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委員会会議録

質問文書

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平成28年11月地方創生推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野崎 正蔵 議員
質疑・質問日:11/25/2016
会派名:自民改革会議


○野崎委員
 農業のことじゃないんですが、先ほどのお話の中で、静岡県っていうのは食材にしても、何にしても、すごくたくさんいいものがありますよと、ただ、それをどういうふうに売っていくのか。その出口がうまく見えてないからだめなんですねっていう話なんだけど、本当に我々も今、悩んでいるのが、そこであって、静岡県はいろんないい素材はたくさんあるんだけど、雪も降らないし、年がら年中働けるし、暖かいしみたいなところがあるんだけど、どんどん人口が流出していっちゃうわけです。そうしたときに、素材から見て、例えばその農業じゃなくて、マーケティングとか、いろんな部分を見て、静岡県の売り方として、こんな視点というのは大事じゃないですかっていう、もしアドバイスがあれば、ちょっと教えていただきたいなと思います。

○西村やす子氏
 きょうもイタリアンレストランに行って、ことしとれたオイルのちょっと最適なディナーメニューを考えてもらったんですけど、どこのまちに行っても、その食材を食べられるレストランって、なんか行政がバックアップしてるんです。バックアップというは、要は観光資源の中に入ってるということです。大きな誰でも知ってるような飲食店は、ちょっと別として、さっきお伝えしました、山形に行くと、山形イタリアンとか、山形フレンチとか、何かその地域の食材を使って、和食ももちろんあるんですけど、その地域の食材を使ったレストランが、やっぱりすごく注目を浴びていて、今度はそこのレストランで使ってもらえるっていうことが、農家さんのステータスになってきて、このレストランで使っている、このシェフが使っているものは、通販で買おうというふうになったりしています。これは魚でも、肉でも、野菜でもそうなんですけど、最終的な出口をもっている。それは私たちみたいに、こういう加工品を売っていくような会社もそうなんですけど、出口の発信して、出口をできる人たちのところを、もうちょっと組織化して、静岡って食材がすごくありますよっていうのは、観光資源としてすごく大事です。つまり、よそいったら食べることしかみんな考えてないので、今みたいに客船が来て、清水に入って、何にもできないと、非常にもったいないなと思っています。食のことに対して、こういうことをいうと怒られるかもしれないんですけど、食に関係するいろんな協議会とか、団体とかっていうのは、たくさん静岡あるんですけど、多分、何かずれてるというのがあって、ドンピシャでニーズに応えられるような情報を出せるような協議会って、職人さんや、シェフもそうなんですけど、発信がなかなかできなかったりとかしています。何かそこの部分も変な話、コーディネーターじゃないですけど、必要なのかなと。アンテナショップなんか、最たるもので、物さえ並べとけば売れると思って、大失敗してる県ってたくさんあるじゃないですか。静岡県もアンテナショップやられると思うんですけど、やっぱりどうやってそれを発信して、買う人のニーズをちゃんと取り込んだレイアウトとかが大事です。うなぎパイでも並べとけば売れるわけじゃありません。うなぎパイも大事ですけどね。要は、東京に住んでる人は、静岡のものだから買うんじゃなくて、ものがいいから買うんです。そこを忘れて、静岡という名前をつけといて売るっていう手法じゃなくて、やっぱりセレクトショップ、つまり、大体セレクトショップって、いいものを集めてきて売るじゃないですか。あの感覚でアンテナショップっていうのをやってもらいたいなと思うんです。やっぱり、トータルで静岡の食をアピールする切り口って、いろんな切り口があって、それが多分、課がわかれてばらばらになっているだけであって、もう少しきちっとつなげて、全体として、何に重点を置いて発信していくのかっていうのをやられるといいなというふうに思っています。

○佐野委員長
 秋葉原にある静岡県のアンテナショップにも、ありとあらゆる静岡産のものが置いてありますが。

○相坂委員
 アンテナショップも、置いてるだけじゃないですか、買い取ってはくれなくて、何日か、幾つか売れないと、もう引き上げてるみたいな、結構厳しい条件になっていたと思うんです。

○西村やす子氏
 直営じゃなく、委託してるから、そうなっているんですね。なので、問屋さん通して売っていくという、この流通の仕組み使っているうちは、もう全然うまみが出てこないので、半分ぐらいの価格になっちゃうんです。だから、ほとんど誰もいい思いができなくって、コストがかかるんです。

○相坂委員
 出している方は、マージンも高くて、もうかってないみたいです。

○佐野委員長
 場所的な問題もありますかね。

○鈴木(澄)委員
 そこに入ってるお店の中でも、危機感を持って、土日にいって、直接自分がPRして売ってる方がいらっしゃるんです。その方は、やはり出ていると言ってました。同じ静岡県のアンテナショップといっても一くくりではなくて、思いのある人たちはやっぱり前に出ています。

○西村やす子氏
 そうです。やっぱり売っていく努力って、個人のレベルでやっぱりやらなきゃいけなくて、皆さん、場所を整えてもらって、そこで終わりなんです。そうじゃなくて、私たちも今度、AKOMEYA TOKYOという新宿と銀座にある食のセレクトショップがあって、そこにこの辺のものが採用されることになったんですけど、ちゃんと自分たちで行って、1日店に立って売りますから。なので、やっぱりそういう努力をしっかりしていくということが必要。アンテナショップをつくったら、それで終わりじゃなくて、生産者も加工業者も販売者も、みんなで何かつくっていくと。ものをつくって終わり、売ったら終わりじゃなくて、そこからがスタートなんですよっていうようなアンテナショップにしないと。大体の店はものを置いて終わってますよね。

○佐野委員長
 ありがとうございます。
 では、盛月委員。

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