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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年6月定例会くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 洋佑 議員
質疑・質問日:07/05/2011
会派名:自民改革会議


○鈴木(洋)委員
 まず、ニホンジカの質問を出していただいたものですから、関連質問をさせていただきます。
 わなの免許については私もちょっと考えていたんですけども、よくわかりましてありがとうございます。
 それから、簡単にということでございますので、簡単に先にまとまった質問をしちゃいますと、資料の39ページの一番下に、メスジカの捕獲規制の緩和等による捕獲圧の強化を図るということになっていますけども、まず、その具体的な内容についてお聞きしたいなと思っております。
 というのが、このごろニホンジカだけでなくて害獣といいますか、イノシシだとかほかのものも含めて非常に話題になります。伊豆半島だけじゃなくて、ここに県内全域を対象とした特定鳥獣保護管理計画というのが出ているのであえてお聞きするわけでありますけども、この間、伊豆の人たちに聞いたら、伊豆のシカは、普通なら食わないというようなヒメシャラまで食っていると。普通はヒメシャラをシカは食べないというんですね、腹が痛くなったり、気持ち悪くなったり、腹が下ったりするというんです。私もヒメシャラを食ったことがないもんですから、わかりませんが、どうなんでしょうね、そのぐらいえさがないと、こういうようなところまで追い込まれているのかなと思っています。それで私は浜松なので、西部の山奥の人に聞いてみたら、「伊豆のシカよりもおらのとこのシカのほうがずっとうまい」とそんな話もありまして、その話の延長線上で、実はこの間、飯田線のトンネルの中にシカが2匹入ってしまって、そこを飯田線が通過しようとしたけれども前に進めなくなり、普通はすぐ通り抜けられるのに2時間もかかってしまったということがあったそうです。そんなことがあるのかってちょっとびっくりしたんですけども、いずれにしてもこの保護管理目標もいいのか悪いのか、ちょっとわかりませんので、あえてお聞きするわけですけども、年間捕獲目標7,000頭、本当にできるんですかね。できるから書いた。いやすごいなと思っているんですけども、知事が前に言ったように、自衛隊に手伝ってもらって撃ってしまえというふうな意見が一時出たこともありましたけれども、実務的にどうやってやるのか、捕獲圧の強化を図っていくっていうことについて、具体的なことでちょっとお聞かせ願えればなと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 それから、もう1点だけ質問をさせていただきます。27ページに家・庭一体の住まいづくりの推進、これは新総合計画における位置づけということで出ています。本当にこういうことができれば理想的だなと思ってますし、私もそういううちに住みたいなと思いますし、静岡県民というよりも日本人、あまねく一切ですね、こういう希望をお持ちだと思うんですが、実際に本当にこんなことができるのかなという、ほのかな希望を持ちながらの質問をさせていただきます。
 まずは、5月27日に家・庭一体の住まいづくり推進協議会設立総会開催とありますけれども、このときはどんな内容であったのか。どんなことが議題になって、どんな方向づけがなされていったのか、これまず1点聞かせていただきます。

 それから次に、非常に説明資料がよくできてまして家・庭一体の住まいづくりの推進についての背景、それから方針が出てますけども、その方針の中で、定期借地権・定期借家権制度や未利用公有地などを有効に活用するとなってますけども、これはだれがどうやってやるんですか。行政のほうでイニシアチブをとってやっていただけるのか、先ほど全く様相は違いますけども、耕作放棄地についての農地法の問題なんかも話題に出てましたけれども、それと同じように、これなかなか大変じゃないかなとこんな思いがあるものですから、あえてお聞きいたします。それで静岡県民が、家・庭一体の住まいに住めるようなことになれば本当にうれしいなと、いいなとこういう思いがあって、あえて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。

○松下鳥獣捕獲管理室長
 ニホンジカの年間捕獲7,000頭の目標達成についてでありますが、今年度ふえ続ける伊豆地域のニホンジカの個体数調整のため、県が行う管理捕獲の年間捕獲目標を昨年度の2,000頭から2,800頭にふやしました。これは従来、銃による銃猟だけに頼っていたものから、今年度新たにわなの専任班の設置により、組織的かつ効率的なわな猟による管理捕獲を実施することで、増加した800頭を確実にとっていこうというものであります。具体的には、猟犬を使う銃猟を行うには気候的に厳しい夏季やハンターが狩猟に集中する狩猟期の平日にわな猟を行うもので、年間を通してそういった捕獲をすることで捕獲の強化を図っていこうというものであります。以上です。

○諏訪住まいづくり課長
 家・庭一体の住まいづくりについてお答えいたします。
 まず、5月27日に開催いたしました家・庭一体の住まいづくり推進協議会の内容でございますけれども、まず協議会の規約というものを提示いたしまして、御承認いただいたところでございます。当日の参加者は、住宅関係に携わっていらっしゃいます民間の事業者、あるいは建築関係の公益団体、それから行政関係、そういった皆様方で、組織でいいますと20社、参加者数でいいますと約40名の皆様に御参加いただきまして開催したところでございます。
 協議会の規約につきましては、家・庭一体の住まいづくりをどのように進めるかということについて、考え方を説明させていただきました。その中では、住宅産業の活性化とか、あるいは自然エネルギーの活用とか、県産材の活用、委員よりお話いただきました定期借地権・定期借家権、あるいは未利用公有地の活用、そういったものをどういった形で進めていくかというようなことなどについて御説明をさせていただいて、今後、皆様の御協力、お知恵を拝借しながら県内に広げていきたいということを協議したところでございます。
 それから、今後の進め方につきましては、大きくそれぞれ皆様の専門分野があるということで、今、お話に出ました定期借地権等の活用、あるいは未利用公有地の活用、自然エネルギーの活用等について、大きく4つの分科会に皆さん分かれていただきまして、今後の進め方について協議して打ち合わせしていただいたところでございます。
 それから、静岡市内の池田地区で、具体に民間の事業者の方が開発をいたしまして、自然に親しんだ住宅地というものを開発した事例がございまして、その事業者の方に事例紹介ということで御講演をいただいたというところでございます。

 それからもう1点、定期借地権・定期借家権、あるいは未利用公有地をどういった形で活用していくかということでございますけれども、まず、この協議会の御参加の皆様の中で、具体的に民間の事業として定期借地権等を活用した分譲をやっていらっしゃる御経験をお持ちの方、実際にそういう活動をされている方がいらっしゃいますので、それらの皆様の力をお借りして、どういう形で施策を進めていくかということについてこれから協議をしていくということで考えております。
 それからもう1点、未利用公有地の活用につきましては、現在、県の所有地であります掛川の教育委員会の研修施設の駐車場として活用しております土地を、教育委員会のほうと今協議をしておりまして、具体に家・庭一体の住まいづくりのモデル団地ということで整備をすることによって、現実の事例として広く県民の皆様に御紹介をして、それをもとに、あるいは市町等が未利用公有地を抱えておりますので、そういう一つの活用方策として提示をして広めていきたいということで考えております。以上でございます。

○鈴木(洋)委員
 ありがとうございます。
 ニホンジカのことですけれども、捕獲の管理目標ですね、なかなかこれは大変じゃないかなという思いが実はあります。このわな猟にしても鉄砲で撃つのにしても、猟友会の人たちの話を聞いてみても、もう年寄りが多くなっちゃってとても希望に沿えるような活動ができないというような話もよく聞きますし、わな猟にしても、結局最終的にわなにかかったシカなりイノシシの命を絶つときに、こん棒でぶったたいたりするよりも鉄砲でドンと撃っちゃうとか、そういうようなことも現実にやらなきゃいけないので、なかなかこれ大変なことですよっていう話をよく聞きます。ですから、ぜひそういう人たちの御苦労も考えていただきながら、方法としては県のほうでお考えになっていろんなこと、そういうタッチをしていられる方にやっているようですけども、自衛隊に撃たせりゃいいやっていうようなことじゃなくて、実情に則したようなことで実が上がるようなことをぜひとっていってもらいたいなと、そんな思いもありますのでよろしくお願いをいたします。

 それから、家・庭一体の住まいづくりの推進につきまして、御丁寧な答弁をいただきましたが、そういうことはやっていただいて当たり前のことなんですけども、私が言っているのは実際に民間がこういうことに踏み出していける体制づくりができないと、なかなかこうは進まないんじゃないかなという思いで、先ほど定期借地権や定期借家権とか未利用公有地の利用の仕方、これらをあえて言葉に出して言いました。これらをクリアするのになかなか大変じゃないかなという思いがあって申し上げました。ですから、どうせやるんならばぜひその辺にも手厚いことでやっていただければなとこんな思いです。
 それからもう1点、ここに資料で出てますけれども、掛川の総合教育センターのところを御紹介いただいておりますけども、これからのことなんでしょうけども、こういうようなことを静岡県全体で考えていただかなきゃいかんわけですね。ですからこれだけにとどまらないように、皆さん方の力の中で――力っていいますかね、やれる範囲の中で――どうせこういうことで推進するんだということでしたら早く、できるだけあまねく静岡県民にいきわたるような方法をお取りいただければなとこういう思いで質問をさせていただきました。よろしくお願いします。以上です。

○松下鳥獣捕獲管理室長
 申しわけありません。先ほどのニホンジカ対策について少し追加させていただきたいと思います。
 先ほどの捕獲数強化の具体的な内容なんですけれども、狩猟期間の延長とメスジカの捕獲枠の解除という形で実施していきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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