。

○込山委員
 私は阿部先生と全く同感なんですが、この一次産業ですね、ここが出発になって六次産業というように私は理解をしてるんですが、その辺を参考にしながら出発をしたらよろしいかなとそんな考えです。

○野澤(洋)委員長
 ありがとうございます。
 よろしいですか、ほかに。

○大池委員
 1年間かけて特別委員会としてまとめて、当局なりに施策誘導をしていかなければいけないというふうな宿命の中でね、本県の弱いところを是正するというそんな提言にするべきだと私は思うんですね。農水もそうですけど、弱いところというのは中山間地や伊豆のほうとか、今後、自力でなかなかやっていけないところの地域性があると思うんですね。ぜひ、そういう地域の六次産業化による産業再生みたいなのをかなり頭において基本にしていかないと、さっき言ったようにあれもこれもとやってると何やってるかわからなくなっちゃうもんですから。「困ってるところにしてやってください」って、そういう思いがありますので、どうぞよろしくお願いします。

○野澤(洋)委員長
 どうもありがとうございました。
 特に、ほかにないようです。
 今、さまざまな角度から御意見をいただきました。調査する中では当然、新たな雇用創出という関係で、障害者なりあるいは特に高齢者の雇用も付随して出てくるということで、合わせてその辺も考えていったらどうだという意見。あるいは、本来、農業のあるべき姿と言いますかね、第六次とはいえ、本来、農業は農業として今あるべき方向性というのが本当はあるべきだと僕も思ってるんですが、それも基本にしながら新たな第三次的なものも合わせて調査をしつつ――大石委員からも出ましたけども――基本的にはその辺を基礎にしながら行ったらどうかなと。また、込山委員からも出て、大石委員とも付随しますが、そのようなこと。あと、耕作放棄地なんかについても――私見なんですけども――なかなか静岡県の場合まばらになっちゃってるしね、広い土地があいてるというとこを見ればほとんどが山といいますかね、とても手がつくような状況じゃないという部分もあります。そうしたいろんな弱点もあるけども、そうした状況も踏まえながら合わせて成功例があればその辺も見ていく必要性があるんじゃないかなと、こんな御意見が出されております。皆さんから出された意見も参考にして、これから調査を進めていきたいということで御了解をいただきたいというふうに思います。
 それでは、御意見も出尽くした模様ですので、このあたりで委員協議を終了したいと思いますが、いかがでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 よろしいですか。
 それでは、先ほど言いましたように意見を参考にしながら調査を進めていきます。
 実施方針につきましては、正副委員長に一任していただくことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 
 次に、委員会の開催日程と内容についてであります。
 次回、第3回委員会につきましては、8月9日月曜日の10時30分から開催し、調査事項に対する関係部局からの説明と質疑応答を行うことが前回、決定しております。
 お手元に配付いたしました産業連携推進特別委員会説明員案をごらんください。
 六次産業に関する部局ということで、サービス産業の1つとして観光を含めております。皆さんの御意見がありましたら、お伺いしたいと思います。
 いかがでしょうか。
 よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 なお、一部の説明員の都合がつかない場合もあり得ることを考慮いたしまして、最終的な説明員の決定は正副委員長に一任させていただきたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 また、第4回目以降の日程は、内容につきましては次回の委員会でお諮りすることとさせていただきます。

 次に、視察先についてお諮りします。
 日程につきましては、9月6日月曜日から8日水曜日ということで前回決定しております。皆さん県外視察へ御出席でよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
 全員の出席をお願いいたします。
 次に、調査箇所ですが、お手元に配付しました「産業連携推進特別委員会視察候補リスト」をごらんください。全国の先進事例を集めて検討しました結果、北海道案と九州鹿児島県案の2つの案を作成をいたしました。どちらの案がよいか、また調査箇所、方面等で御意見がありましたらお伺いいたします。
 北海道案と九州案のどちらがいいでしょうか。

○安間委員
 飛行機の時間は、北海道も鹿児島も変わらんですか。2泊3日で、なかなかあちこち行くと短いなという気もするだけど。ここからの時間は大体そんな変わらない。

○事務局
 熊本が早過ぎるんですが、鹿児島と北海道は大体お昼に出てお昼に帰ってきます。

○安間委員
 丸2日しかないということ、中身はね。

○大石(哲)委員
 鹿児島は12時。北海道はやっぱり12時だ。

○野澤(洋)委員長
 もっと早いのはないだね。

○安間委員
 もうちょっと早いのがあってもいいくらいだ。

○野澤(洋)委員長
 9時ごろのね。もったいないな。
海外に行くわけじゃないからね。

○大石(哲)委員
 熊本は8時半発がありますよ。熊本あたりにないですか、こういう農工連携で六次産業。あそこら辺は畜産が盛んだし。

○野澤(洋)委員長
 あんまりなかったみたいです。

○大石(哲)委員
 行った日がちょっとで終わっちゃうね。

○野澤(洋)委員長
 九州のほうを見たけど、鹿児島が一番多いようでした。

○安間委員
 日程で2泊3日というと、鹿児島も捨てがたいとは思いますけど、北海道でというふうに思いますので、御協議お願いします。

○野澤(洋)委員長
 どうでしょうか、皆さん。
(「はい」と言う者あり)
 よろしいですか、北海道で。
 静岡空港を使いますので、時間的にもったいないような気もいたします。その便しかないようですので。

○大石(哲)委員
 羽田じゃだめか。

○野澤(洋)委員長
 羽田はちょっと。

○阿部(時)委員
 空港行く前に視察してから行って、静岡で。

○安間委員
 前やったでしょう。

○阿部(時)委員
 そうはいかないのか。

○野澤(洋)委員長
 そうはいかないだろうね。

○事務局
 1時には千歳に着きますので、空港から近い視察先であれば、無理すれば2カ所も回れますし、札幌へ移動する途中で見ていけます。

○阿部(時)委員
 もう1日欲しいぐらいだよ。

○大石(哲)委員
 その分、密度の濃い視察をすればいいだろう。

○野澤(洋)委員長
 それでは、視察方面は北海道ということで決定をさせていただきますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございました。
 特に、視察先で見て興味の強い箇所がありましたら、何か御意見ありましたら言ってください。また、ここは行った、必ず行きたいというところはありますか。

○大石(哲)委員
 こういう場合、事務局はどこでリストアップするんですか。インターネットですか。

○事務局
 今回、国がいろいろな計画を承認しておりまして、農商工連携という形でいろいろなケースの紹介がありましたので、そこからリストアップさせていただきました。

○大石(哲)委員
 こんなたくさんあると目移りしちゃう。

○中沢委員
 北海道といっても広いので行けるのか行けないのか土地勘がわかりませんから何とも言えませんが、いろんな民間企業さんのことが書かれてますね。結果的に産業連携で成功というか、頑張ってやってる企業の中で、なおかつ、さっきの高齢者雇用とか障害者雇用とか雇用促進にも結果としてつながってますよというような企業さんがこの中にあるとするなら、そういうので合わせて行けるといいかなと思います。この表を見ただけだと土地勘もわからないし、結果、雇用促進というものが反映されてる事業になってるかどうかもわかりませんけど、もしあればね、どうかなと思います。

○大石(哲)委員
 正副委員長に任せます。

○野澤(洋)委員長
 それでは、一応方向、行き先が決まりましたので、今、中沢委員からも出ました件等、あるいは時間とのかかわりもありますので、その辺は正副委員長にお任せいただいて事務局のほうとも中身の濃い視察ができるようにしていきたいと思います。御一任いただけますか。
(「はい」と言う者あり)
 ありがとうございます。そのようにさせていただきます。皆さんの意向がとおるような内容にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 私からは以上ですけど、皆さんのほうから特別何かあるでしょうか。もし、ないようでしたら本日の委員会はこれで閉会といたします。ありがとうございました。

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