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委員会会議録

委員会補足文書

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平成23年6月定例会企画文化観光委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 07/06/2011 会派名:


○出野文化・観光部長
 文化・観光部長の出野でございます。よろしくお願いいたします。
 文化・観光部関係で、この6月定例会に提出しております議案及び所管事項につきまして、お手元に配付してございます議案、議案説明書、企画文化観光委員会説明資料及び主要事業概要により御説明いたします。
 初めに、議案関係であります。今回、お諮りしております案件は、議案3件と報告事項1件のあわせて4件であります。恐れ入りますが、議案の5ページ、議案説明書の3ページ、企画文化観光委員会説明資料の1ページをお開きください。
 第90号議案「平成23年度静岡県一般会計補正予算」のうち、文化・観光部関係についてであります。平成23年度一般会計の文化・観光部関係の歳入歳出予算に係る補正は、議案の5ページ下段、議案説明書の3ページ、委員会説明資料の1ページの1歳入歳出予算に記載のとおり、第5款文化・観光費、第3項観光費を2000万円増額するものとしてございますけども、議案はページをめくっていただき7ページの中段、議案説明書では、12ページ下段に記載のとおり、第11款教育費、第10項私学振興費を1500万円増額するもので、この結果、文化・観光部の補正後の予算累計額は、411億4057万8000円となります。
今回の予算の補正は、委員会説明資料の2補正事業に記載のとおり、新規事業であります“しずおかで過ごそう”被災地児童等招待事業費助成の2000万円と高校生修学支援基金積立金1500万円の2件、合わせて3500万円であります。
 恐れ入りますが、お手元の別冊資料、平成23年度6月補正予算主要事業概要の1ページをお開きください。
 今回の補正に係る事業のうち、初めに“しずおかで過ごそう”被災地児童等招待事業費助成につきましては、県内各地において、東日本大震災の被災地の児童や生徒、その保護者等を地域の催しに招待する動きがありますことから、こうした取り組みに助成を行うことにより、被災した児童等に対して、本県の魅力やおもてなしの心、心身のいやしを提供し、次世代につながる交流を促進する新たな形の被災者支援を行うものであります。
 次に、主要事業概要の2ページをお開きください。
 高校生修学支援基金積立金概要につきましては、東日本大震災により、就園や就学等が困難となった幼児や児童生徒に対する支援を行うため、国の一時補正予算による被災児童生徒修学支援等臨時特例交付金を原資といたしまして、基金の概要に記載のとおり、既存の高校生修学支援基金に1500万円を積み増すものであります。
 なお、3事業内容に記載してあります本県関係の対象者を支援する事業につきましては、今回、現時点では教育委員会の所管事業となりますことから、いずれも教育委員会で施行するものであります。
 恐れ入りますが、議案及び議案説明書にお戻りいただき、それぞれ17ページを、また委員会説明資料の2ページをお開きください。
 第93号議案「静岡県高校生修学支援基金条例の一部を改正する条例」についてであります。
 本議案は、先ほど第90号議案で御説明いたしました高校生修学支援基金の積立金の積み増しに必要となる条例の改正であります。具体的には、委員会説明資料の2ページ、今回の追加事項等に記載のとおり、現行の基金の使途であります家計急変等の理由による修学困難な高等学校等の生徒に係る事業に、東日本大震災の被災者である幼児・児童及び生徒の教育の機会の確保に資する事業を追加するものであります。
 続いて、議案の21ページ、議案説明書の19ページ、委員会説明資料は3ページをお開きください。
 第95号議案「静岡県コンベンションアーツセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」についてであります。
 これは、静岡県コンベンションアーツセンター、愛称グランシップの利用者の便宜を図るため、夜間の利用時間を変更するとともに、これに伴う利用料金の改正を行うものであります。
 まず、利用時間の変更についてでありますが、委員会説明資料の3ページ、改正の概要の(1)利用時間の改正に記載のとおり、午後から夜間の間の作業時間を60分確保するため、夜間の利用開始時間を17時30分から18時に変更いたします。また、(2)利用時間の改正に伴う利用料金の改正に主要な施設の利用料金を記載しておりますが、各施設の料金改正内容の全体につきましては、議案の21ページから27ページ、議案説明書では19ページから26ページに記載のとおりであります。
 議案の52ページ、議案説明書の37ページ、委員会説明資料は4ページをお開きください。
 報告第10号、「繰越明許費繰越計算書の報告について」であります。委員会説明資料の4ページに記載のとおり、平成22年12月定例会及び平成23年2月定例会におきまして、繰越明許費として計上いたしました2事業、第5款文化・観光費の第2項文化学術費7100万円と同じく、第3項観光費8600万円の総額1億5700万円につきまして、平成23年度への繰越額が文化学術費7100万円、観光費8007万5000円、総額1億5107万5000円に確定いたしましたので、御報告するものであります。
 繰越明許費の内容でありますが、文化学術費の文化事業費で執行したグランシップ管理運営事業費のうち、グランシップの蒸気ボイラー設備のオーバーホールを初めとした工事が、国の補正予算に係るものであるため、事業着手が年度末になったことによるものであります。また観光費で執行いたしました観光施設整備事業費のうち、踊子歩道改修工事や、富士山自然休養林歩道標識工事などにつきましては、関係機関との調整や、設計に関する諸条件の調整に日時を要したことによるものであります。なお、事業内容の詳細及び完了予定時期につきましては、委員会説明資料に記載のとおりであります。
 次に、所管事項について御説明いたします。
 委員会説明資料の5ページをお開きください。
 平成23年度文化・観光部組織体制についてであります。
 今年度の組織改編では、地域外交施策を部局横断的に取り組む体制を整備するため、地域外交関連業務を企画広報部に移管したことに伴い、国際課を廃止し、国際交流局を交流局といたしました。この結果、平成23年度の文化・観光部の組織は3局10課1出先機関の体制となり、職員数は本庁で130名、出先機関が20名の計150名となっております。
 説明資料の6ページをお開きください。
 平成23年度当初予算、文化・観光部関係についてであります。
 平成23年度の文化・観光部の当初予算額は、第5款、文化観光費78億1664万8000円、第11款教育費332億193万円の合計410億1857万8000円であります。
 なお、本年度の予算を前年度と比較いたしますと、金額で4億4753万1000円、率にいたしますと、約1%の増となっております。
 説明資料の7ページをごらんください。
 「富士山の日」県民運動の推進についてであります。
 平成21年の富士山の日条例の制定から取り組んでおります県民がそれぞれの立場で富士山について、学び、考え、想い、行動し、富士山を後世に引き継ぐ県民運動につきましては、今年度も富士山頂や富士山周辺の道の駅において、富士山憲章の啓発キャンペーンを実施するほか、県内各地において富士山県民講座や、「ふるさと富士」巡回写真展を開催することとしております。また、来年2月の富士山の日には、世界文化遺産登録に向けての機運の盛り上げを図る県主催のフォーラムや、写真展の開催を予定しており、あわせて市町や民間企業、団体等に対しましても、広く県民の皆様が最寄りの地域で参加できる協賛事業等の開催を働きかけてまいりたいと考えております。
 なお、昨年度の富士山の日には、県主催の富士見の祭典や、各市町や民間企業、団体等が実施した協賛事業など、合わせて277事業の富士山の日関連事業において、40万人を超える多くの県民の皆様に富士山について、学び、思いを寄せる機会などを提供することができました。
 また、地域経済への波及効果といたしましても、1.59倍の誘発効果を生んだとの試算結果が得られたところであります。
 説明資料の8ページをお開きください。
 県立美術館の平成23年度展覧会計画についてであります。
 県立美術館は、去る4月18日に昭和61年の開館から25年目を迎えました。これを記念して、4月9日から5月15日まで開催した静岡県立美術館コレクション「百花繚乱展」を皮切りに、現在開催中の「小谷元彦展幽体の知覚」、さらに、「芸術の花開く都市展」、京都国立博物館名品展「京都千年の美の系譜―祈りと風景」など、今年度も国内外のすぐれた美術作品の展覧会を順次開催してまいります。
 説明資料の9ページをごらんください。
 SPACの平成23年度年間事業計画についてであります。
 SPACは、平成9年度から本格的な活動を開始して以来、今年度で15年目を迎えました。宮城聰芸術総監督のもと、ふじのくに・せかい演劇祭や、SPAC秋のシーズンなどにおきまして、SPACの新作や、海外のすぐれた作品を紹介するなど、県民の皆様に引き続き質の高い作品の鑑賞機会を提供するとともに、本県の舞台芸術情報の発信に努めてまいります。
 また、この間に培ってきた人材や技術などの資産を十分に活用し、舞台芸術にかかわる人材の育成や、県民の舞台芸術活動の支援につきましても、重点的に取り組んでまいります。
 説明資料の10ページをお開きください。
 グランシップの平成23年度自主企画事業計画についてであります。
 今年度もグランシップでは、家族で楽しめるこどもの日コンサートや、音楽の広場、静岡の魅力第6回フォトコンテスト入賞作品展など、より多くの県民の皆様に御利用いただけるよう、年間を通じて多彩な自主企画事業を実施してまいります。
 説明資料の11ページをごらんください。
 グランシップのスレート安全対策についてであります。
 グランシップでは、平成16年以降、これまで指定管理者である財団法人静岡県文化財団の職員や、警備員の目視によるパトロールや、落下のおそれがある区域に屋根や植栽を設置するなど、安全対策を図ってきたところであります。平成22年に剥落の原因究明と抜本対策を取りまとめるため、専門家からなる検討委員会を設置し、検討していただきました。その後、昨年12月に提出された報告書の内容を審査し、御提案いただいた各種の対策方法について比較検討を行ってまいりました。この結果、抜本対策として、スレートにメッシュを張る工法を採用することとし、本年度は、設計者や施工者の選定方法等について、慎重に検討した上で、設計に着手することとしております。今後とも、利用者の安全確保を第一に考えて、適切な施設の維持管理に努めてまいります。
 説明資料の12ページをお開きください。
 第6回静岡国際オペラコンクールの開催についてであります。
 平成8年から3年ごとに開催してまいりました静岡国際オペラコンクールは、海外各国から多数の参加を得て回を重ね、本年11月の開催で第6回を迎えます。今回の開催に当たりましては、東日本大震災の影響により、国内のイベントの開催中止や延期が相次ぐ中、本コンクールにつきましても、応募件数が伸びず、静岡文化芸術大学にある実行委員会が、国内外の音楽大学や歌劇場等の関係機関に対し、改めて呼びかけを行うなど、懸命な努力を重ねてまいりました。この結果、これまでの応募者には及ばないものの177人の応募があり、先月予備審査を実施し、前回までとほぼ同規模の93人の参加承認者を決定したところであります。震災からの復興というこのような状況にあってこそ、人々の心をいやし、希望や励ましを与える文化芸術活動の存在が大変重要と考えており、これから11月の本選に向け、準備を着実に進め、本県の音楽文化の発展に努めてまいります。
 説明資料の13ページをごらんください。
 富士山世界文化遺産登録に向けた取り組みについてであります。
 富士山の世界文化遺産登録につきましては、去る5月20日、国の文化審議会において、富士五湖の文化財指定の答申がなされました。また、これまでに関係省庁や、地元の関係者との調整もおおむね図られましたことから、学術委員会等の審議を経た上で、今月末には文化庁に推薦書原案を提出する予定であります。
 説明資料の14ページをお開きください。
 韮山反射炉の「九州・山口の近代化産業遺産群」構成資産候補への追加についてであります。
 先月6月6日に開催されました「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会の総会におきまして、伊豆の国市にある韮山反射炉が、同遺産群の構成資産候補に追加されることとなりました。今後は、伊豆の国市等と連携を密にし、同遺産群の世界文化遺産登録を目指してまいりたいと考えております。
 説明資料の15ページをお開きください。
 緊急観光誘客対策の実施についてであります。
 東日本大震災の影響に対応し、県内に宿泊客を呼び戻すため、緊急に取り組んでいるがんばろう東日本!ふじのくにゴーゴー!キャンペーンでは、県観光情報ホームページ、ハローナビしずおか内にゴーゴー!キャンペーン専用のページを設け、PRしているところであります。これまでに約3万3000人の方が、この専用ページをごらんになっており、ハローナビしずおか全体の約1割を占める人気ページとなっております。また、本キャンペーンの利用者は、5月末現在で861人となっておりますが、ホテルや旅館からは、このお客様がこの専用ページを見たことが契機となって、他の宿泊プランの利用に結びついたケースも多いと伺っており、本キャンペーンが宿泊客の呼び戻しに大きく寄与しているものと考えております。
 また、お手元に別冊資料として、パンフレットを配付してございますが、去る6月25日から県内宿泊者を対象に、大井川鐵道フリー切符や、駿河湾フェリー、伊豆ドリームパスの利用料金が半額になるキャンペーンと、県内の貸し切りバスを利用する県内宿泊ツアーに助成を行う取り組みを実施しております。さらに、今週7日、あすでございますが、本県の最大のマーケットであります首都圏におきまして、商談会を開催し、本県への観光誘客の一層の促進を図ってまいります。
 一方、海外につきましては、主要なターゲットである中国や韓国におきまして、観光展等に4回出展し、商談会につきましても3回実施しているところであります。また、このほかにも海外の旅行エージェントや、メディア関係者等合わせて7回本県に招聘し、視察を通じて本県の観光の魅力と、安全に関する正確な情報を積極的に発信するとともに、本県への旅行商品の造成と、現地での情報発信の働きかけを行っているところであります。今後とも、引き続き海外における風評の払拭に努めますとともに、外国人観光客の本県への誘致に積極的に取り組んでまいります。
 説明資料の17ページをお開きください。
 伊豆半島ジオパーク構想の推進についてであります。
 今年3月に、伊豆半島の7市6町や、県、関係団体から構成される伊豆半島ジオパーク推進協議会が設立され、事務局を伊東市に置くとともに、地質専門員を配置し、来年度の日本ジオパークネットワークへの加盟に向け、推進体制を整えたところであります。今年度は、見どころを説明するジオガイドのリーダー養成を行うとともに、ツアーコースの選定や、ジオサイト整備計画の策定を行い、年内にはジオツアーの実施に結びつける予定であります。
 なお、普及啓発活動の一環として、今月から公式ロゴマークの全国公募を行うとともに、ホームページを開設して、情報発信を通じた広報活動の充実を図ることとしております。県といたしましては、協議会が地域と一体となって、各種事業を円滑に進められるよう、引き続き積極的に支援してまいります。
 説明資料の18ページをお開きください。
 「子ども農山漁村交流プロジェクト」の促進についてであります。
 子ども農山漁村交流プロジェクトは、農山漁村における宿泊体験活動を通じて、児童の学ぶ意欲や、自立心、思いやりの心などをはぐくむ教育活動であります。このたび、平成23年度の農林水産省の受け入れモデル地域として、静岡市、下田市、西伊豆町、松崎町の4地域の団体が採択され、その結果、平成21年度に採択された森町と合わせ、県内の受け入れモデル地域が5地域となりました。県では、これまで国の採択に向けて、地域が実施するモニターツアーに対する助成等の支援を行ってまいりましたが、今後は、各地域の取り組みが継続的なものとなるよう、修学旅行の誘致を支援するとともに、研修会等を通じ、県内各地域における取り組みの拡大を促進してまいります。
 説明資料の19ページをごらんください。
 駿河湾海上交通の維持・活性化対策についてであります。
 土肥港と清水港を結ぶ駿河湾フェリーは、地域住民の生活交通や、富士山静岡空港から伊豆へのアクセス手段となるなど、観光交流の海上交通路として重要な役割を果たし、さらに災害時の緊急輸送の担い手となるものであります。県では、これまで事業者に対して、経営努力を促すとともに、国や県、市町関係団体等が参画する駿河湾海上交通活性化協議会により、利用促進の取り組みを進めてまいりました。しかしながら、今回の東日本大震災に影響により、交流が停滞し、利用者が激減しましたことから、同協議会が中心となって利用促進の取り組みを強化するとともに、今週金曜日の8日でございますが、8日には知事、関係市町の首長を初め、関係機関のトップが一堂に会する駿河湾海上交通活性化サミットを開催し、海上交通活性化の取り組みの一層の推進を図ることとしております。
 説明資料の20ページをお開きください。
 富士山静岡空港の2年間の利用状況についてであります。
 富士山静岡空港は、先月6月4日で開港から2年が経過いたしました。6月4日の記念行事には、県議会を代表して、委員長にも御臨席いただき、まことにありがとうございました。
 20ページの上段、2開港から2年間の利用状況、(1)の全体をごらんください。
 開港から2年間の搭乗者数及び搭乗率をまとめてあります。
 まず、搭乗者数でありますが、国内線が約71万人、国際線が約43万人、合計で114万人となっております。また、搭乗率につきましては、国内線が59.9%、国際線が68.0%、全体で62.7%という状況であります。開港2年目の実績を、開港1年目と比較いたしますと、(2)路線別の状況の表の最下段に記載のとおり、開港1年目の約63万4000人に対しまして、開港2年目が約50万6000人と、搭乗者数は約12万8000人減少し、搭乗率は6.2ポイント減少いたしました。その原因といたしましては、長引く景気低迷に加え、日本航空の撤退や小松線の減便に伴い、国内線の座席提供数が減少し、さらに本年3月の東日本大震災の影響で、国内外の交流が大きく停滞したことによるものと考えております。
 説明資料の21ページをごらんください。
 富士山静岡空港の利活用促進についてであります。
 空港の利活用を促進するため、富士山静岡空港利用促進協議会と連携し、定期便を利用した旅行商品の広報費への補助のほか、団体利用やチャーター便の運航に対する支援などに重点的に取り組んでまいります。
 また、5月臨時会におきまして、補正予算を御承認いただきました3緊急対策に掲げた施策を機動的に実施するとともに、既存の利用拡大キャンペーン等も前倒しで実施するなど、航空事業の回復を図ってまいります。
 説明資料の22ページをお開きください。
 空港ティーガーデンシティ構想の推進についてであります。
 昨年度策定いたしました空港ティーガーデンシティ構想の実現に向け、まずは石雲院展望デッキを整備してまいります。現在、基本計画に基づく実施設計の準備を進めているところであり、本年10月以降に工事入札を予定し、平成24年秋の完成を目指しております。また、エアポート楽座や、空港を取り巻くように広がる空・茶・風・海の4つの道の観光資源を生かす取り組みとして、開港2周年を迎えた6月4日、5日の両日に海の道の拠点施設である県営吉田公園や小山城前広場におきまして、吉田町やJAハイナンと連携し、福島空港から空輸した福島県産の農産物のチャリティー販売を行いました。さらに、7月31日から9月30日までの間、4つの道のスタンプラリーを2市1町と連携して開催するほか、10月にはエアポート楽座の試行として、地元の物産販売、朝市なども計画しているところであります。開港3年目を迎え、引き続き航空客の増大を図るとともに、空港及び空港周辺のにぎわいを創設し、見学客等を集客する空港ティーガーデンシティ構想の着実な推進を図ってまいります。
 以上で、私からの説明を終わります。なお、お手元に別冊資料として、パンフレット等を配付してございますので、ごらんいただきますようお願いいたします。御審査のほど、よろしくお願いいたします。

○佐野委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、質疑に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 発言お願いします。

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