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委員会会議録

質問文書

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平成22年10月就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:10/25/2010
会派名:平成21


○四本委員
 どうもありがとうございました。
 小松便、大変残念です。これは採算のこともあろうかと思いましたけど、私も7月23日の小松便第1便で行かせていただきました。副社長は新聞で陸上交通でいいのではとの話しですが、ただ、どこまで行っても結構不便じゃないのかなと私は思います。それと、小松便を使うと50分ぐらいですよね。非常に近くなったかなということで、すごく便利になったような気がしました。そういう中でもう1つ、リージョナル航空の中継地点と言うんですかね、小松−静岡、静岡−鹿児島、こういう可能性というのは非常にあったと思うし、今後もこれは追求していくべきだと私は思っているんです。第1便でも知事は小松へ行ってその帰りに鹿児島へ飛びまして、この辺が、そう簡単にはいかないのかもしれないけども、鹿児島−小松のほうの人たちにしてみれば、もともとあった路線がなくなって、大変この便に期待をしていたと思います。私も御社の方々と一緒に小松の人たちと鹿児島へ行ったなんてこともありましたが、なかなか成績に出てくるほどまだ需要がないのかなと思うんですが、その辺のですね、今後も含めた中継地点の交通、空港交通っていうところの御意見をまずお伺いしたいと思います。

○内山拓郎氏
 おっしゃるとおり、小松から中継し鹿児島へ行くというのは我々も考えまして、通し運賃として二つの運賃を足したものじゃなく通しでもう少し安い運賃を出してやりました。それで、小松からは福岡便が飛んでいます。福岡経由の鹿児島と。それもございまして、結局それに対抗するような運賃だったのかな、ちょっとうちのほうが高かったかもしれません。出してやってみたんですが、お客様が余りなかった。ゼロだとは言いません。お客様もございましたが、そんなになかったということです。恐らく小松から福岡経由は、全日空が飛んでいますので、観光のパッケージだとか少し安いのが出ていたのかなと思います。

○四本委員
 なかなか簡単にはいかないと思うんですが、あれが飛んだときに鹿児島では石川県の宣伝をテレビでもかなりやっていた。反対側もやっていたというようなことで、食の何かのテーマでね。私はもう少し何か可能性をまた今後も引き続き、来年春休便してしまうのかもしれませんけれど、可能性は今後のこととして追求していただきたいなということです。
 もう1つが、やはり静岡から行くのはかなりあるけれど就航先からこっちへ来るのがないというような中で、現地で御社を含めたセールスというか説明会、ふじのくに交流団というのをまずやって、そこからどういうふうに広がっていくかというのは、これは別に御社ばかりじゃないんですけども静岡県も一緒にやっていかなきゃならないんですけど、現地のさらに末端と言いますか現場にどういう働きかけをしているのか、またこれからするのか、この辺を伺えますか。

○内山拓郎氏
 我々はいろんな働きかけも現地でやっております。それで、静岡発のお客様が多いのは、2つ理由があるかと思うんです。1つは、静岡のほうがFDAの知名度があるということと、もう1つは、やはり便の張り方が静岡から乗るお客様に便利な便の張り方になっていますので、やはり我々も飛行機が少ないですから、両方からいい便の張り方というのができないんです。例えば福岡便にしても、こっちから朝出ていって、それが折り返してくるということになるので、福岡じゃちょっと遅い10時過ぎの便になってしまう。そういったことが、1つの例ですがございます。
 それと、やはり向こうでいろんなことをやってくれている。例えば松本便で、松本だとやっぱり長野県なんか物すごく力が入っていまして、向こうで物すごくやってくれるんです。我々もあんまりお金がないもんですから、そんなに向こうでできないんです。だから、やっぱりそうやって、長野県だとかは自分のところへ観光客を引き込む話ですから、ものすごく力が入っているわけです。必ずしも私どものためだけじゃないとは思いますけども、随分力が入っているというようなことです。

○青山修一氏
 ちょっと補足でお話させていただきます。まず、最初に四本委員には、鹿児島−小松便について非常にいろんな御支援をいただいて、そのことには本当に感謝しております。私どもでやはり一番の課題が就航先での需要開拓ということで、これは観光客が静岡により多く来られる。あるいは、就航先にたくさん行かれるということは、それぞれの地元経済に非常に大きな貢献ができることだと思いますので、行政の皆様とも一緒になっていろんな就航先での展開というものに力を入れてきたわけですが、いかんせん一方で、マスメディアとか大きい媒体を使った広告となりますと非常に大きなお金が必要になってくる。ではそこでどうやって宣伝を考えていくかというのが、1つポイントになりまして、就航以来、特に静岡県の皆様とふじのくに交流団ということで、各就航先でいろんなプロモーション活動というのをやってきたんですが、じゃあ、その次の段階でどう実際のお客様をとらえていくかと。それが先ほど四本委員がお話された食だったり、いろんな部分での仕掛けが必要になってくるかと思うんです。やっと私どものほうの旅行商品という部分では移動するツールはできてきたんですが、これを就航先を含めて定着させて、それを実際の搭乗に結びつけていくという段階ですと、やはりどうしても1民間の企業だけで、福岡や熊本、鹿児島で、静岡に向けていろんな方に来ていただくというところまで持っていくのは、本当になかなか正直力不足の感もあります。そこでどんなことができるのかなということで、今、いろんなことを試行錯誤しているのが実情でございます。今月も来週、県の皆さんと熊本の鶴屋デパートという一番大きなデパートで静岡の物産展をやって、そこで一緒にPR活動をしようとか、そういった地道な活動を今やっているのが現状でございまして、実際、もうちょっと私どもだけのことで欲を出しますと、それに合わせてもう少し就航先でさらにPR活動がご一緒にできればもうちょっと効果が上がるのかなと思います。 
松本−静岡の長野の関係のお話を副社長のほうからさせていただきましたが、長野県は空港自体といいますか、観光が地元での非常に大きな産業だということもありまして、就航先で事あるごとにいろんなイベントに参加されたり、旅行会社あるいは地元の就航先の企業向けのセミナーをされたり、これもまあこの私どもが就航する以前からもう10年ぐらい福岡なんかでもセミナーをされているという状態がありまして、その辺は非常に私どもも助けてはいただいているという状況であります。ただし、静岡県でも非常に就航先で今いろんなイベントには御一緒になって、今の空港、観光の皆さんと一緒にチームFDAのような形でFDAの支援をいただくような場はおつくりいただいているんで、今からさらに私どもも努力して、ご一緒にプロモーションをやっていければと思っております。

○四本委員
 今後またいろいろ協力していきたいと思います。私のところには、例えば、鹿児島の商工会議所が説明会をやってくださいなんていう話もありますので、ぜひまたそういうところで連携できればと思いますので、よろしくお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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