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委員会会議録

質問文書

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平成20年12月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:12/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは、伊豆半島地域の地域振興への取り組みについてお伺いしたいと思います。
 伊豆半島地域におきましては、御案内のごとく豊かな自然環境、温泉、名所旧跡等の観光資源に恵まれ、その資源を生かすべく官民挙げて現在努力をしているところでございますが、著しい人口の減少、そして高齢化。国立社会保障・人口問題研究所の推計によりますと、伊豆半島地域の人口は、2000年時点の28万6000人から2030年には19万7000人へと31.1%が減少するというふうに予測がされているわけであります。このような状況にありまして、伊豆半島の地域の住民の生活、あるいは産業発展を支える広域的な交流基盤づくりが急務であろうというふうに考えているわけでございます。
 そこで、伊豆半島地域の経済の活性化並びに長期的な見地に立った地域振興のあり方、政策、そういったことにつきまして、県はどのように取り組んでいかれるかお伺いしたいと思います。

○柴田地域政策室長
 伊豆半島地域の振興についてお答えいたします。
 まず、県の地域振興の考え方につきましては、総合計画の地域計画というところに伊豆半島地域につきまして目標像を掲げて、こういう地域だということで、その基盤であります観光業に着目して国際観光地の地域づくりというふうなことを進めるということと、地域資源を磨いて生活基盤を整備することにより住む人も訪れる人も快適な地域を目指すというような中で、基盤整備あるいは観光振興、そういったものについて施策に取り組んでいくということがまず挙げられます。
 それとあわせて、その地域の中でも南部のほうにつきましては、半島振興地域ということで指定をされておりまして、その中で、交通基盤の整備でありますとか、観光振興について施策を掲げて、具体的には半島振興対策協議会という全国組織がありますから、その中の一員として、国に対して事業の要望を行っているということで、県独自あるいは国事業の活用というようなことから、振興を図っていこうというふうにしております。

○石橋委員
 伊豆地域に住む皆さんは、今まで長い間、県の長期的なプロジェクトである空港ですね、空港が何しろオープンしなきゃしょうがないだろうということで、大きな投資をしてまいりましたので、長い間我慢に我慢を重ねてきたということも言えるんではないかと思います。そこに加えて、空港の開港の目安がついた段階で、今度は多目的産業展示施設ですね。こういったお話も出てくるというようなことになりますと、県下全体の均衡ある発展ということを考えますと、その投資が人口割あるいはスペース割の投資、均衡ある投資がなされているのかどうかということになりますと、非常に疑問視するわけでございます。
 県下が均衡ある発展をしてこそ、静岡県の発展があるわけでございまして、特定の地域の発展のためにあるわけではないわけでございます。そういったことを考えまして、私は、伊豆の復活こそやはり県土の均衡ある発展につながるんではなかろうかということでございまして、ぜひ、政治、行政の光をこれから伊豆に向けていただきたいと思うわけでございます。
 そういった面で、先ほどの答弁では非常に抽象的でございまして、観光振興とか何とかっていろいろ言われますけれども、実際の伊豆地域に住み、生活をしている人たちの実態は物すごい大変。建設にしても観光にしても、商店にしても、本当に大変です。
 ぜひ、そういったことを含みおきいただきまして、私は、長期的には皆さん方の知恵を出していただきまして、空港を持ってこいとは言いません、ただ500億円や1000億円ぐらいの投資を伊豆地域にしてもらいたい、1000億円ぐらいのね。それがやはり21世紀あるいは22世紀につながる私は投資だと思いますので、部長、よろしくお願いいたします。

○山村企画部長
 それこそ、今、次の総合計画を一生懸命準備しております。
 大変今、経済情勢が厳しいことはもう皆さんも十分御承知だし、我々もひしひしと感じております。一体来年度予算がどうなってしまうのか。それから、来年だけではなくてもう1年――21年度、22年度――これが相当厳しいのかなと。ただし、これがずっと続くとも思えないですね。もし続いてしまえば、静岡はおろか日本は沈没するんではないかなと。そうすると、必ずどこかで復興期が出てくる。今のお話ですと中長期ですので、我々も今の経済情勢というのは、きちっとそれは受けとめなければいけませんけれども、そればかりにおびえていたのでは何もできない。そうすると、やはり10年、15年先を見据えたことも考えなきゃいけない。それは、今これからつくろうとしている総合計画に、その中でどこまでその部分について書き込めるのか、その作業はしなきゃいけないと思っています。今、この場で伊豆地域になになにこれこれということは申し上げることはできませんけれども、県下先ほど申し上げました5地域、それぞれどうすべきであるのかというのは大きな我々の課題だと思っておりますし、恐らくそれを提示したときに各地域からいろいろな意見が出てくるものというように覚悟はしておりますけれども、そういう念頭のもとに次期総合計画というのは今、準備をしつつありますので、またそこでいろいろ御議論をいただきたいと思います。

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